「イクメンに、俺はなる!」そんな男性へ贈りたい、パパ向け育児本4選

イクメンというと格好良いパパのイメージがありますが、女性向けアプリ『ママリ』に掲載されるママのお悩みを見ると「うちのパパ、なかなか子供と向き合ってくれない」というようなような主旨がたくさん。けれど、子供とどう接するのが正解なのか分からない…これがパパの本音かもしれません。ここでは、男性の育児参加を前向きにさせてくれる「パパのための育児本」を4冊ご紹介いたします。男性向け育児本ってたくさんあるんですよ。

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「ママや子供の気持ちが分かったらなぁ…」というパパがほとんどです!

「イクメン」という言葉がすっかり定着してきました。厚生労働省では「イクメンプロジェクト」なるものが立ち上がり、男性の育児参加を啓蒙する活動も繰り広げられています。

企業でも、男性の育児休暇取得が奨励されるようになり、同期入社の仲間もそろそろ子育て世代に突入…となると、自分も子供と向き合ってみたい、育児参加しよう!と前向きに思うパパも増えてくるのではないでしょうか。

出典元:
  • 厚生労働省「育てる男が、家族を変える。社会が動く。イクメンプロジェクト」(https://ikumen-project.mhlw.go.jp,2017年7月31日最終閲覧)

パパも模索しているのです。

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もちろん、子供と絶対接したくない!と考えているパパは居ないと思います。

「ママが赤ちゃんを独占しているからさみしい」という甘えも見え隠れしているところですが、パパもできる限り慣れない育児に奮闘するママをサポートしたいと考えているのではないでしょうか。

でも、いざ手伝おうにも「どうして良いか分からない」「ママに指図されるとイラっとしてしまう」「ママに言われないと何もできない自分が悔しい」というように、パパ自身にいらだちを感じることもあるようです。

パパも、いろいろ模索しているのかもしれません。

本をプレゼントしてはいかがでしょうか?

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男の人って、女性からの指図には耳を貸さないことがあるけれど、本を読んで知り得たことに関しては喜んで知識を披露する傾向ってありませんか?

それに、話し言葉よりも、活字の方が思った以上にすんなり納得する傾向にあるのも男性ならではです。特に新書やビジネス本・ハウツー関連本が好きな男性はこの傾向にあるようですね。

本が好きなパパには、男性向けの育児本をプレゼントしてはいかがでしょうか。プレゼントとまでは行かなくとも、「こういう本見つけたんだけど?」と提案すれば、パパが自ら本屋へ出向いて購入するかもしれませんね。

「育児に参加したい」という気持ちは伝わってくるけれど、どのようなサポートをすれば良いのか分からなそうと感じる場合や、妊娠が分かった時、産後にはどのように接してほしいか伝えたい時にぴったりです。

パパ必見!男性のための育児本4選

ここからは、育児参加について知りたい男性にぜひ読んでほしい本を4冊ご紹介いたします。

子供にうとまれないおやじになりたい・育児休暇を取ってみようか悩んでいる・妊娠をきっかけに妻が恋愛モードを終了させてしまった!・妊娠中の妻をさりげなくサポートしたい…などと考えている男性におすすめです。

①仕事が忙しいパパが読みたい育児本

忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス

パパが子育てに関わるための大切なポイントを、マンガを入れて優しくアドバイスする本です。

「育児をしたいけれど、何をどうすれば良いか分からない」という疑問に答えるだけでなく、パパが積極的に子どもに関わることの重要性もこの本では取り上げています。
夫婦のコミュニケーションを円滑にするためのポイントなども具体的に解説しています。

二男が生まれてから、子育てや仕事のやり方、お互いの時間配分などで衝突することが増えてきて「このままだとまずい」と思って読んでみました。
 この本のありがたいところは、父親が無理なくある意味すぐ実行できる工夫や心の持ち方のみをとり上げてくれてるところです。他の男性育児本にたまに出てくるような、高尚な道徳論みたいなものは一切ありません。
読んでいて、パパの方の気が重くならないというか。これならできそう、というか。
 心の中でウンウンとうなづきながら、あっという間に読んでしまいました。
こういう本に関心を持つ男性は、本当は妻に対してもっと優しく接したいはず。 ※1
子育てに協力的ではあるのですが、仕事で忙しくてなかなか家にいない主人にと購入しました。
イラストも多く、具体的な例もあげられている点がとても読みやすかったようで届いてすぐに読み切って、自分の子育て法と比べ再確認していました。
子供の特徴に合わせたほめ方、叱り方が一番難しいところですが、とても参考になったようでその後何度か読みかえしていました。
主人は子供に対する接し方が密になり、より意欲的になった気がします。 ※2

