子供名義の口座におすすめの銀行はどこ?開設方法と注意点

子供名義の銀行口座を開設して、お年玉やお祝い金などを貯めたいと検討しているパパ・ママは多いでしょう。条件を満たせば、親権者が代理人となって子供名義の口座を開くことができます。口座開設には子供本人と代理人である親権者の本人確認書類が必要。金融機関によっては店頭だけでなくインターネットやアプリからも申し込めるので、平日忙しい人は必見です。今回は主な銀行二つを例に、子供名義の口座開設方法を詳しく解説します。

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子供名義の銀行口座を作ろう!

子供名義で口座を開設しようと考えたとき、まずはどの金融機関や支店にするかを検討しますよね。一般的には、自宅や職場から近い銀行や郵便局をイメージされるかと思います。

また、対面の窓口のある銀行だけでなく、パソコンやスマホからも取り引き可能なネット銀行やネット専用支店もあります。ただし、ネット銀行は未成年の口座開設を制限している場合もあるため、事前確認が必要です。

口座開設に必要なもの

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金融機関によって若干異なりますが、店頭で子供名義の口座の開設をするには次の4点が必要となります。

  • 保護者の身分証明書
  • 子供の本人確認書類
  • 印鑑(シャチハタは不可)
  • 最初に入金するお金

保護者の身分証明書とは、口座開設を申し込む人が口座名義人の親権者であることを確認するためのもの。住民票や健康保険証、戸籍謄本などが挙げられます。子供の本人確認書類も、住民票や健康保険証が該当します。

印鑑はシャチハタなどのゴム印だと正式な銀行印として認められません。実印を用意しましょう。ネット銀行など一部の金融機関では印鑑自体が必要ないところもあります。

子供の口座開設におすすめの銀行

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金融機関によって、そもそも子供名義の口座開設が可能かどうかや、揃えるべき書類などの申し込み方法は異なります。店舗数や使い勝手なども考慮した上でおすすめの銀行をご紹介します。

今回はメガバンクの一つとしてみずほ銀行、インターネット専業銀行の一つとして楽天銀行をピックアップしました。

みずほ銀行

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メガバンクの一つであるみずほ銀行。全国に支店やATMがあり、メイン口座として使っている方も多いでしょう。

親権者などの法定代理人であれば、本人に代わって子供の口座を開くことができます。店頭で申し込む方法とインターネットで申し込む方法があり、それぞれ名義人となる子供の年齢などに条件があります。

店頭での申し込み方法

相談しながら手続きをしてその場で通帳を受け取りたいなら、直接店頭へ足を運ぶのがいいでしょう。名義人となる子供が20歳未満であれば、親権者が代理で口座を開設できます。

窓口には以下の書類を持参します。

  • 子供の本人確認書類
  • 代理で手続きする人がその子供の親権者であると確認できる書類(住民票、健康保険証、母子手帳など)
  • 印鑑(シャチハタなどは不可)

申し込み手順は以下のとおりです。

  1. 書類と印鑑を持って、口座開設をしたい支店に行く
  2. 窓口で申込用紙に記入し、持参した書類を提出
  3. 原則、通帳はその場で受け取る

なお、口座の名義人が18歳未満だと、キャッシュカードにクレジットカード機能を付ける(みずほマイレージクラブカード)こともネットバンキング(みずほダイレクト)の申し込みもできません。

インターネットからの申し込み方法

平日や日中に忙しくてなかなか店頭に行くことができない場合、パソコンやスマホ経由で口座開設を申し込む手もあります。

みずほ銀行の場合は、名義人となる子供が18歳未満、かつ代理人は親権者(父や母)に限ります。子供が18歳以上の場合、インターネット経由なら本人が手続きをする必要があります。

申し込みにあたっては、手元に以下の書類を準備します。

  • 子供の本人確認書類(健康保険証と住民票の写しなど、所定の書類から二つ)
  • 代理で手続きする人がその子供の親権者であると確認できる公的証明書の写し(親権者の住所と生年月日の両方が記載された住民票、母子手帳など)

