ハサミで切られた服、不安の中で胸がえぐられる思い [ママリ]

ハサミで切られた服、不安の中で胸がえぐられる思い

この漫画は、つきママ(@tsukimama34)さんのフォロワー・サチさんの次女ヒカリちゃんに起きた体験談を描いたものです。ヒカリちゃん(11か月)は、保育園に入園した数日後に突発性発疹による高熱で痙攣が起きました。サチさんはすぐに救急車を要請。母親と共に、ヒカリちゃんを搬送する救急車に乗り込みます。病院に到着後、ヒカリちゃんはすぐに処置室に運ばれました。しばらくするとサチさんは、看護師さんからヒカリちゃんが着ていた洋服を渡されたのですが…。『突発性発疹から急性脳症になりました』第19話をごらんください。※この漫画には病気の治療にまつわる描写が含まれますが、あくまで1人の体験談です。ご自身あるいはお子さんのケースではかかりつけ医の指示に従ってください

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病院に搬送されたヒカリちゃんは、すぐに処置室に運ばれます。サチさんは、看護師さんに痙攣が起きたときの状況を説明し、ヒカリちゃんの処置が終わるのを待っています。

するとそこへ、また看護師さんがやってきて、先ほどまでヒカリちゃんが着ていた洋服を渡されました。処置のためとはいえ、ハサミで切られた状態の洋服を渡されたサチさん。きっと、洋服を見るのもとてもつらかったでしょうね。

出典元:

いしいこどもクリニック「突発性発疹の原因・症状・治療」（https://www.ishii-kodomo-clinic.net/disease07#:~:text=合併症として、熱性けいれん,あるので注意が必要。，2023年6月26日最終閲覧）
キャップスクリニック「突発性発疹症について」（https://caps-clinic.jp/toppatsu-hosshin，2023年6月26日最終閲覧）
難病情報センター「痙攣重積型（二相性）急性脳症（指定難病１２９）」（https://www.nanbyou.or.jp/entry/4513，2023年6月26日最終閲覧）

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突発性発疹から急性脳症になりました

「大丈夫ではない可能性」を知っておこう

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このお話は、つきママさんのフォロワーさんの次女・ヒカリちゃんに起きたことをさかのぼる作品です。突発性発疹は乳幼児を育てるママの間では比較的よく知られ、話題にもなる病気ですね。

子どもによって経過は異なりますが「家庭で様子を見ていたら良くなった」「大したことはなかった」という体験談を耳にすることがあると思います。しかし、この作品に登場するヒカリちゃんの場合は、入院治療が必要になり、急性脳症との診断を受けます。さらに、退院後もケアが必要な状態が続きました。

つきママさんのフォロワーさんは、こうした「大丈夫ではなかった」という事例を知っておくことで、子どもに異変を感じた時の速やかな受診につながることを望んでいます。公益財団法人難病医学研究財団難病情報センターによると、子どもの感染症にともなう急性脳症の中でもっとも頻度が高い痙攣(けいれん)重積型(二相性)急性脳症の発症は、年間100〜200人、日本の小児に特有の病気であり、生後6か月から1歳代での発症が最多だといいます。

子どもの発熱は珍しいことではありませんが、まれにこうした症例が実際に起きています。「おかしい」と思ったらすぐに受診をすることが大切ですね。

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