最近増えているママを狙うマルチ商法勧誘!あなた自身の見極めが大切

マルチ商法ネットワークビジネスという言葉を知っていますか?ある商品を個人で販売する販売者として会員登録し、商品を宣伝しながら会員を集めることで自分に利益が得られるビジネスの事です。昭和の時代に流行したものですが、近年またさまざまな形で存在するようになりました。ママを狙った勧誘の相談も多いのです…。

絶対儲かるは有り得ない!ママを狙ったマルチ商法勧誘に要注意

子供を授かると何かとお金がかかりますよね。

子育てはとってもやりがいがあり、楽しい側面もたくさんありますが、お金の件では頭を抱えている…というママもいるのではないでしょうか。

実際に筆者も家計は火の車です…。

しかし、みなさん気をつけてください。こうしたママたちの悩みにつけこむ勧誘行為が、最近問題になっているのです。

「ママ友からマルチ商法に誘われる」という相談が急増!

悩む

そのマルチ商法勧誘ですが、実は最近、自身のママ友から勧誘を受けたという声がネット上で話題になっています。

その一例がこちらです。

同じ小学校のママ友から・・・

私立小に通う子供を持つ母です。
子供を通して仲良くなったお母様からマルチ商法ではないかと思われる商品を
勧められ困っています。
ここ半年くらいお茶をしたり、ランチをしたり楽しい時間を過ごしてきたので
とても残念です。
その商品についての知識はあったので今回はお断りさせてもらったのですが
(私がその商品を購入すれば紹介者である彼女にバックマージンがはいります。
商品が高額なので結構な金額です。)彼女はその商品や会社に
とても傾倒しているようにみえました。

今時のことですからネットで調べればその評判や仕組みはすぐにわかります。
そのようなものを何故他人に勧めるのか理解できません。

学歴も高く教養もあり、気さくな人柄で好感をもっていたのにがっかりです。
仲良くしてくれていたのも勧誘するためだったのかなと悲しくなったり。
私だけの知り合いならこれをきっかけにお付き合いは遠慮させてもらおうと思ったのですが
子供通しが仲良しですし、一貫校でもあるので
これからも長くお付き合いは続くのかと思うと憂鬱です。
(お子さんはとても良い子なので) 出典: www.inter-edu.com

仲良くなったママ友からの勧誘。いきなりのことでビックリしますし、とても戸惑いますよね。

このママが言っているように「仲良くしていたのも勧誘するためだったのか」と思うと悲しい気持ちにもなります。

マルチ商法ってどんなもの?

疑問

マルチ商法と言っても具体的にはどういったものなのでしょうか?
どのような仕組みなのかをご紹介します。

マルチ商法のしくみ

マルチ商法とは、特定商取引法における「連鎖販売取引」のことを指す言葉です。

特定の企業の会員になり、商品を買い、それを人に勧めて会員を集めることで利益を得る商法のこと。

マルチ商法は違法ではない

ポイント

マルチ商法は違法だと思っている方もいますが、マルチ商法自体は違法ではありません。

違法なのは商品が存在しない「ねずみ講」というビジネスです。

マルチ商法は商品が実際に存在し、それを販売したり会員を集めることで収入を得ます。商品は存在しているため詐欺でもありません。

会員を増やす事で収入を得る

手渡す

そのビジネスの会員になれば、商品を会員価格で購入する事が出来、その商品を友人や知人に勧め、販売する事により利益を得ます。

また、自分と同じように会員を集める立場になれば収入が得られるなどと勧誘し、入会させることで自分にバックマージンが入る仕組み。

繰り返される勧誘

輪

また、その友人が同様に友人を勧誘し…という勧誘が繰り返されていくのもマルチ商法の特徴の一つです。

自分が勧誘した輪が広がっていくと、自分にもバックマージンが入るため「働かなくてもお金が入ってくる」として勧誘する会員もいます。

昨今ではマルチ商法のことをネットワークビジネスやMLM(マルチレーベルマーケティング) と呼ぶこともありますが、全て連鎖販売取引のことですので、同意語として捉えられています。

実際に儲かるの?

お金

マルチ商法やネットワークビジネスで儲かる人は実際に存在します。

ピラミッドをイメージすればわかるように、上層部の人が誘った人数は少なくても、その下層についた人が頑張ってたくさんの人を勧誘して入会させれば、最上層の人には莫大なマージンが入ります。

しかし、そのピラミッドの頂上はそのビジネスを開発した人やそのすぐ下の人達。そして多くの人を勧誘できる人材を下層部に持つ一部の人のみです。

本当の下層部にいる会員はそれほどの収入を期待することはできません。

その理由をご説明します。

世の中のマルチ商法への危険意識

バツ

昨今ではマルチ商法に関する逮捕や業務改善命令などのニュースも多く、世の中の人がマルチ商法やネットワークビジネスに対していい印象を持っていないと言えます。

例えあなたが会員になり、親しいママ友を勧誘したとしても、話を聞いてくれる人は10人に1人程度でしょう。

警戒され、距離を置かれる可能性も!