この本では、パパにも分かりやすい言葉使いで子育てに悩むママの気持ちを代弁する構成になっています。ただ、一方的に「ママの気持ちを代弁」するばかりではなく、仕事と家庭とを行ったり来たりするパパの立場・状況の他、その時々の気持ちも率直に表現しています。

子育てハッピーシリーズの本は何冊か刊行されており、子供のやる気を引き出す言葉のレクチャーなども折り込まれています。ママの目線・ママの立場で書かれてきた既刊とは異なる「パパ視点」でのアプローチ本。不器用なパパでも少しずつ子供やママとの接し方を変えていけるかもしれません。

②『コウノドリ』モデルの医師が語る、嫁の心身をいたわるために必要なこと

嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本 (講談社+α新書)

大阪の周産期医療センターに勤める男性産科医が書いた本です。ドラマ化されたマンガ「コウノドリ」の主人公のモデルともなった医師で、軽妙な関西弁を織り交ぜながら書きすすめられています。

通り一辺倒で書かれる育児書とは一味違った妊娠期間のプロセスなども知ることができます。出産のリスクなど、ときには厳しさも交えてパパへ伝える一冊です。

女である私が読んでもすごく ためになりました。

筆者さんは赤ちゃんの絶対的な味方、そしてお母さんの味方、お父さんのぼちぼち味方、その他の親戚のことは知らん、てなスタンスに見えました。
『「お産は痛みがあってナンボ」という、ばあさんの根性論はガン無視してください』という文章は痛快でした。

居酒屋でお話を聞いているようなフランクな感じで、説教くさくありません。
「こんなん気にせんとき。でもこれは気を付けや」ということが時に科学的根拠のもと わかりやすく書かれています。

妊婦はいつも不安です。
忙しそうな主治医に質問するのがためらわれ、ネットで検索するも情報の氾濫に途方に暮れます。

こんな本がたくさんあったら、妊婦さんの心細さは減るように思います。
ダンナさんだけでなく、女性にも、その周囲の人々にも読んでほしいなと感じました。 ※3
妊娠9週目の妻がいます。雑誌やネットでいろいろな情報が取れますが、真相がわからず、本書を購入しました。
「何か妻の力になりたい」と思われる方は是非読んでみてはいかがでしょうか。
「男は所詮何もできない」という結論になりますが、妻と一緒に妊娠生活を歩んでいるように思うことができます。 ※4

「初めての妊娠・出産」系の本は教科書のごとくベーシックなことばかり。こちらは先輩ママの体験談や先輩イクメンの美談でもなく、本当に知りたい話題が凝縮されています。お医者さんに「大丈夫」と背中を押してもらえたらうれしいという方も多いはず。こういう方に読んでほしい一冊です。

パパも、どのように接するべきか本質が見えてくるはず。レビューにもあった通り「出産するのは女性、男は何もできない」という究極の結論が導かれるかもしれませんが、「俺にしかできない、自分なりの嫁のいたわり方」は編み出せるのではないでしょうか。

③嫁の変貌・「母の顔」に戸惑う夫へのマニュアル本

出産・育児ママのトリセツ 〜「子どもができて妻が別人になりました」というあなたへ

なぜ、妊婦や産後主婦はいつでもイライラしているの?妊娠したら優しかった妻が変わってしまった!と戸惑いを隠せない夫のための「トリセツ本」です。

パパが知りえなかったママのイライラの真相に迫り、パパがママに対してできることは何かを分かりやすく説いた一冊。

NHKの情報番組で紹介されていて知りました。私は二児の母(次女が4ヶ月)ですが、夫婦あるある満載で時には声をあげて笑えるほど楽しく読めました。まるで私の心の中を代弁してくれているようで、私だけじゃないんだとホッとできました。

長女を産んだ後色々あった義理親族に対する苦悩も、この本のおかげで笑い話として昇華できそうです。これからパパになる友人にはプレゼントしたい!
切実な願いとして、自治体が行う赤ちゃんへの絵本プレゼントと合わせて、パパに渡してほしい! ※5
産前&産後の妻のイライラをユーモアたっぷり科学的に解説されていて、自分の感情を客観的に見つめ直すのに役立ちました。

でも…この本を読もうとしてくれる夫って、それだけで、かなりマシな夫ですよね。
私が授乳中に、この本を読んでいるのを見た夫の一言。
『へー こういう本を読むことで、お前は自分のヒステリックな言動を正当化しようとしてるんだなー あっ、ごめんごめん』

