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「つらい期間を経て夫婦の絆が深まりました」妊活経験者だからこそ感じた気持ち

【この記事は約15分で読めます】妊活に励む女性の中には、なかなか思うようにいかないことに悩み、簡単に妊娠する人もいるのになぜ自分だけ…と心を痛めている方もいるかと思います。妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ・ママリには妊活で悩む方の質問もたくさん寄せられます。経験者や当事者の方から寄せられるメッセージがあたたかく、そして多くの大切なことを気づかせてくれるものでした。今妊活で悩む方に、励ましのメッセージをお届けしたいと思います。

PIXTA

妊活が自分自身にもたらすもの

「赤ちゃんが欲しい」と思い悩む女性は少なくないと思います。最近では「妊活」という言葉も主流になり、妊活のために仕事をセーブする女性も増えてきていますよね。筆者自身も妊活の経験者です。

妊活に励んでいた当時は、周りの妊娠報告を聞いては落ち込み、毎月のリセットのたびに心が折れて、苦しい日々でした。赤ちゃんを授かる日を夢見て、サプリメントや基礎体温測定、排卵検査薬からジンクスまで自分でできることはいろいろと試してきたつもりです。自分なりに頑張っていても授からない毎日に、「なんで?」と日々疑問を感じていました。

私にとって妊活は、日々の目標でもあり自分と向き合う時間でもあったように感じています。女性であることを実感しながらも、母になることは認められていないような、なんとも言えない時間でした。しかし、その時間は自分が人生に目標を持ち頑張っていた大切な時間であり、マイナスだったとは感じていません。

妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ・ママリに、妊活に励む女性からこのような投稿がされました。

約1年半妊活し、不妊治療もして、お金と労力をかけ、羨ましいとか悔しいとか虚しいとか色んな辛い思いした。
でも、妊活するために結婚したわけじゃないし、なにより夫と2人の時間が幸せ。
何度もリセットして、何度も泣いて、言い方悪いけど周りに先越されて…なんで私は?!と思うけど…日に日に主人の存在が愛おしくなる。あぁ、本当にこの人と結婚してよかった。
むしろ、こんな気持ちになれたし、すぐ妊娠しなくてよかったのかも。
妊婦さんを見ても平気になったし、芸能人の妊娠報告も、へぇ〜。さすが、ちゃんも体調管理してる人は違うんだなぁ〜って感じ。
と、ここに書いて半分自分に言い聞かせてます😂
本当はキリンのように首を長〜〜〜くして赤ちゃんを待ってます…
やれることやらないといけないけど、生理中なのでお酒飲んで気晴らし中です🍷
質問じゃなくてすみません🤦🏻‍♀️
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確かに、みなさんがご主人と結婚された理由は妊活のためではないですよね。大好きな人と共に過ごしたいと思ったから結婚し、その先に「この人との子供が欲しい」と感じたと思います。筆者はこの投稿を見たとき、視点を変えてみると妊活はご主人への愛そのものなのだな、と感じました。

こちらの投稿者さんは、妊活の期間があったからこそ夫婦の存在を強く感じる機会になったでしょうし、周りの妊娠報告もその人の生活習慣に目を向け、見習う良い機会になったかもしれません。

「早く赤ちゃんに会いたい」と悩んでいる時期にはなかなか自分の気持ちと向き合うことが難しいですが、そんな自分の姿を客観的に見ると妊活がプラスになっていることに気づくのではないでしょうか。

妊活経験者の声

仲間 PIXTA

この投稿を見た妊活経験者の方から、多くの反響がありました。共感の声はもちろん、ご自身の妊活を振り返り自分と向き合うことのできた方がたくさんいらっしゃったように思います。同じように悩む方の声だからこそ、素直に心にへ響くものがありますよね。

