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母の表情が変わった、同級生の宗教に関する質問。幼心に悟ったこと|10歳だった

この漫画はさき(@sa.ki.ro.ku)さんが小学生の時に経験した、忘れることのできない「初恋」のお話です。自作のギャグ漫画を通して両思いとなったサクちゃんと前橋君。秘密の「交換ノート」をすることで、気持ちを通わせていました。ある日の放課後、公園にいたサクちゃんのもとに、前橋君とお母さんが現れます。そして、おびえた様子の前橋君に「交換ノート」を返されたサクちゃん。中身には、「宗教」を表すカードと、お別れを意味する内容が書かれていました。『10歳だった』第10話をごらんください。

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当時、小学生だったサクちゃんにとって、宗教について理解することは難しいことでした。また、その宗教を信じることで好きな人と関われないという現実は、簡単に受け入れられるものではありません。

「受け入れるしかない」という、諦めにも似た気持ちを抱いたサクちゃん。受け入れられなくても、どうすることもできない無力感を覚えたことでしょう。

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【全話読める】
10歳だった

親の思想が子どもの不自由とならないために

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10歳の小学生のサクちゃんと前橋君は、漫画を通して交流したことで恋心が芽生え両思いとなりました。しかし、前橋君のお母さんの信仰のもと、2人の交流も初恋も打ち砕かれることに。

親が何を信じるかは自由だと思います。しかし、親が信じるものを家庭の教育として子どもに強要することは、時として子どもの人権や自由を侵害してしまうことも…。

もちろん子どもの身を案じ、子どもの交友関係に親が介入しなければならない場合もあると思います。ですが、子ども同士にも立派な人間関係と社会が存在します。それを親の思想や価値観で一方的に崩すことは、親や社会に対して不信感を抱くきっかけとなることもあるでしょう。

この漫画を通して、信仰だけでなく、親が子どもに「教育」と称して、考え方を押し付けたり支配したりしていないか考え直すことが大切だと感じました。幼い子にとって、親の存在や発言は、大人が思う以上に絶対的な「正義」として子どもに強い影響を与えると思います。

親がもつ影響力が子どもの負担や不自由につながることは、とても不本意なことです。親は子どもがさまざまな知識を持ち、自ら選択して決められるように導く存在でありたいですね。

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