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監修:中原千晶

陣痛を逃がす体勢が見つからない…助産師がすすめる予習と実践方法

「できるだけ想定外を減らし、安心してお産にのぞむ」をテーマに、先輩ママの声による5つの例から、安産に向けた情報をお届けする特集。この記事では、陣痛中の体勢についてお伝えします。出産のとき、陣痛を逃がせる、あるいは分娩の段階が進むと感じる体勢には個人差があります。自分に合った向きやポーズでいることで、陣痛をやり過ごしやすくなり、体力と気力の消耗を防げるでしょう。助産師の中原千晶(なかはらちあき)さんの助言をもとに、よい体勢を見つけるヒントをお話しします。

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自分にとっての「よい体勢」が見つからなかった

陣痛と子宮口の開き方には深い関わりがあります。一般的な自然分娩の経過では、生理痛ほどの痛みから始まる陣痛がだんだんと強まり、間隔が短くなりながら、子宮口が徐々に開くとされています。つまり、赤ちゃんの誕生が近づくとともに陣痛が強まる、あるいは間隔が短くなることが多いのです。ただ、その陣痛はどこまで強まり、いつまで続くのかわからない中で、ひたすら耐え忍ぶのは容易ではありませんよね。

そこで、陣痛をうまくやり過ごすために気にしたいのは、痛みを逃がすときの体勢です。助産師の中原千晶さんは、分娩の段階が進むと感じられ、かつそれにともなう痛みを逃がしやすい「よい体勢」をとることが大切だといいます。しかし、よい体勢は人によって異なり、誰でもすぐに見つけられるわけではありません。

ママリにも、陣痛時の体勢に迷い、苦労したという声が投稿されています。

横になったり座ってると痛みを上手く逃がせないのか痛くて痛くて…。
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仰向けが痛み逃せなくて辛かったです(>_<)
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人によって感じ方が違うからこそ、事前に確かな知識を得るのは難しく、いざ陣痛がきてから悩むことが多いようです。

出典元:

陣痛を逃がしやすい体勢を見つけるためのアドバイス

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記事の監修

地域での育児相談業務中心に活動している助産師

中原千晶

福岡県北九州市出身の助産師、地元で看護師として4年間勤務し、夢だった助産師の資格を取得するために日本赤十字社助産師学校へ。卒業後、総合病院の助産師として、4年半勤務。その後、自身の出産を機に退職し、現在は、2人の子どもを育てながら、地域で働く助産師として、母子訪問員や企業内での育児相談員として働く。また、産後のママの悩みを聞き、孤独感を解消する為の育児相談室mom's room を企画・運営している。

「もっと助産師を身近に感じてほしい…」
「出産はゴールじゃない、スタートライン!」
「わからなくて、悩んで当たり前!」
「わからないなら、悩んでいるなら、わかる人に聞けばいい!」
そんな時に、気軽に話せる助産師がそばにいる事で、少し気持ちがラクになるといいな…と思っています。
育児で頑張ってるママたちが、笑顔を取り戻していただけるよう、やる気と元気を取り戻せるよう、お手伝いしていきたいです。

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出典元一覧

  • さめじまボンディングクリニック「出産の流れ・手順 分娩手順シミュレーション」(https://bonding-cl.jp/kamoku/sanka/sanka-sim01.html,2018年12月19日最終閲覧)
  • 大阪医療センター「お産の準備」(http://www.onh.go.jp/sanka/osan.html,2018年12月19日最終閲覧)
  • 主婦の友社(編)「はじめてママ&パパの妊娠・出産」167(主婦の友社,2014)
  • 海老原肇「はじめての妊娠と出産: 胎教CD付き」205(西東社,2005)

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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