1. トップ
  2. マネー
  3. 家計・生活費
  4. 節約・貯蓄
  5. FP(ファイナンシャルプランナー)とは?我が家のマネープランについて相談してみたレポ

FP(ファイナンシャルプランナー)とは?我が家のマネープランについて相談してみたレポ

FP(ファイナンシャルプランナー)は個人であれば家計・企業であれば資金などお金全般に関する相談に乗ってくれたり、分析・アドバイスをしてくれたりする専門家です。FPとはどういった資格なのか、ママをどのようにサポートしてくれるのか、実際にFPに相談をした際のレポートと合わせて紹介します。お金の管理やマネープランに自信があるというママなら必要ないかもしれませんが、そういう方ばかりではないことでしょう。

PIXTA

FP(ファイナンシャルプランナー)とは?

FP(ファイナンシャルプランナー)とは相談する個人や企業に対してさまざまな情報を分析し、お金に関するアドバイスを行う人です。

資格は国家資格であるFP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定の1~3級と、民間団体の日本FP協会が認定するAFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格、CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)資格などがあります。

FPには保険、銀行、税金、不動産などさまざまな分野に対する知識が求められます。これらの企業などに勤務して顧客相談を担当しているFPもいれば、独立して活動している場合もあります。

出典元:

どのようなことをしてくれるの?どういった家庭におすすめ?

お金や家計の管理に自信があるというママもいるかもしれません。しかし家計管理できているか、子供の教育資金など将来かかるお金の予測がちゃんとできているかなどが不安…という方もいるのではないでしょうか。

例えば、もっと貯金したい、老後の資金が不安、住宅購入の際のローンの組み方が分からない…など、家庭のマネープランの相談・分析・アドバイスなどを依頼することができます。

またFPによって保険関係が得意である、相続について専門で行っているなど得意分野や専門分野があることもあります。相談したい分野に詳しいFPに頼むことで、不安や問題がよりスムーズに解決するかもしれません。

出典元:

FPに相談してみた!我が家の体験レポ

編集部撮影

実は我が家では、マンションを購入した際にFPにマネープランの相談をしたことがありました。その際には主に住宅ローンの相談に乗ってもらい、無事にマンションを購入することができました。

今回2回目の相談を検討し始めた理由は、私が正社員からパートへ職を変えることになったからです。

我が家の世帯収入は減少…、マンションを購入した時点と家計の状況が大きく変わったため「このまま家計を維持できるのだろうか」「家族計画は大丈夫だろうか」「住宅ローンを払っていけるのだろうか」というさまざまな不安がありました。

そのときに思い出したのが前回マネープランをFPに相談したことです。

夫と2人で「自分たちで考えても埒が明かない。ここは専門家に頼もう」ということで合意し、依頼するFPを探しました。

依頼するFPはネットで選定

スマホ PIXTA

我が家で前回相談をしたときのFPは不動産会社から紹介された人でした。同じ人に頼もうかとも考えましたが1つ懸念もありました。

それはマネープランの分析をした結果「住宅を手放す」という選択肢があったとき、本当に公正な立場で情報をくれるのだろうかという点です。そのため不動産会社などからの紹介でない、独立してFP業を行っている人に依頼しようと決めました。

そのほかには、下記のようなポイントで依頼するFPを選びました。

  • 保険や銀行の仕事などをしていないであろう人
  • 子育て世帯のマネープランに強い人
  • 自宅に来てもらうことも考え、家から近い人
  • ある程度の経験年数がある人
  • FP協会などに所属している人

こうした条件でFPを選び、自宅まで来てもらい相談することとしました。

費用は相場と比較して

財布 PIXTA

依頼すると決めたFPですがさまざまな料金プランが用意されていました。生命保険相談ではいくら、住宅ローンではいくら…

どういったプランで相談を依頼するか考えたとき、ポイントとして下記の2点について考えました。

  • 漠然とした不安を解消したかったため、相談する項目が多岐にわたる
  • 素人なので一回の相談で理解し、納得できるか分からない

上記のような理由から我が家は「ライフプラン相談16,200円」というプランを選択しました。依頼したFPは、その後追加の相談などがあった場合も何度でも無料ということでしたので、それもポイントでした。

また相談料金は日本FP協会で公表されている相談料の相場から大きく外れておらず、適正な値段なのではないかと感じました。

日本FP協会 料金体系について

FP相談の流れ

自宅への訪問相談は、事務所から交通費実費のみが追加費用としてかかりました。相談時間は2時間強。あらかじめ相談内容を連絡してあったこともあり、スムーズな流れで相談ができました。

我が家の相談はマネープラン全体のこと。特に私の収入が減ったことによって今後かかってくるお金、住宅ローンの支払いであったり、子供の教育資金であったり、そうした資金が十分に足りるかどうかという点を主に相談しました。

相談の間、たまに子供が「ママ〇〇したい」など私のところへやってきました。自宅での相談だったので適宜子供の相手をすることができ、気持ちが楽だったのはとても良かったです。

相談した結果…

編集部撮影

こうしてFPに相談した結果、我が家のお金の使い方が変わったかというと…実は何も変化はありません。家計の状態も将来のライフプランも、このままで大きな問題はないとのことでした。

では相談して無駄だったのでしょうか?いえ、私個人としては価値はあったと感じています。

それは、私の収入が減ったことで大きくなった経済的な不安が解消されたからです。むしろこのためだけにFP相談をしたとも言えます。

ネットで検索すれば、無料でマネー診断をすることもできるでしょう。しかし専門家のお墨付きをもらうことで、悩む時間と悩む労力が減ったことは金額以上の収穫でした。

もし今後も家族計画の変更を考えたり、大きなライフイベントがあったりしたときにはFP相談をすると思います。

公正・中立な立場で相談に乗ってもらいたいなら

親子 PIXTA

FP(ファイナンシャルプランナー)についての基礎知識についての紹介と、実際に我が家で依頼したFP相談をレポートしました。いかがでしたか?

住宅ローンを組むときや保険を契約する際、FPへ相談する機会があることは考えられます。我が家でもそうでした。しかし、そうしたFPに公正・中立な立場でアドバイスがもらえるかどうかは一度考えてみると良いかもしれません。

多少の経費がかかっても、悩む時間と労力を節約できて過ごせるとしたら…?その価値を決めるのはあなた自身ではないでしょうか。

おすすめ記事

「ファイナンシャルプランナー」「FP」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