和光堂さん教えて!プレママが気になる「母乳のこと」「粉ミルクのこと」
ママになったその日から「授乳」は始まり、それから約数ヶ月の間、赤ちゃんは「授乳」によって成長し、大きくなっていきます。
しかし、出産後母乳が出るかどうか、また赤ちゃんと一緒に自分がどんな生活を送るのかは、実際に出産した後でないと分かりません。
赤ちゃんにとっては母乳が最良ですが、いざというときには粉ミルクに頼ることもあるかもしれませんよね。
今回は、現在妊娠中のプレママ2名と一緒に、粉ミルクを日本で初めてつくってから100年を迎えた「和光堂」ブランドを取材してきました!
プレママだからこそ気になる「母乳のこと」「粉ミルクのこと」。また和光堂がママに伝えたい思い、研究開発に携わる皆さんの粉ミルクにかける思いについても、伺うことができました。
今回主にお話を伺ったのは、日々和光堂の粉ミルクの研究開発をしておられる、渡邊(わたなべ)さんです。
今年創業111周年、粉ミルクを日本で初めてつくってから100年を迎える和光堂粉ミルクの歴史を、実際に体感できる場所にも潜入取材させていただきました。
母乳のメカニズム、粉ミルクが誕生した秘話、プロならではのこだわりをたっぷりと伺うことができましたよ。
Q1:母乳について教えてください
母乳は赤ちゃんにとって最良です
母乳には、赤ちゃんが健やかに育つために必要な栄養素がしっかりと含まれているということは、多くの方がご存知のことだと思います。
しかしそれだけでなく、授乳をするということ自体が、母性をはぐくみ、赤ちゃんに安心感を与え、絆を深めるとも言われています。
科学的にも授乳をすることにより、ママの体内にはプロラクチン、オキシトシンというホルモンが分泌され、母乳の分泌・射出を促すことが分かっています。
また、オキシトシンは産後の疲れた体の回復を促すという働きがあることも分かっているんですよ。
Q2:粉ミルクはどうやって誕生したの?
今から111年前の乳児死亡率が関係しています
今から111年前の日本の乳児死亡率は、1,000人あたり150~160人と、非常に高かったそうです。
時代の背景や医学の発展具合はもちろん、母乳の代わりに与えられていた牛乳の品質もよくありませんでした。
この現実を危惧し、行動に移したのが、東京帝国大学(現東京大学)に初めて小児科を設けた弘田長(ひろた つかさ)博士です。
弘田博士は、栄養不足で亡くなっていく小さな命を守るため、当時最も進んでいたドイツの育児製品を輸入し、指導販売をしながら和光堂薬局を開局しました。
これが和光堂のはじまりです。
知ってた?和光堂が日本で初めて「粉ミルク」をつくったんです
弘田博士の乳幼児の健康を守りたいという思いを引き継いだのが、初代社長の大賀彊二(おおがきょうじ)さんです。
当時、母乳の代わりに用いられていた液体ミルクを粉末化するために研究と改良を続け、大正6年(1917)に国産初の粉ミルク「キノミール」が誕生しました。
Q3:和光堂の粉ミルクはどのように作られているのですか?
気になる安全性はばっちり管理!
和光堂のミルクは、原料やその配合量、栄養成分量などについて、消化・免疫などの機能が未熟な赤ちゃんにも問題なく使用できるものを突き詰めて、設計を行っています。
製造過程にも、日々の研究の成果が詰まっているそうですよ。
粉ミルク製造のデモを少しだけ見学!