この本を夫に読ませ、改心させるのは、相当ハードルが高いと言わざるを得ません…。でも、いい本です。 ※6

意味もなくイライラする、なぜか涙が止まらなくなる…。妊娠中のあるあるネタです。とはいえ、妊婦とてこの本で取り上げられているようにいつでもイライラ・ブチ切れているわけではないので、渡し方を考える必要があるかも、という印象を受けました。

ママ側も「改心させる」「パパの言動や行動が私をイラつかせるということを分かってもらう」というスタンスでは渡してはいけない本だと思います。パパが自発的に読んでほしい本ですね。

もし夫婦で読むのであれば、「私、そんなにイライラしてる?」と妊婦である自分の今の状況に気づき「まぁ、ごめん!少しで良いからフォローしてね」程度で、夫婦で笑い飛ばせるような読み方をすると楽しいですよ。

④現役皮膚科医が語る、育児休暇とベビーのスキンケア

男が育休を取ってわかったこと

男性皮膚科医が妻の出産に伴い育児休暇を取得したことをつづった本です。

男性が育児休暇を取ることの良い面・辛かった面を含めた手記を含め、赤ちゃんに多い皮膚トラブルを避けるためのスキンケアも皮膚科医の視点からまとめられています。

現在、生後2ヶ月の息子を育てるため育休中の妻です。
息子に乳児湿疹が出来、治してやりたかったので、本の帯にあった湿疹やアトピー、スキンケアという言葉に惹かれて購入しました。
うちの夫(40歳)は育休はとっていないものの母乳を出す以外のことはなんでも出来るいわゆるイクメンです。妻のおっぱいに嫉妬したり、育児グッズに悩んだら高いものを買うあたり、同じだな~と楽しく読みました。夫も読んで「面白いな!」と言っています。
個人的には夫を見ていると、別に育児能力に男女差ってあまりないように感じます。妻が里帰りしてしまうと、最初の大事な時期に育児を一緒にスタートできないので、自宅に戻ってから夫が経験値の低さから育児にしりごみしてしまうのが男性育児参加の低下を招いている一因でないでしょうか?
スキンケアは現在、息子に実践中です。手間もお金もかからないのでチャレンジしやすいけど、日本人の一般的な衛生感覚だと勇気がいるチャレンジでもあります。でも、自分で育休をした皮膚科医という実績を信用して続けてみたいと思います。現在3日目ですが、少し皮膚の状態はよいようです。
表紙やタイトルだけでは伝わりにくいですが、筆者の本来の執筆目的のとおり、アトピーや皮膚トラブルの赤ちゃんが減るきっかけになるといいですね!(うちの子も育児書や保健所の指導どおり、顔をガーゼ洗いしていた部分が湿疹になっちゃったんですよ!) ※7

育児休暇の取得が、国をあげて推奨されるようになりました。ただし、勤め人が育児休暇を取ることに関して、二の足を踏んでいる現状もあります。勇気を出して育休を取得した皮膚科医が直面した苦悩も赤裸々に描かれています。もちろん育児休暇を取得して良かったこともまとめられています。夫が妻と我が子に対して感じる「嫉妬心」も細やかに表現されているので夫婦で楽しめる読み物となるでしょう。

この本の命題である「育児休暇」にクローズアップした内容よりも「子供のスキンケア」に着目したレビューが多かったのが気になりました。でも、この本への取りかかりが「皮膚科医が語るスキンケア」だったとしても、育児休暇取得の記事に触れてもらうことができ「こういう考え方もある」と分かってもらえるだけでも大きな前進になると思います。

パパも成長中!温かく見守ってください

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もし、パパが男性向けの育児本を読んでいたら、ママの気持ちを理解するべく立ち上がった証拠。できるだけ温かく見守ってください。

そして「私の気持ちを悟ってほしい」という願いは、何もしないままだと間違いなく男性に届きません。本に気持ちを託して渡すことは避け、一緒に読んで「あるあるネタ」で笑い合い、「普段の私、こんなふうに見える?」と聞いてみるなど、夫婦間のコミュケーションを深めるツールとして役立て欲しいと思います。

ママも、少しずつパパに子供を預けてみてくださいね。そうすることで、どんどん父性が育ちパパとしての役割をしっかり担えるようになりますよ。

「育児本」「パパ」「イクメン」 についてもっと詳しく知る

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引用元一覧

出典元一覧

  • 厚生労働省「育てる男が、家族を変える。社会が動く。イクメンプロジェクト」(https://ikumen-project.mhlw.go.jp,2017年7月31日最終閲覧)

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