ママ友

さらに、「これはマルチ商法だ」と感じた友人が周囲に言いふらす可能性もあります。こうなれば、勧誘していない知人にまで警戒され、距離を置かれる可能性も生じます。

ママ友同士ならば子供同士の付き合いもありますし、その中で孤立することはとてもリスクが高いでしょう。

実際に入会したらどうなるのか

悩む

実際にマルチ商法に入会した場合、どんなことがあるのでしょうか。体験した方の話をご紹介します。

コミュニティに依存してしまう

ママ友

マルチの怖いところは、

それで稼げないと、投資回収が出来なくなるのでやめるに辞めれなくなる点。

辞めれないので更に投資がかさむわけです。

友達も売って、縁を切られて、それでも続けた以上、引っ込みも付かない。

前に進むしかなくさせられてしまう。

「君は選ばれた人材だからこの話しが理解できたのだよ、彼ら凡愚には理解出来ない話しだったのさ」と持ち上げられる。

成功すれば、「素晴らしい!」と絶賛される。

そんな心地よい空間があれば、

売れない中でも、見捨てられたくないから必死になる。

やがて見捨てられない為に活動をすること自体が目的になってきて、

精神的にこのコミュニティに依存してしまう。 出典: storys.jp

実際にマルチ商法にはまってしまった方の体験談です。

最初は「成功できる」と信じて投資し、頑張っていきますが、どんどんその希望は薄くなっていきます。
しかし周囲の人間はあなたを辞めさせたくないので、親身に相談を聞き「頑張ろう!」と言ってきます。

自分の古くからの友人を勧誘で失うなどしてしまった会員は、そのコミュニティから抜け出せなくなるんですね。

第二、第三のマルチ商法にハマる

辛い

やっている当人たち、みんな疑問に思っているはずです。

これで儲かるのか?と。

間違ってるのではないか?と。

また、一度抜けてもまた違う所にハマるのはなぜか?

その根本的な心のガードを埋めれていないからなのです。

だって、金持ちになりたいから友達を売るのでしょう?

なら、金持ちにならない限り、第二第三のマルチにハマるのは目に見えている。

そこで、欲を捨てなさいっていわれて、今度はカルトにハマるケースもある。 出典: storys.jp

実際にこの体験談を書いた方も、いくつものマルチ商法を経験したのだとか。

しかし今現在はマルチ商法をやめられています。少しでも自分同じ思いをする人を減らそうと、自身の経験を発信しているとの事。

「お金を儲けたい」という心理は誰もが持っていて、マルチ商法でも利益が出れば嬉しい気持ちになるかもしれません。

しかし、マルチ商法でお金を稼ぐ裏には、辛い境遇に立たされている人がいるかもしれない。

正しい知識と判断材料を持っておく事が大切ですね。

こんな言葉には要注意!ママを狙ったマルチ商法の誘い文句

注意

昨今、ママに対するマルチ商法の勧誘が目立つようになってきました。

「子供に対するママの愛」につけこんだ悪質なものもあるので、より注意が必要となります。

ここからは、マルチ商法にママを誘う時にありがちな誘い文句についてご紹介します。筆者も実際にこの誘い文句で勧誘を受けました。

子供を持つママ達には、ぜひ気を付けてほしいです。

子供の将来のための資金になるよ

ランドセル

ママ友をたくさん勧誘して会員を集めて、自分がピラミッドの頂点になることでお金が稼げると勧誘してきます。

子供が生まれて「教育資金」「保育料」など、不安がたくさんあるママの心理を読んでいるかのように誘ってくるのが特徴です。

「将来のため」と言われ、実際に入会してしまうママもいるのです。

しかし、「絶対に儲かる」ということは有り得ませんし、もしこういった誘い文句を使っているとしたらそれは特定商取引法に違反しており違法行為です。

家で子供と一緒に居ながらお金を稼げるんだよ

お金

保育園に子供を預けて働くことに不安をかかえているママや、幼稚園に子供を預けている間に何か仕事をしたいと考えているママを誘うケースも相次いでいます。

「子供との時間を大切にしながら仕事ができる」「遠くに行かなくても仕事ができる」という誘い文句に、ついつい話を聞きたくなってしまうママも。

しかし、実際には人脈を広げるためと言われ毎週ミーティング(会員同士の集まり)に通わなくてはいけなかったり、商品の良さを知る為と言われ商品の購入をさせられるケースも多いのです。

とっても良いものだからあなたにもみんなに広めてほしい!

