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「児童虐待、他人事ではない」 70%のママが感じるその瞬間と葛藤

「児童虐待、他人事ではない」この言葉に、あなた自身は賛同しますか?それとも理解できないものだと感じますか。実は、この言葉に約70%のママが賛同するという調査結果を、妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」が2016年に発表しています。今回は、この調査に関する詳しい結果、またリアルなママがどのような気持ちで育児に奮闘しているかについて考えていきたいと思います。決して他人事ではないこの現実。一緒に考えていきましょう。

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70%のママが感じる「児童虐待、他人事ではない」 という現実

この衝撃的な結果を見て、実は私は意外と冷静でした。きっとそれは、私自身もこの70%のうちに入るから。実際に虐待をしたことはないですし、したいとも当然思いません。

しかし、他人事ではないという言葉には、考えさせられるものがあります。それは、子育てには思い通りにいかず、悩み、葛藤する瞬間が確かに存在する。この事実を知っているからです。

今回は、妊娠・出産・育児サイト「べビカム」が2016年に発表した調査結果について、2人の子供を育てるママとして感じること記事にしました。

最低な行為だけど他人事とは思えない

プレスリリース画像(許可取り不要)

このグラフからも分かる通り、児童虐待のニュースを見たり聞いたりした際、他人事ではないと感じたことがあるかについて、70%のママが「はい」と答えました。

虐待自体は確かに最低な行為だけど、やはり他人事とは思えない。自分も余裕がなくなり、ヒステリックになる(なりそうになる)こともある。無意識に虐待するかもしれないと思うと怖い。など様々なママのリアルな声も寄せられました。

女性向けサイト「ママリ」の中でも、実際に他人事ではないと感じるママの声が多く投稿されています。

育児に疲れると気分も落ち込み…

窓 雨 PIXTA

子育てに滅入る時ありませんか?
待望の赤ちゃんだったし、居なくなったら悲しすぎるし絶対に虐待はしないって言い切れるんですが、育児に疲れてたりすると気分も落ち込み、旦那に「虐待する人の気持ち分かるわー嫌になるのが積み重なるとそうなっちゃうんだろうなぁ~」って愚痴こぼしたら毎日旦那に心配されるようになりました(^◇^;)笑 でも人間って絶対悪の心はどこかにあってそれを理性で抑えられるか抑えられないかだと思うんですよね
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虐待する人がいるのは理解できてしまう

夜泣き PIXTA

虐待する気持ちはわからないけど、正直こんな風に寝る時間がほとんどなく、夜中にオムツ取り替えてばっかりいると虐待する人がいるのは理解できる。
何年も夫と話し合って、妊活頑張って、念願の授かった子でもこんなにイライラするのに、望まない相手の望まない子供だったり、裏切られた末の子育てだったりしたら、人それぞれいろんな胸の内があるだろう。

そりゃ人間だから、ご飯も食べたいし寝たい。それがなければイライラするのは当たり前のこと。
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ママの63%が「子供に当たってしまった経験がある」という現実

プレスリリース画像(許可取り済)

さまざまなママの思いの裏に、このような調査結果も出ています。育児でストレスを感じたとき、虐待ともいかなくても、子供に当たってしまった経験があるママは半数を上回りました。

私自身にも、思い当たる節があります。子育てと家事、仕事をする中で、なんで泣いているんだろう、どうすれば分かってくれるんだろう、こんなことでイライラしている私ってなんてダメなママなんだろう…。そして、相手の感情で物事を考えてあげられず、自分の感情だけを優先して怒ってしまうこともありました。

子供は素直で、何よりママが大好きだから、そんなときでも泣きながら「ごめんね。」と言うんですよね。そんな日は、子供の寝顔を見ながら、「ママの方こそごめんね。大好きだよ。」と自己嫌悪に陥ります。実際に手はあげないけれど、育児は決して美しくてきれいなものだけでは語れないということに、ママたちは時々押しつぶされそうになっています。

育児は笑顔のみではできない

泣く 女性 PIXTA

多少なりとも、皆、そういう妄想的なことはしたことがあるのではないでしょうか。。。

育児は笑顔のみでは出来ない。イライラして子供に対して少し声を荒げてしまったり。そんなときはよく、こーゆー感情が虐待に繋がるのかな、とか、考えてしまうことがあります。

テレビでそういうニュースをみて、もちろん実行に移しては絶対にいけないけど、その犯人である親の気持ちが少しだけわかってしまったり。。。
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悲しいニュースを見る度に、多くのママが心を痛め、今の自分の状況を冷静に考えながらこう思います。

