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PR:京野アートクリニック高輪

夫婦で知っておきたい、日常生活で実践できる男性不妊の予防法

不妊原因の約半分は男性にあると言われています。男性不妊になりやすい要因は日常生活に数多くひそんでいますが、男性は不妊症の知識が少ない傾向があり、気づかないうちに自ら男性不妊になりやすい環境を作ってしまっていることも多いです。今回は夫婦で一緒に男性不妊を予防するために取り組めることをご紹介します。

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男性不妊対策で、夫婦で出来ることは多いです!

男性不妊対策は、つい遅れがち

不妊の原因の48%の要因が男性にあることが、WHO(世界保健機関)の調査でわかっています。したがって、妊活や不妊治療には男性の積極的な参加が不可欠です。

それにもかかわらず、厚生労働省の調査によれば、不妊治療経験のある男女のうち47%の男性が、女性よりも後に精液検査を受けるなど、男性の取り組みは遅くなりがちな状況にあります。

まずは夫婦で一緒に取り組むことが大事

妊活や不妊治療でうまくいかないと夫婦関係が悪化することもあれば、夫婦で一緒に妊活や治療に取り組むことでより仲が良くなって、妊活自体に良い影響があることもあるんです。

こちらのママリユーザーの方は、夫婦で一緒にひとつひとつ不妊検査するなかで、一体感というものを感じて妊活が成功されたとのことです。

たとえ良くないことでも早めにわかった方がいいと思います💦善は急げ、です。
うちは一つ一つ検査していくうちに、以前よりも一体感が出てきて夫婦というものを感じることができたような気がします。
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では、どこから男性不妊の対策を始めればよいのでしょうか?

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まずは男性不妊かどうか検査するところからはじまります。精子の状態によってはすぐに治療が必要な場合もあるので、まずは男性不妊も取り扱っている不妊治療クリニックや病院にいって検査しましょう。

不安に思う男性も多いと思いますので、妊活セミナーに参加してみて知識をつけたり、疑問を解消するところから始めてもよいでしょう。

本記事を監修していただいている「京野アートクリニック高輪」で、9月3日(土) に妊活セミナーを実施するとのことなので、気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。ご夫婦での参加も非常に多いようですよ。

妊活セミナーの詳細はこちら

日常生活のなかで取り組める対策もあります!

男性不妊の検査が終わって、精子に異常がなかったから一安心… というわけにはいきません。

日常的に精子に悪影響を及ぼすような生活習慣などの要因はたくさんあるんです。大きくわけると、次の2つに分類されます。

  • 男性の精神的な負担
  • 男性の精子にとって負担になる生活習慣

今回の記事では、男性不妊を予防するために夫婦で出来ることを中心に取り上げてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

男性の精神的な負担をやわらげるために心がけたいこと

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妊活のプレッシャーをかけすぎない

女性の排卵日前後のタイミングにあわせて夫婦生活を強要してしまうと、男性側も精神的にプレッシャーに感じてしまい、ED(勃起不全)になったり、そもそも夫婦生活に前向きになれなくなってしまいます。

「妊活は夫婦で一緒にやるもの」という考えがきちんと共有されていれば、女性から強要する必要もなく、男性もタイミングについてケアしてくれるはずです。

ストレスをためない

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男性はストレスを感じると、テストステロン(男性ホルモン)の分泌量が少なくなり、精子の量と質に悪影響を及ぼすとも言われています。

日常生活で仕事だけでなく夫婦関係からも、男性はストレスを感じることが多いです。夫婦間でのコミュニケーション量を増やすなどして、夫婦仲を保ち、お互いにストレスを減らす努力も妊活には大事なんです。

生活習慣を改善するために心がけたいこと

睾丸(こうがん)の温度を高くしない

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男性の精子を作る機能は、睾丸が35℃前後の状態が適していると言われています。そのため、家庭は以下のようなことに注意してみてください。

  • 熱のこもるブリーフやボクサーパンツではなく、トランクスを用意する
  • 熱い風呂や長風呂にならないように注意する

飲む育毛剤は使わない

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飲む育毛剤(プロペシアなど)は、精子の量や質が悪化するだけではなく、性欲減退や生まれてくる子どもにも悪影響を及ぼします。

パートナーの男性が薄毛に悩んでいたとしても、飲む育毛剤だけは避けるように注意してあげてください。

禁欲し過ぎない。夫婦生活の回数を増やす

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禁欲して射精が何日もなされない状態だと、精子の量や質が低下することが知られています。

1日〜数日で射精ができるように日常的に夫婦生活を営むことは、妊娠率を高めるうえで大事なことです。

タバコはNGです

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タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させる効果があり、喫煙していると血流が悪くなります。ペニスの血流が悪くなるとED(勃起不全)になるため、タバコは控えてもらいましょう。

また、タバコに含まれる活性酸素が精子にとっても悪影響があります。

男性の抵抗感を少なくして、夫婦で納得して進めることが大事です!

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繰り返しになりますが、妊活は夫婦で一緒に取り組むことがとても大事です。

しかし、男性にいきなり不妊対策や治療を強いてしまうと、それは男性にとって、知識や心構えがないことによる「不妊治療への恐怖」に他なりません。

今回ご紹介した方法は、どれも男性側に徹底することを強要すべきではなく、夫婦で重要性についてしっかり話し合ったうえで行動に移してみてくださいね。

また、抵抗感のある男性には、まずは妊活や不妊治療の記事や本をすすめてみたり、医師などの信頼できる人と話ができるセミナーへ一緒に参加するなどして、男性の抵抗感をなくしていくことも試みてみましょう。

本記事を監修していただいている「京野アートクリニック高輪」では、毎月妊活セミナーが開催されているので、ご都合のつく方は、ぜひパートナーと一緒に参加してみて、疑問や抵抗感を解消してみてくださいね。

妊活セミナーの詳細はこちら