女性 喜ぶ 日本人

マルチ商法は詐欺ではないため、商品自体は実際に「いいな」と感じるものもあります。

そのため、その商品を購入したいという思いから「会員になると値引きになる」「この商品をもっとたくさんの人に伝えよう」と言われ、契約してしまうママも。

商品を買うだけであれば、特に何も問題はありません。

しかし、商品の代金には会員に回るマージンの費用も含まれているため、一般に流通している類似商品よりも割高なことが多く、また世間的に有名なマルチ商法企業の商品の場合、それが自宅に置いてあるのを見られるだけで警戒されてしまう危険もあります。

勧誘された場合の対処法は?

疑問

では実際に勧誘を受けた場合、どうすれば良いのでしょうか。

そのビジネスを本当に良いと感じた場合、やってみる人もいるでしょう。しかし、前述してきたとおり、ネットワークビジネスはリスクが大きすぎます。

そこで今回はマルチ商法・ネットワークビジネスへの勧誘を断る方法をご紹介します。

きっぱり「興味はない」と伝えましょう

バツ

まず大切なのは「興味がない」とはっきり伝えること。

ママ友同士だとどうしても気を使ってしまい「それはいいね~」と聞いてしまいがちですが、そんな言葉を言ってしまっては余計に勧誘を受けてしまいます。

自分はやらないと決めたなら「興味がない」ときっぱり伝えましょう。

しつこい勧誘には「その勧誘の方法は違法なのでは?」と伝えましょう

怒る 女性

「絶対に儲かるよ」と言うことや、勧誘目的であることを知らせずに人を集めることは禁止されています。

もしも「絶対儲かる」としつこく勧誘されたり、最初は勧誘目的と知らせず「料理教室だよ」などと誘って勧誘してくることがあった場合には「その勧誘はいいの?違法なのでは?」と伝えましょう。

もしも「違法」という言葉を使いたくない場合は「会社の本部にあなたに勧誘を受けたことを伝えて『絶対に儲かるのか』確認してもいい?」と言ってみましょう。

違法な方法で勧誘することは本部で禁止されているはずです。禁止された勧誘方法をする会員にはペナルティがある場合もあります。

それで言葉を濁してくるようなら「興味がない」で押し通しましょう。

「勧誘なら会わない」と伝えましょう

電話

一度断っても、何度も会おうと言ってくる場合があります。

本当に大切な友人なら、一度断られたらもう誘わないはずです。
それでも誘ってくる場合は、残念ながら勧誘する相手を自分の下層会員にしようとしているに過ぎないのかもしれません。

その場合「勧誘なら会わない」とはっきり伝えましょう。

筆者も友人から誘いを受けた時「あなたは大切な友達だから私も会いたい。でも勧誘するなら会わない。」とはっきり伝えました。そうしたところ、一気に連絡が来なくなりました・・・。

悲しいですが、ビジネスにはまってしまっている人にはこうした傾向があるようです。

実際に勧誘を受けた人の声

実際にネットワークビジネスに勧誘された人の声をご紹介します。

久しぶりに会った女性から・・・

友達

女性から連絡が来たらついつい乗ってしまう男性の心理を使用した勧誘ですね。

知らない女性が居た時点でびっくりですが、こういう商法の勧誘では複数名で勧誘することもよくあるようです。

馴れ馴れしい態度に要注意

ママ友

子育てを始めたママなど、友達が欲しいと思っている時に親しく話しかけてもらうと、ついつい嬉しくて距離が縮まってしまうこと、ありますよね。

もちろん大半は普通のママ友として仲良くなれるのですが、中にはこういったケースもあるのかも。
なんだか世の中安心できないのかなと思ってしまいますよね。

マルチ商法許さない

怒る

友達が増えたり、人と仲良くなれることはすごくうれしいですしワクワクします。そんな気持ちになった時、勧誘をされたら一気に気持ちがダウン。

「最初からそのつもりだったの?」と思うと切なくて、マルチ商法を許せなくなる気持ち、わかります!

自分の意志をしっかり持って!

ストップ

マルチ商法やネットワークビジネスは、私たちが思っているよりもずっと多くの人が参加しています。

「子供の将来のため」「在宅で得られる収入」と言われると心が動いてしまうママが多いことも事実です。実際に儲かっている人はいます。

また、法令を守って活動している限り違法性はないことも事実であり、商品も実際に存在するため、詐欺ではありません。

しかし実際にはマルチ商法には大きなリスクが伴い、今まで自分が努力して得てきた人間関係を台無しにしてしまう危険もあります。

法令を完璧に守った上で勧誘行為をすることは困難で、主婦が簡単にできる副業ではありません。「簡単に稼げる」ということは絶対にありませんし、たくさんのものを失う覚悟をしなくてはいけません。

こうしたリスクを踏まえ、よく考えた上で行動していくことが大切ですね。

「マルチ商法」「ネットワークビジネス」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応いただきますようお願いいたします。なお、ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

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