紙一重。

虐待は、決して許されることではありません。しかし、虐待をしてしまったママの苦しみや葛藤は、多くのママの心に何かを語りかけているのではないでしょうか。

誰にも手伝ってもらえずに、1人追い込まれてしまっていたのではないか。ここからは、ママが悩んだとき、苦しいとき、何ができるかについて考えていきます。

明日は我が身。虐待は紙一重だと思うママに知って欲しい3つのこと

プレスリリース画像(許可取り不要)

プレスリリース画像(許可取り不要)

調査結果から見ても分かるように、半数以上のママが「好きなものを食べたり飲んだりする」ことでストレスを発散しています。また、睡眠に関しては、育児は眠りから遠ざかるということを知っているママだからこそ、多く選ばれたのではないでしょうか。

ただ、私が皆さんに注目して欲しいのは、「何が、児童虐待の原因になっていると感じるか」についての調査結果です。多くのママが回答している、「周囲に相談相手、頼れる存在がいない」という答え。

私は、この部分が一番ママを苦しめ、追い込んでいくのではないかと感じています。今回は、周囲に相談相手、頼れる存在がいないママに向けて、少しでも楽になれるよう、今の自分との向き合い方について提案します。

育児は大変で、ときに辛いもの

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まず、育児は大変で、ときにつらいこともあります。これは、どんなママでも同じです。出産した瞬間から何でも完璧に出来るママは世界中どこを探してもいません。赤ちゃんも0歳、ママも0歳から始まるんです。

完璧にやる必要もないし、こうであるべき、という正解もないのが子育てです。他のママ達の姿や、SNSの情報にまどわされることなく、まずは自分に言い聞かせて欲しいです。

育児というものは、そもそも大変で、ときに辛いもの。

自分の常識のハードルを少しだけ下げてあげることで、肩の力がすっと抜けたり、安心したりするものです。あなたは、今でも十分頑張っています。もう少しだけ自分に優しくしてあげましょう。

今この瞬間も、98万人のママが葛藤している

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自分の周りには、キラキラした、いつも笑顔のママばかり…この世で悩んでいるのは、もしかすると私だけなのかもしれない…そんなことを考えてしまっていませんか?

しかし、あなたの知らない世界で、同じような気持ちを抱いているママたちがたくさんいます。今あなたが悩んでいることは何ですか?子供が泣き止まない、何で泣いているのか分からない、食べてくれない、寝てくれない、言うことを聞いてくれない…。

それは、あなただけの悩みではなく多くのママたちの悩みでもあることを、どうか知っておいてください。

今の時間が「大切だった」と気付くときがくる

子供 うしろ姿 PIXTA

今のあなたの悩みは、とても深刻で、そして辛いですよね。しかし、いつか、今この瞬間がとても大切な時間だった。そう気づくときが、必ずやってきます。

赤ちゃんのおむつを替えることも、ミルクをあげることも、何かが出来るようになって飛び上がって喜ぶことも、ご飯を作って食べさせることも、汚れた洋服を何度も洗濯することも、何があっても無邪気に「ママ大好き」と言ってくれることも。

いつかあなたの赤ちゃんは、あなたの子供になり、あなたに大きくなった背中を向けて、巣立っていきます。そんなの分かっている。分かっているけれど、ただ、今この瞬間がつらいの…。そう感じるのも当然のことです。ただ、もし辛くなったら、二度と戻らない時間を生きている、無条件に愛してくれることの愛おしさについて、少しでも考えてみて下さい。

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本気で子育てをしているから思う、虐待は他人事ではない

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児童虐待は、どんな理由があろうと決して許されることではありません。しかし、ゼロから人を1人育てるのです。子育ては、失敗や後悔の連続。ママのことが大好きで、どんな状況であれママの手を無邪気に求めてくる子供の笑顔を見る度に、ママはさまざまなことを思います。

大切なのは、あなた自身の感情は決して悪ではないということ。そして決して1人ではないことを知ること。今日もどこかでママたちは葛藤しています。

あまりに気持ちが怒りばかりになってしまう、いっぱいいっぱいでどうしようもない…そう感じたら1人で抱え込まずに行政や地域のサポートなどを調べて連絡してみましょう。ママが1人で抱えていることが理由かもしれません。

いつか、少し大きくなった子供の背中を見つめるあなた自身が、どうか優しい笑みを浮かべていますように。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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