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母乳の保存に関するおすすめグッズ9選!冷蔵・冷凍での保存方法と期間

母乳で赤ちゃんを育てているママは、赤ちゃんを連れて行けない用事ができたときや、病気などの理由で離れて生活をしなくてはいけないときなど、母乳の保存方法に困ってしまうこともありますよね。赤ちゃんのほかのお世話は家族に頼めても、母乳だけはママからでないとあげられないので、あらかじめ保存しておけると安心です。そこで、冷凍や冷蔵での保存方法や、母乳を保存するのに便利なアイテムを紹介しますので、母乳育児中のママはぜひチェックしてみてくださいね。

母乳を飲む赤ちゃん 画像:akachanikuji.com

母乳を保存できるの?その保存方法とは

完全母乳のママが赤ちゃんを預けるとき、保存した母乳での哺乳をお願いすることもあるかと思います。仕事を復帰するママにとって悩みの種という方も少なくないでしょう。

ママにとってはもちろん、家族など預かった側も使いやすく衛生的な、母乳を保存するグッズがとても役に立ちますよ。ミルクを拒否してしまったり、アレルギーによって飲むことができなかったりする赤ちゃんに、いつも与えているママの母乳をあげることができるのはママも安心ですね。

長時間の外出で預けるときや、乳首からはうまく飲めない赤ちゃん、乳首が傷ついて痛くて授乳できないなどのとき、母乳の保存はとても便利なのです。

母乳の保存方法は冷蔵?冷凍?

母乳の保存には4つの方法があります。室温での保存、クーラーボックス保存、冷蔵保存、冷凍保存があります。保存方法によって保存可能な期間や時間も異なります。

保存方法別に解説します。

冷蔵で保存する場合

冷蔵庫 PIXTA

冷蔵保存する場合は冷蔵庫の中が4℃に保たれていることや、搾乳したばかりの新鮮な母乳であることを条件に48時間~72時間保存可能です。

冷凍で保存する場合

冷凍保存の場合は3ヶ月から6ヶ月保存しておけると言われています。その場合搾乳したばかり新鮮な母乳で冷凍庫内が-20℃に保たれていることが条件です。

冷凍で保存する方法は、清潔な容器に1回分の授乳量を小分けにし、搾乳した日を記入して保存すると管理しやすいです。

一旦解凍したしたものは、冷蔵庫で24時間保存可能です。解凍した母乳は腐りやすいため室温での保存はできません。解凍後すぐ飲ませなかったものは捨てましょう。

室温で保存する場合

PIXTA

冷蔵や冷凍で保存する必要のある母乳。保存した母乳を外出先で授乳する場合、室温が25度以下であれば4時間くらいなら持ち歩けるとされています。ただし、衛生管理に気を使うのであまり好ましくありません。

クーラーボックス保存

クーラーボックスの中が15℃以下なら24時間保存が可能です。ただし、搾乳したばかりの新鮮な母乳であることが肝心です。

冷凍した母乳の解凍方法

冷凍した母乳を解凍する場合、冷蔵庫で自然解凍もしくは、流水、ぬるま湯で解凍してください。熱いお湯や電子レンジなどで解凍をしてしまうと、母乳に含まれる酵素や、免疫物質が破壊されてしまいます。

ぬるま湯で解凍させたあとは、人肌にあたためてから飲ませるようにしましょう。

お役立ちおすすめ母乳保存グッズ

母乳 PIXTA

母乳保存にとても便利なグッズ。通販でも簡単に購入できますよ。どれが良いかわからないという方のために、おすすめの商品をいくつかご紹介します。

1.ピジョン はじめてさく乳セット

はじめてさく乳セット

電動のさく乳器、母乳を保存するパック、乳首キャップがセットになったものです。

空気に触れることなく衛生的に母乳を保存することができます。

2.ピジョン 母乳保存用哺乳びんキャップ

ピジョン 母乳チルド 密閉キャップ

別売りになりますが、同じくピジョンから販売されている搾乳器(手動・自動 両タイプに適合)に付属されている哺乳瓶に合うキャップとなっています。

搾乳後にそのままキャップをして保存できるため、母乳を移し替える手間がなく、衛生面でも安心です。

3.メデラ 母乳保存バック

メデラ 母乳保存バッグ 50枚入

こちらは、手動搾乳器にセットして使用します。搾乳した母乳を直接入れることができるので、とても衛生的で手間いらずです。さらにパックになっているので持ち運びも便利です。

4.メデラ ハーモニー手動さく乳器

メデラ ハーモニー手動さく乳器

片手で搾乳できるハンドタイプ。手動なので自分のペースで搾乳できますよ。吸引圧の調整もできるので、痛みを感じることも少なく済みそうですね。

5.ピジョン『母乳フリーザパック』

ピジョン 母乳フリーザーパック 80ml

母乳を保存するフリーザパックが20枚入って1,000円以下というリーズナブルな価格が見逃せない、ピジョンの母乳フリーザパック。

40ml・80ml・160mlの3種類ありますが、おすすめは80mlサイズ。

スタンダードな母乳パックですが、2重のファスナーで漏れにくくなっているほか、哺乳瓶に入れやすい注ぎ口もついています。

6.ピジョン 母乳フリーザーパック アダプター

ピジョン 母乳フリーザーパック アダプター

ピジョン母乳フリーザーパック全商品に対応しているアダプター。

フリーザーパックにアダプターを入れてクリップで固定して搾乳器に取り付けるだけで、簡単に直接搾乳することができるアイテムです。

7.カネソン 母乳バッグ 50ml

カネソン 母乳バッグ 50ml

病院でも愛用されている商品で、バッグ内部に指が触れない構造で衛生的。開封口が安定するので母乳が注ぎやすく、密閉も簡単でとても使いやすくなっています。

密閉度が高く解凍後に哺乳瓶に注ぎやすい斜めカットもうれしいですね。

8.ヌーク 手動さく乳器 Jolie(ジョリー)

ヌーク 手動さく乳器Jolie(ジョリー)

助産師さんと共同開発した商品で、独自のデザインで痛みなく心地よく搾乳することが可能。

付属の母乳保存容器で清潔保存でき、そのまま冷凍・解凍できるため、母乳を移し替える必要なく赤ちゃんに与えられます。

9.チュチュベビー 電動さく乳器

チュチュベビー 電動さく乳器

電動なので片手で簡単に搾乳でき、吸引圧の強弱や吸引リズムも調整可能。自分に合った乳サイクルを作ることで、マイペースに無理なく搾乳することができます。

ACアダプターのほかに乾電池でも使用できるので、コンセントがない場所でも使えます。

母乳を保存するグッズで母乳育児を快適に

母乳 PIXTA

母乳育児にはさまざまなメリットがありますが、ママがその場にいないと赤ちゃんにミルクをあげられないのがネック。でも、あらかじめ搾乳して保存しておけば、万が一ママと赤ちゃんが離れることになっても、いつもと変わらない状態の母乳を与えることができます。

母乳は冷蔵や冷凍などの保存が可能なので、赤ちゃんが飲まないタイミングやお乳が張ったときなどに搾乳して保存しておけば、貴重な母乳を無駄にすることもありません。

母乳を保存するための便利アイテムもたくさん市販されていますので、母乳育児を頑張っているママは、搾乳器なども活用しながら無理なく快適に過ごしてくださいね。

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