たくさん寄せられた意見の中から、新たな発見につながることや、筆者自身が共感したこと、印象的だと思った声などをいくつか紹介します。

すぐに授からなくて良かった。妊活は大きな経験になりました

夫婦 PIXTA

たくさん泣いて、焦って、不安になって、イライラもしたし、お金もかけた。
でも、いつもとなりに旦那がいてくれた。
なかなか授からなくて悲しい気持ちは一緒のはずなのに、旦那はいつも優しい声と笑顔でわたしを励ましてくれた。

わたしも、今思えば簡単に授からなくて良かったと思ってます。妊娠することの奇跡や喜びを充分にわかることが出来たから。なかなか授からない方への配慮も自分なりに学べた。もし、簡単に授かってたら、まだ出来ないの?とか、簡単に言っちゃってたかもしれない。そんな心無い言葉を言う自分にならなくて良かった。

妊活して、授かることが出来て、いままでのこの時間は人生の大きな大きな経験になりました。
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妊活中、不安定な感情になる女性も多いと思います。そんなときに一番の味方でいてくれるのは、やはりパートナーの存在ですよね。共に悩み、共に苦しみ、いつも隣でお互いの姿を見ているからこそ、お互いの存在は支えや励みになるのだと思います。

簡単にかなう目標ならば、その喜びや価値を心の底からは実感できないでしょうし、共に頑張ってきたパートナーへの感謝の気持ちや、喜びを分かち合う気持ちは薄れてしまったのではないかなと感じました。そして何より自分が経験したこと、苦しんだことだからこそ、他人の痛みがわかるようになりますよね。

人の心に寄り添うことのできるあたたかさを得られ、筆者も妊活は大切な期間なのだと実感できました。

気持ちの問題が大切なんだと実感しました

笑顔 PIXTA

私も焦ったり、妬んだり、落ち込んだりしてました。
旦那さんと毎月ケンカしてました…

今回妊娠した時は、ちょうどお盆で実家に帰ってる日が排卵日だったので、今回はパスかな〜と思っていたのですが授かりました。

焦りや妬みとか、ものすごく負のパワーを使うし、そう言う気持ちを持ってる人の所に赤ちゃんが喜んで来てくれる訳がない!と、最初は無理矢理でしたが子連れを見ては微笑んだり、友人の赤ちゃんに積極的に会いに行ったりしてました。「私も近々授かるぞー!あやかるぞー!」って前向きに前向きにしてました。藁をもすがる…と言う気持ちで虫を殺生しないとか、ひっくり返って苦しそうな黄金虫を助けてみたり…(笑)
身体の問題もあると思いますが、今回妊娠してみて、気持ちの問題ってとても大事なんだと思いました。
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先ほど紹介した方のように妊活中は、パートナーへの愛情を深く感じるときもあれば、目標に対する温度差や結果に結びつかないいら立ちから、パートナーとけんかをしてしまいやすいときもあります。夫に当たってしまった、けんかばかりしていたと、当時を振り返る声がいくつも聞かれました。

妊活中は、焦りやねたみ、いら立ちなど、とにかく負の感情を抱きやすいと筆者自身も当時経験しました。しかし「病は気から」という言葉があるように、気持ちというのは状況を左右しやすいように感じます。

ネガティブな気持ち、マイナスな感情というのは非常に疲れますよね。そんなときこちらの回答者さんのように、子供に対して明るく振るまったり、あらゆる生き物に優しい感情で接したりすることで、心も安らかになりますし、自分の望む人柄、母親像に結びつくような気がします。

