読書感想文の構成作りのポイント!書く順番や書き方はある?

読書感想文の書き方がわからず困っていませんか?小学校中学年以上になったら構成を考えて書くようにしましょう。良い読書感想文のために読む本の内容も難しくし、目安の文字数も増やします。文章作りが苦手なお子さんは本の感想をダラダラと書いてしまいがちですが、コツやポイントをおさえれば誰でも上手に書くことができます。構成や書く順番を知って読書感想文を書いてみましょう。

読書感想文のおすすめの構成

読書感想文の書き方は、まず構成を分けるところから始めます。子供にとって書きやすく良い読書感想文が作りやすいのは、構成を最初に4つに分け、内容を入れていく方法です。
本を読み終わった後とりあえず原稿用紙に文字を埋めていくのではなく、最初に「この段落に何を書くのか」を示してあげるようにしましょう。

具体的な4段落構成のやり方ですが、第一段落には「きっかけ」、第二段落には「本のあらすじ」、第三段落に「自分の感想」、そして第四段落に「得たもの」、という順番で執筆します。

第一段落

まずはその本を読んだきっかけを書きましょう。好きな作者だから、好きなジャンルだったから、など本を選ぶきっかけとなった理由を書きます。

何となく手に取った本だから理由はないということも耳にします。しかし、たくさんある本の中からその本を選んだ理由が何かしらあるはずです。本を手にした時の気持ちを思い出してみましょう。

話題になっているから、表紙が気になったから、など何となくにも理由があるでしょう。軽率に感じるかもしれませんが、それも本を選んだきっかけです。

第二段落

本を読んでいない人にも伝わるように、本のあらすじを簡単にまとめましょう。人に「どんな話だった?」と聞かれて説明するように、5行程度に内容を短くまとめるのがポイントです。

第三段落

読書

次に本を読んで考えたことや、感じたことを書きましょう。この部分が感想文の中で一番力を入れる部分です。長さも内容も充実させましょう。
おもしろかった、感動した、考えさせられたなどいろいろな思いを持ちながら本を読んだと思います。単に「感動した」と書くのではなく、「どの部分がどうして感動したのか」を書きます。

一番印象に残った部分を書いたり、登場人物を自分と比べて同じところや違うところを書いたり、本を読んで思ったこと、考えたことをまとめましょう。

第四段落

最後はまとめの部分です。本を読んだことで自分がどのように変わったのか、本から学んだことなど感想を書きましょう。本を読み終わって感じたり、考えたりしたことをこれからの生活にどのように役立てていくのかということを書くと、良い読書感想文になります。

また、感想を第三段落で書き終えてしまい書くことがなくなってしまったときには、感想文を書くことで感じたことや本を選ぶときに苦労したことなどを書くのもひとつの方法です。本に触れたことで「本が好きになった」「色々な本を読みたくなった」など考えたことや感じたことを最後に書くときれいにまとめることができます。

学年別読書感想文の書き方と順番

勉強

読書感想文は小学1年~6年生まで共通の宿題になっている学校が多いです。毎年繰り返す宿題なので、段階を経て書くことになります。

1年生と6年生では文章を書く力に大きな差があるため、読書感想文の書き方のコツやポイントも学年ごとに少しずつ変わってきます。

1・2年生

低学年のお子さんには親が一緒に考えて、書き方のヒントを教えてあげると書きやすくなります。
本を読んで感想を話しながら書くのがおすすめです。おもしろかったことや印象に残ったこと、疑問に思ったことなどを話して、文章にまとめていきましょう。文末は「です」「ます」で書きます。大きな流れは変わりませんが、低学年では構成を3つに分けると書きやすいです。

書き出しは、読んだ本のタイトルとこの本を読んだきっかけを書きましょう。選んだ理由については、おもしろそうだったから、絵が好きだったから、など思ったことを素直に書いても良いです。

次に心に残っているところを書いていきます。登場人物の言葉や行動、できごとなどを書き出し、その部分を読んでどう思ったのかを書きましょう。自分だったらどうするかも考えて書くと内容が充実します。

最後に本を読んでこれから自分はどうしていくのかを書きます。心に残った登場人物やできごとから、「私も○○のようになりたい」「○○をしていきたいという気持ちを書いても良いです。一番心に残っていることを一つに絞って考えると一貫性を持たせることができます。

3・4年生

感動

読書感想文の書き方の基本はほとんど同じですが、1・2年生よりも難しい本を選んで、内容もステップアップさせていきましょう。
本を読みながらメモを取るとあとで書きやすくなります。文末は「です・ます」「だ・である」どちらでも構いませんが、書いている間に変わってしまうことがないように統一して書くようにしましょう。
また、文末に「思います」ばかりを使うとダラダラと書いている印象になります。思うを考える、感じるなど別の言葉に置き換えると読みやすくなります。

最初は、題名を見て考えたことや、興味を持ったのはどうしてなのかということなどを詳しく書いていきましょう。本を読む前の自分の性格や生活などについて書いても良いです。

次に本を読んで考えたことや感想をまとめます。印象に残った場面について、どうして印象に残ったのかを説明したり、登場人物の言葉や行動で考えたりしたことを書きましょう。また、登場人物と自分を比べて、似ているところや違うところを考えてみても良いです。

最後は本から学んだことをこれからの生活にどう役立てていくのか、本を読む前と後で自分の考え方がどう変わったのか、など具体的に書いていきましょう。

基本は本を選んだ理由ですが、1・2年生よりも少し深く考えることを意識します。題名を見て考えたことや、興味を持ったのはどうしてなのかということなど、詳しく書いていきましょう。

本を読む前の自分の性格や生活などについて書いても良いです。

5・6年生

勉強

5・6年生は本を読んでいる間にすごいと思ったところ、感動したところ、疑問に感じたところなど、ふせんを貼ったりメモを取ったりしてみましょう。
書き出す前にまとめの部分から考えてみるのもひとつのコツです。せっかく良いことを書いていてもまとめの部分と感想などの内容が合っていないと、読みにくい感想文になってしまいます。

書き出しは、作者が一番伝えたかったことや自分なりに考えたことを書き、本を読むきっかけやその本を選んだ理由も書きます。本を読む前の自分の考え方や生活、自分の経験なども書いてみましょう。

次は、一番印象に残っていて、自分の主張につながっている部分について書きます。本の中から文章を抜き出して、この部分に対してどう考えているかとすると書きやすいです。自分の生活や経験を入れながら書くと、内容をより膨らますことができます。

まとめとしては、書き出しに書いた自分の考えをさらに詳しく書きます。本を読んで自分の変わったことも書きましょう。本を読んで学んだことや考えたことを、これからどう活かしていくのかだけでなく、さらに詳しく知りたいことや疑問に思ったこと、自分なりのこれからの課題について書くと、さらに充実した内容になります。

構成段階で4つの段落を意識しよう

勉強

本を読んだ感想をダラダラと書いてしまいがちですが、段落を分けて書けば作文が苦手なお子さんでもしっかりとした構成で読書感想文を書くことができます。

構成のコツや書く順番を知っておけば、簡単に書けます。学年が上がるにつれて、少しずつ読書感想文の内容を変えていかなければいけませんが、構成の基本は同じです。

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