生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔と回数
生後1ヶ月の赤ちゃんたちは、ぐんぐん成長している最中ですね。母乳の場合は回数に制限はないので、自信をもって1日10~20回でも赤ちゃんが泣いたら母乳を与えましょう。
入院中に母乳の出が悪かったり、乳首の形によって授乳しにくかった場合でも、助産師さんや医師に「母乳で大丈夫」とアドバイスされた場合には、まずは頻回授乳をしてみましょう。
排尿が1日に5~6回以上の場合は。母乳不足の心配はないと言われています。
母乳を飲ませ終わった後に泣いてしまうと「母乳が足りないのでは?」と考えてしまいがち。しかし、必ずしも足りていないとは限りません。単にママやおっぱいが大好きで離れたくないだけかもしれませんね。
しかし、1回の授乳に30分以上かかる場合や、続けて1時間も寝ない場合には母乳不足も考えられます。産婦人科に相談してみましょう。
- 府中医院「小児科 1ヶ月健診でお母さんから多い質問」府中医院(https://www.seichokai.or.jp/fuchu/dept/page.php?ct=MQ==&sc=Ng==&no=MTU2)
- 山本産婦人科「育児中の出来事 生まれてから1ヶ月頃までの赤ちゃんの様子」山本産婦人科(http://www.yc-tsu.jp/dekigoto/ikuji/ikuji.html)
混合・完全ミルクの場合
粉ミルクはパッケージに記載されている調乳量や方法を守りましょう。
1日に与えるミルク量は、赤ちゃんによって個人差がありますが、生後半月~1ヶ月の場合は80~120mlを1日7回、生後1ヶ月~2ヶ月の場合には120~160mlを1日6回が目安です。これは明治のミルク「ほほえみ」のホームページに記載されている目安量です。
- 明治「おいしいミルクの作り方」ほほえみクラブ(http://www.meiji-hohoemi.com/info/catalog/makemilk2005.html)
- 和光堂「粉ミルクの作り方」WAKODOはいはい(http://www.wakodo.co.jp/product/milk/howtomake/)
生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔と回数
生後2ヶ月頃の赤ちゃんは、おっぱいを飲むのが大好き。とにかく疲れるまで母乳を飲み続けてしまう子もいます。
母乳はミルクに比べて消化が良いことから、1時間半から2時間くらいで消化され、胃の中は空になります。母乳で育てている赤ちゃんの場合は、ミルクの場合に比べて授乳の回数は多めになるのです。目安としては1日に12回前後です。
また、母乳の分泌量は1日の中でも変化し、よく出る時間帯とあまり出ない時間帯があります。そのため、授乳の間隔が安定しなくてもそれほど心配する必要はありません。
- 秋山こどもクリニック「赤ちゃんの授乳(欲しがるときに欲しがるだけ)」秋山こどもクリニック(http://www.akcl.jp/colum/co5cat2.html)
- くわはらこどもクリニック「生後3ヶ月を境に授乳パターンは変化します」くわはらこどもクリニック(http://yuiku-clinic.com/kuwahara/archives/233)
混合・完全ミルクの場合
粉ミルクはパッケージに記載されている調乳量や方法を守りましょう。
1日に与えるミルク量は、赤ちゃんによって個人差がありますが、生後2ヶ月~3ヶ月の場合は120ml~160mlを1日6回が目安です。これは明治のミルク「ほほえみ」のホームページに記載されている目安量です。
- 明治「おいしいミルクの作り方」ほほえみクラブ(http://www.meiji-hohoemi.com/info/catalog/makemilk2005.html)
- 和光堂「粉ミルクの作り方」WAKODOはいはい(http://www.wakodo.co.jp/product/milk/howtomake/)
生後3ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔と回数
生後3ヶ月頃になると、生後2か月のときに比べ疲れなくても満腹になれば飲むことをやめる場面がでてきます。満腹を認識できるようになるのです。しかし、「遊び飲み」をするようになり、急に飲む量が減ったと心配になることもあるかもしれません。
生後2ヶ月頃赤ちゃんがとてもムチムチしていることがあります。しかし、太っていることを心配して哺乳量を制限する必要はなく、これから動きが活発になり、満腹で飲むのをやめられるようになるとだんだんとスリムになっていきます。
授乳回数や間隔がまちまちになる場合もありますが、30分~40分授乳が終えられない、元気がないなどの様子がなければ母乳不足を心配する必要はないでしょう。この頃の赤ちゃんは1ヶ月に1kg程度体重増加するのが目安とされています。気になる場合には医師に相談をしましょう。
- 秋山こどもクリニック「赤ちゃんの授乳(欲しがるときに欲しがるだけ)」秋山こどもクリニック(http://www.akcl.jp/colum/co5cat2.html)
- 片山こどもクリニック「育児相談Q&A(Q2)」片山こどもクリニック(http://www.medicos.jp/1-kosodate/qa.html#q2)
混合・完全ミルクの場合
粉ミルクはパッケージに記載されている調乳量や方法を守りましょう。
1日に与えるミルク量は、赤ちゃんによって個人差がありますが、生後3ヶ月~4ヶ月の場合は200mlを1日5回が目安です。これは明治のミルク「ほほえみ」のホームページに記載されている目安量です。
- 明治「おいしいミルクの作り方」ほほえみクラブ(http://www.meiji-hohoemi.com/info/catalog/makemilk2005.html)
- 和光堂「粉ミルクの作り方」WAKODOはいはい(http://www.wakodo.co.jp/product/milk/howtomake/)
母乳でもミルクでも、授乳時間をたのしんで
育児書のように、毎日決まった通り授乳するのは難しいことです。赤ちゃんは1人1人性格が違いますし、ママの母乳分泌も1日の中で変化しています。
ミルクは赤ちゃんの飲んだ量が把握できることや、授乳を誰かに代わってもらえることなど、メリットもたくさんあります。夜中の授乳に疲れたときはパパと交代して休むなど、上手に活用してください。
赤ちゃんは、ママの笑った顔が大好きです。母乳でもミルクでも、赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら、授乳時間を楽しみましょう。