「笑う門には福来る」で、その先に穏やかな気持ちで赤ちゃんを迎えられたら素敵ですよね。

夫婦2人の時間は、かけがえのない大切な時間

夫婦 PIXTA

私は2年間妊活をし、息子を授かりました。

読んでいて忘れていたことを思い出した気がします。
子供が生まれて七ヶ月。
旦那に毎日イライラして、きつく当たり、なんでやってくれないの?なんで気づいてくれないの?って毎日毎日思ってました。離婚も考えていました。
だけど妊娠しなかった時、二人の時間は本当に幸せで大切でこの人が一番で、、、
子供ができなかったとしても一生一緒にいるからって家を建ててくれた旦那の事思い出しました。
今では毎日バイクに二人乗りしておうち建てる土地を探したり、走る旦那にチャリでついていったり、二人で晩酌したり、深夜までカラオケしたり、そんな思い出が遠く感じ、寂しくもあります。
今年で旦那とは高校生から付き合ってちょうど10年になります。
子供は大切だし、愛していますが、それでも二人の時間が欲しいなと感じる時はあります。

あの時の事思い出して、あの時のようにまた仲良しに戻れるように頑張ります。大切な事思い出させてくれてありがとうございます。

どうか、可愛い赤ちゃんが来てくれますように。
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こちらは投稿を通して当時を振り返り、大切なことを思い出したという先輩ママの声。子供が生まれると、つい女性は育児優先になってしまい、忙しい毎日や夫の言動にいらいらしたり不満を抱えたりしてしまいやすくなります。自分が望んだことなのに、その未来はよいことばかりとは限りません。

パートナーに優しくなれないとき、夫婦2人で楽しんだ思い出を振り返ると、出会ったころや妊活に励み始めたころの純粋な気持ちを思い出すことができるのではないでしょうか。子供がいなくても愛する人と過ごす時間というのはかけがえのないひとときですよね。妊活に励む夫婦2人だけの時間というのは、子供が生まれてからはなかなか取り戻すことができません。

早くに妊娠された方は、子供が巣立ってから夫婦で楽しめる時間も早く訪れます。その時間が早く来るか遅く来るかの違いなので、せっかく今夫婦で過ごす時間があるのならば、今しかできないことを2人で思う存分楽しめると良いですね。

この経験をしたからこそ、何があっても2人で頑張れる

夫婦 PIXTA

私は3年できませんでした。
しかも22歳という若さで結婚したのでまわりからは子供は?すぐ作らないの?やることやってる?と…
デキ婚してった年上の方もいましたし、できちゃった〜どうしよう〜とかいってる人もおろすしかない私さんにあげたいくらいって人も…そういう人は平気でいってくるんですよね。

子宮外をしたので妊活開始すぐ不妊治療をし、先生からも若いから大丈夫と散々言われました。でも毎月リセット何度泣いて何度旦那に愚痴って当たって喧嘩したかわかりません。なんで私なの?まわりは簡単に妊娠して体にも気を使ってないのに!とか健康な女性と結婚してくださいと離婚届まで書きました。
でもその度に旦那は子供のために結婚したんじゃない、私と夫婦になりたかったから結婚した。2人でも十分楽しいと言ってくれました。主さんのように本当にこの人と結婚してよかったと思いました。その考えまで時間かかりましたが笑

その言葉に2人での時間をもっと楽しもう、季節ごとのイベントやいっぱい旅行も行こうとしてた頃授かりました。
本当に2人だけの時間は貴重です。そんなことがあったからこそ子供がいても何があっても2人で乗り越えようと頑張れます。主さんもお空にいるであろう子にそんな楽しそうな2人のところに来たいと思わせるくらい今を楽しんでください。
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妊活中は、周りからのデリカシーのない発言に何度も傷つくことがあります。しかし周りがどう言おうが、頑張っているのは自分たち自身。何度も夫婦でぶつかり合い、寄り添い合い、周りの人には理解できないほどの努力をしています。

夫婦で向き合い続けた時間は、きっと他のご夫婦に負けないぐらいの絆を生み、価値を持ち、だからこそお互いの存在を大切に感じられるのだと思います。同じ目標に向かって走り続けたことは夫婦の力となって、子供を授かり育てる中でも自信につながるのではないでしょうか。

