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近所にオープンしたおしゃれな雑貨店
河野さんは、ある日偶然近所におしゃれな雑貨屋さんがオープンしていることに気がつきます。息子と2人きりの時間に閉塞感を感じていた河野さんにとっては、思いがけない発見です。
そこは女性オーナーがいました。河野さんの息子より少し年上の子がいるママでもある店長のタカヨ。河野さんにとってどのような出会いになるのでしょうか。
食べ物にこだわる女性オーナーの真意は?
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タカヨは、添加物を使用しない食材を売っています。そういったものは、手作りをしているというこだわりよう。食べ物の力が人間の体本来の力を引き出す、という信念をもっています。
無添加の食材にこだわるなどの配慮はそれぞれの価値観によるところですが、相当な思いがないと面倒に感じたり費用がかかったりして続けられないこともありそうです。また、タカヨは体によい食べ物を摂取すれば、ワクチン接種も必要ないという考えを持っていました。
ワクチンを接種しないリスクもあるのでしょうが、タカヨからすれば「ワクチンを打つ方がよくない影響がある」と思えてしまう状況なのかもしれません。
不妊治療から医療不信へ…
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いったい何がタカヨの考えを「医療否定」に導いたのでしょう。その答えは、不妊治療での体験にあったといいます。
長くに渡った不妊治療で心身がボロボロになってしまったタカヨ。きっと、とてもつらいことだったでしょう。不妊治療をやめてから妊娠がわかったことで医療に騙されたかのような不信感が増してしまったようです。
この作品では、食べ物を始めとする生活方針に極端な考えを持つタカヨとの付き合いを通じて、河野さんが考えたことが描かれています。育児中はさまざまな考えを持つ人と出会う機会がありますが、周囲の口コミj情報に流されすぎず、自分の価値観や確かな出どころからの情報と照らし合わせて、行動を判断したいものですね。