和光堂の粉ミルクの作り方を、研究員の方々が簡単にデモンストレーションしてくださいました。
お湯と油、乳原料などを混ぜ、ビタミン・ミネラル等を添加、その後に殺菌をし、スプレードライヤーという特殊な機械によって熱を加え乾燥し、一瞬で粉末状にしていくそうです。
どの製造過程においても衛生管理を徹底!最終的に、風味や溶解性を確認し、微生物検査を実施して栄養成分等をチェック。
すべてをクリアしたものだけが店頭に並びます。
和光堂の歴史が分かる!資料室を見せていただきました
創業111年の和光堂の歴史が分かる資料室を、今回は特別に見せていただきました。
資料室を案内してくださったのは、マーケティング部の笠谷(かさたに)さんです。ご自身も和光堂の粉ミルクで育ったという笠谷さんは、息子さんがいるパパでもあります。
日本で初めて販売された粉ミルク「キノミール」をはじめ、ベビーフードやベビーパウダーなども展示されていました。
時代の変化とともに歩んできた和光堂の歴史がよく分かり、出産前のお二人も思わず見入っている様子。
見たこともない製品もある中、出産後のイメージが少しだけ湧いた気がすると、とても喜ぶお二人でした。
たくさんの思いが詰まった和光堂「はいはい」
和光堂は、赤ちゃんとママにとって一番である母乳に着目し、粉ミルクの研究を続けています。
「はいはい」には、母乳、特に初乳に多く含まれるラクトフェリンが配合されており、ガラクトオリゴ糖や、赤ちゃんの発育にも大切であるDHAとアラキドン酸も、母乳とほぼ同じバランスで配合されています。
「はいはい」と言えば、ママに嬉しいお手頃価格!成分にこだわりつつ、宣伝費をなるべくおさえ、商品の価格に還元しているんです。
「はいはい」は、ママと赤ちゃんの体や心、また家計にも優しい粉ミルクなんです。
今回は、プレママのお二人にも実際に「はいはい」の調乳体験をしてもらいました。
「はいはい」の魅力である、溶けやすさ、また泡立ちの少なさに一同感動!
もちろん初めての調乳体験でしたが、和光堂の方から直接アドバイスをいただきながら、とてもスムーズに粉ミルクを作ることができていましたよ。
和光堂の「中の人」に聞いた、粉ミルクへの想いとは
自分の子どもにも与えられるか、を突き詰めています
自分自身の子どもにも躊躇なく与えられるものであるか、ということを考えています。
栄養成分や設計、最終的な検査など、最初から最後まできちんと管理し、安全で、安心してママと赤ちゃんに手に取っていただけるものを目指しています。
まさに、和光堂ブランドの理念「乳幼児の健やかな成長と、人々の健康を応援します」に従って、日々研究を続けています。
時には作るところから、原料にこだわって仕事をしています
私には娘が2人いるのですが、スーパーに行ってご飯の材料を選ぶとき、野菜やお肉など、子どもに安心して与えられるものを選びます。
粉ミルクも同じで、しっかりと原料を選ぼうというところから気を付けています。
時には、原料メーカーさんに無理を言ってしまうこともあるのですが、ご理解いただけるよう日々仕事にあたっています。
気になる「はいはい」、実際に試すには?
毎週抽選!1,000名のミルクモニターを募集しています
和光堂は、病院や産院でのサンプル配布などの宣伝活動を行っておりません。
「はいはい」を試してみたいという方は、ミルクモニターに応募してみてください。
毎週抽選で1,000名がモニターとして「はいはい」のサンプルをお試しすることができます。粉ミルクを試してみたい、他のメーカーから替えてみたいという方は、応募してみてくださいね!
※申し込みには、わこちゃんカフェへの会員登録が必要です。
2017年で創業111周年!初めて粉ミルクを販売してから100周年を迎えます
日本で初めて小児科を設立し、その後、赤ちゃんに母乳をあげられないママたちに寄り添い続けている和光堂は、今年で創業111周年を迎えました。
また、国産初の粉ミルクをつくってからは、ちょうど100年を迎えます。
子どもに対するママの愛情は、いつの時代も変わらずあるということ。こうして和光堂が歩んできた長い歴史を振り返ると、それがよく分かりますね。
※応募締切:2017年9月30日(土)まで
安全と安心を約束。ママと赤ちゃんの健やかな毎日への「おまもり」
今回の取材を通して見えたのは、和光堂にあるブレないママたちへの約束でした。
「ママと赤ちゃんの毎日がいつも健やかであるように」
そんなママたちのお手伝いが少しでもできるよう、和光堂の皆さんは、今日も粉ミルク、そして全ての和光堂ブランドの研究を続けています。
粉ミルクは、全てのママにとっていざという時に助け、支えてくれる「おまもり」なのかもしれませんね。
※和光堂製品は、アサヒグループ食品株式会社が販売しています。