つらい時間を過ごしてきたからこそ、子供を授かることの尊さを感じることもあるかと思います。この経験を夫婦で乗り越えた先には、どんなことがあっても乗り越えられる、子供を生んでからもこの子のためにもっと頑張ろう、そう思えるのでないでしょうか。

初めて知ることがたくさんあった

感謝 PIXTA

不妊治療を経験して、初めてわかることがたくさんありました。ここでは書けないほど真っ黒けな自分の存在や、パートナーの大切さ、頑張っても報われないことがあること、等々…頭でわかっていたことでも、実際に経験したから優しくなれたり、色んなことの有り難みがわかったような気がします。

主さんがご主人に対してそう思えること、本当に素敵です✨そんなお二人のもとに、1日も早く天使が来ますように…陰ながら応援しております。
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不妊に悩み妊活をしていた筆者自身、こちらの方が「初めてわかった」ということ、全てに共感できました。自分がこんなにもネガティブな感情を持っていることには気づきたくありませんでしたが、パートナーの大切さや自分が努力してもそれが報われないこともあるという不条理さ、命を授かること・今自分が存在していること・あらゆることのありがたみを実感できました。

このように筆者自身、豊かな感情を持つことができたのは妊活をしたからこそだと思っています。子供を授かることができた今は、世の中に頑張っても報われないことはあっても、妊娠に関わらず諦めないでいれば努力はなにかの形で報われることも妊活を通してわかりました。

私が第2子を授かるまでの妊活体験

妊活 PIXTA

筆者自身も妊活の経験者であるとお伝えしましたが、私は2度の妊活を経験しました。一人目を授かるまでは結婚から2年以上のときを費やし、出産後2人目を授かるまでには3年以上を費やしました。正確には、一人目と二人目の間に妊娠中期の死産を経験しています。

現在待望の第2子を妊娠中ですが、私の妊活の中ではこの死産からまた新たな命を授かるまでの期間が一番苦しい時間となりました。

妊娠して気づいたこと:コウノトリにはタイミングがある

糸 PIXTA

私は結婚年齢が早かったので、若いということもあり働きながら自然に授かることができたらよいなという軽い気持ちで過ごしていました。しかし、定期的な夫婦生活を持ちながらも2年経っても授からないことに焦りを感じていました。

当時、妊活に関する知識は薄いながらも、基礎体温を測り、毎月コウノトリが訪れるのを待ち望んでいました。妊娠検査薬を何本無駄にしたかわかりません。

私たち夫婦は、夫婦の関係を巡り離婚話も出たほど夫婦仲がこじれたこともありましたが、あるときついに待ち望んだ赤ちゃんが来てくれました。そのときを思い返すと、お互いに自分にとってパートナーが大切であると実感し絆が深まった時期だったのです。やはり、妊活に励む中で一番大切なことは夫婦の絆なのだと感じました。

心が軽くなったとき。第2子もまたタイミング

リラックス PIXTA

無事に第1子を出産し、再度妊娠しましたが残念ながらその子は妊娠中期で亡くなってしまいました。その後は、また我が子を授かる日を夢見て、サプリメントや基礎体温、排卵検査薬やおりものチェックなど、自分でできるさまざまなことを実施して妊活に励む日々。

しかし我が家では赤ちゃんを亡くしたことで、夫婦間で子供を持つことを話題にするのがなんとなくできなくなっていました。私の妊活は夫と話し合うことができず、長い長い個人戦になっていたのです。

その間も、周囲からは「二人目は?」「兄弟が欲しいよね」などと声をかけられることがしばしば。つらい経験の後、子供が欲しい気持ちは人一倍あったと思いますが、結果へ結びつかずに周囲の声にも毎月のリセットにも傷つくばかりでした。

一人で妊活に励む私を支えてくれたのは、同じように妊活中の友人の存在。不妊クリニックに通う友人のすすめもあり、やっと治療に踏み出す勇気が出ました。当初夫とは話し合えないままでしたが、話を聞いてくれて励ましあえる友人の存在と、専門家の力に頼っている安心感が私の心を軽くしてくれました。