申し込み手順は以下のとおりです。

  1. ウェブサイト上の口座開設申込書フォームに必要事項を入力
  2. 口座開設申込書を自宅で印刷、または印字されたものを郵送してもらう
  3. 口座開設申込書に暗証番号を記入し、署名と捺印をする
  4. 口座開設申込書と添付書類を指定の封筒に入れて投函
  5. 申込受付から約1~2週間で通帳が届く
  6. 申込受付から約2~3週間でキャッシュカードが届く

楽天銀行

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インターネット専業の楽天銀行は独自の店舗こそ持たないものの、提携ATMが多いのが便利です。ローソンなどのコンビニATMのほか、三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行、イオン銀行のATMとも提携しています。口座開設してから6ヶ月間、月あたり最大7回までATM手数料が無料なのもポイントです。

口座開設についても、ネットと郵送で手続きが完結。口座の名義人が12歳以下の場合は親権者が代理で手続きをします。

申し込みにあたっては子供本人と親権者の本人確認書類を提出します。本人確認書類として使えるのは、運転免許証、パスポート、健康保険証など。いずれもコピーでも可能とのことです。健康保険証の場合は、公共料金の請求書もあわせて提出しなければいけません。

また、申し込み手順は以下の通りです。本人確認書類の提出方法が2パターンあり、アプリを使うとより短期間で口座開設が可能です。

  1. ウェブサイトの口座開設フォームで氏名や住所などを入力
  2. 本人確認書類の提出方法を選ぶ(アプリもしくは送付)
  3. アプリの場合:楽天銀行アプリから本人確認書類を撮影して送信
  4. 配送の場合:口座開設資料が届いた際、佐川急便または日本郵便の配達人に本人確認書類を提示
  5. 約1~2週間後、簡易書留で「ThankYouレター 初期設定ガイド」が届くのでログイン情報などの初期設定を行う
  6. 後日キャッシュカードが届く(口座開設時、一緒に申し込む)

ネット銀行なので通帳はなく、パソコンやスマホからログインして残高照会などをすることになります。なお、希望すればキャッシュカードが発行されます。

子供名義の口座は贈与税に注意

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子供名義の口座は、小さいうちは親が通帳や印鑑を管理し、入出金も親が行うことになると思います。ただしそのやり方によっては「名義預金」「親から子への贈与」とみなされ、贈与税がかかる可能性があります。

贈与税とは、1年間(1月1日から12月31日まで)に受け取った財産が1人につき110万円を超えたときかかる税金です。年間110万円以下なら贈与税はかからず、申告する必要もありません。

そのため、「子供名義の口座に入金しても年間110万円以下なら贈与税はかからない」と考える方もいるのですが、ここに落とし穴があります。贈与というのはそもそも「あげる側」と「もらう側」の同意がないと成立しません。すると、税務署の判断によっては贈与税の対象とみなされることもあるのです。

こういったリスクを避けるためにも、子供がある程度の年齢になったら口座の存在を教えて、管理を任せてみるのをおすすめします。お年玉をもらったら自分で口座に入金させるのもいいでしょう。お金を貯める感覚を子供のうちから養うことにもつながります。

お年玉やお祝い金を子供名義の口座で賢く貯めよう

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子供名義の口座を検討する際は、店舗の立地だけでなく、サービスや各種手数料なども視野に入れるのがおすすめです。金融機関によって、口座が開設できる条件や必要書類などが異なるので、どこで口座を開くのか候補を絞り込んだら、近所の店舗やカスタマーセンターなどに問い合わせると確実です。

初回に入金する金額の単位も、金融機関によって変わりますが、もし1円単位で可能ならわが子が出生体重にしてもいいでしょう。通帳に記録が残るので良い思い出にもなりますよ。

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