赤ちゃんを亡くしてから2年、うまくいかない日々に疲れていたころ、思い切って夫に子供を授かりたい気持ちをぶつけてみると、思いがけず「早く話してくれれば」と理解してくれました。今まで刺さっていたトゲのようなものが抜けたようで、夫婦はぶつかってみてなんぼなのだと実感したできごとです。

そしてほどなく、現在の妊娠が判明。検査薬陽性の線を見たときの驚きと喜びはもちろんのこと、報告時の夫の「良かったね~」の言葉がうれしくてたまりませんでした。

また夫婦が向き合ったときに来てくれた。気持ちが穏やかなときに来てくれた。赤ちゃんには来たい!と思うタイミングがあるのかもしれません。

それと同時に、妊活は一人で頑張るものではなく、パートナーや同じ目標を持つ友人など心の支えが重要だと感じました。

今、子育てをしていて思うこと

家族 PIXTA

私は妊活を通して子供を授かることができ、今では一人を育てながら、おなかに宿った命の成長に期待を膨らませることができています。子育てをしながら日々思うのは、妊娠・出産は奇跡だということ。今、自分の子供の成長を見つめていられるのは、とても幸せなことだということ。

私は長い妊活期間を経て、自分と向き合い夫婦で向き合うことの大切さがわかりました。私の妊活期間は、私たち夫婦がお互いを尊重し親になるために必要な期間だったのだと思います。いわば子供を生み育てる環境づくりの準備期間だったのだと。

我が子と過ごす日々は大変なことも多く、思い描いていたような楽しいことばかりではありません。子供のいない夫婦2人だけのころの自由さが懐かしく、旅行に行ったり、友人と夜遅くまでお酒を飲んだりという時間を取り戻したいとも思います。しかし、愛するパートナーだけでなく愛する家族が増えたことは本当に幸せで、諦めずに妊活へ励んできて良かったと心から感じているのも事実です。

妊活の期間は苦しいこともありますが、自分の時間を楽しみ、夫婦の絆を深め、人として成長するための大切な時間だと思います。今はつらい気持ちで過ごしている方も、きっと自分にとっては必要な期間なのだと考えてみると、少し気持ちが楽になるのではないかなと思います。

理解されにくい悩みだからこそ、理解者との時間を大切に

夫婦 PIXTA

妊活で悩んでいるみなさんの中には、つらい気持ちをなかなか周りへ言い出せずに苦しんでいる方もいるかもしれません。デリケートな話題だからこそ、あまり理解してもらえなかったり、話せる相手がいなかったりしますよね。そんなときには、一番身近なパートナーと向き合うことが大切だと思います。

お互いがぶつかり合うことで初めてわかることもありますし、絆が深まり、気持ちを話せる相手がいることで随分と心が軽くなりますよ。また、同じ目標を持つ妊活経験者と話す場や考えを見聞きする機会があれば、共感したり、学んだりできることが多くあります。

今回ご紹介した質問や回答には、妊活のネガティブな感情や経験を通して前向きになれたという経験者の方や当事者の方ばかりでした。妊活は経験してみないとそのつらさが分かりませんが、経験したからこそ豊かになれる面もあると思います。

今悩んでいる時間。その時間をマイナスにとらえて過ごすかプラスにとらえて過ごすかはあなた次第です。悲しかったり、羨ましかったり、悔しかったりという負の感情もあれば、パートナーに対する愛情や感謝の気持ち、周りの人への優しさや思いやり、好きなことができる開放感などのプラスの感情も見いだせます。

妊活を経験しなかったら、筆者はこんなにたくさんのことに気づくことはなかったかもしれません。マイナス面にとらわれすぎず、与えられた準備期間を有意義なものにできると良いですね。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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