ママにとって「食事の準備」って本当に大変!
日々異なるメニューを考え、それに合う材料をそろえ、限られた時間で作る…。
家族の栄養バランスにも気をつけながら、ご飯を作るということは、ママにとって本当に悩ましく、大変な家事の一つです。
毎日献立を考えるのがストレスです…
献立考えるのが一番のストレスかも……(´・ω・`)
簡単で栄養のある料理ってないの?
野菜嫌いの息子…どうにかしたい!
すぐ作れて野菜もしっかり摂れる!
そんな、ママにとってのお助けレシピや料理のコツを知ることができれば、ご飯を作ることに対してもう少し楽に考えることができそうだと思いませんか?
頑張らなくていい!プロ直伝!「料理時短テク」と伝えたいこと
今回は、普段ママが抱えがちな食事・料理の悩みをプロに直接取材!
「食」は、ただ食すだけでなく、子どもにとって立派な「教材」でもあるということ、また頑張りすぎるママたちへのメッセージについても、たくさんお話していただきました。
お話を伺ったのは、最新刊「『今日も、ごはん作らなきゃ』のため息がふっとぶ本」をはじめ、数多くの書籍を手掛けている料理研究家の田内しょうこさん♪
書籍だけでなく、雑誌やウェブサイトでもママに役立つ嬉しい情報を発信されています。
ご自身も2児のママである田内さんに、ママリ編集部が気になる質問をぶつけてきましたよ。
Q1:毎日、頑張りすぎているママさんについて
実は、私自身が昔はとても頑張るママでした。
何でも完璧にしようと頑張っていたのですが、ある日夕食を作っている最中に、おなかがすいて暴れる長女にコンロのお鍋がひっくり返ったことがありました。
幸い軽いヤケドですんだのですが、「取り返しのつかないことした」とその時にすごく反省をしたんです。
子どもが大きくなって思うと、当時あんなに無理することなく、お惣菜を買って帰って食べても良かったな…。
もっと子どもと一緒に遊ぶ時間を作った方が良かったなと思います。
頑張ることをやめてからは、私自身にとても余裕がうまれました。子どもを無駄に怒るということも減りましたし、日々バタバタすることもなくなりました。
完璧に家事をこなすことが、ママの正解ではありません。心の余裕をつくるために、まずは何かをやめることから始めてみましょう!
Q2:食事から栄養をとることって大切?
サプリや補助食品から栄養を摂るのと、きちんと食事から栄養を摂るのとでは、やはり全然異なります。
食事からしっかりと栄養を摂ることができれば一番良いですが、それ自体がママのストレスになったり、無理やり食べさせようとすることが、子どもの野菜嫌いにつながったりもしますよね。
そんなママにおすすめなのが、「食材」について子どもに学ばせるということ。
学校などでも、子どもたちが自分で育て調理したものは、残さず食べることが多いそうですよ!
食材を見る、知る、食べる。生活の中で食材に直接触れることが、結果として食への興味や好き嫌いの克服にもつながっていくと思っています。
Q3:家庭でできる食育って何かありますか?
- 季節の食材を教える
- 食材の特徴を教える
- 食材の食べ方、調理法を教える
家庭でできることはたくさんあると思います!
難しくは考えず、食材の名前を教えたり、今の時期においしい野菜や果物を教えたり…。
加熱した方がおいしいよ!そのままでも食べられるんだよ!など小さい頃からお話をする感覚で食材との触れ合いを増やして欲しいです。
お手伝いをしたがる子どもが多いですよね。
自分がやった方が早いし、正直面倒くさいと感じることもあると思うけれど、それは、将来の自分を助けてくれると思ってさせた方が良いと私は思います。
玉ねぎのうす皮むき
玉ねぎって結構使う頻度が高いですよね。でも、皮をむくのって意外と大変…。
繊維を刃で切らなければ、目にしみることも少ないので、子どもにお手伝いとしてやらせてみるのもおすすめです。
「やってあげる」のではなく「やらせてみる」ということをぜひ意識して欲しいです。
Q4:お料理の時短テクニックは?
やはり「準備をしておく」ということが一番です。
基本的にお料理は、「洗う」「切る」という作業にほとんどの時間を使います。普段よく使う野菜は、あらかじめ切っておくと便利です。
玉ねぎはくし切りにしてタッパーへ。食材保存に適した保存袋などを活用するのもおすすめです。
お肉の加熱調理も時間はかかりますが、そこは薄切りやこま切れ肉、ひき肉などを購入すればそれだけで時短になりますよね!
また、スライサーなどの道具を上手に利用するのもおすすめです。料理自体が苦手なママでも、楽に下準備をすることができますよ。
Q5:買っておくと便利な食材を教えて!
心づもりがあるのとないのでは全然違うので、やはり先回りして献立をたてることがおすすめ。
私が一度のお買い物で必ず購入する「レギュラー食材」はこちらです!ぜひ参考にしてください。
- 卵
- 豆腐
- 油揚げ
- 納豆
- ちくわ
- 豚肉うす切り
- 鶏肉(モモ肉かムネ肉)
とりあえず、このあたりがあれば、手持ちの野菜と組み合わせておかずを作ることができます。
ここに、牛肉や魚をそのときの気分で買い足しをしています。
- 基本の長持ち根菜(じゃがいも、玉ねぎ、にんじん)
- 青菜(ほうれん草、小松菜など)
- 長持ち青い野菜(ピーマン、ししとうなど)
- 白い野菜(キャベツ、大根、白菜など)
- きのこ類
- ねぎ類
- +季節特有の野菜(今なら、里芋、さつまいもなど)
それぞれの食材をバランスよく入れて、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん以外で5〜7種類は買うようにしています。
料理に使える!常備しておきたい「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」
でも、なかなか普段の生活の中で、いつも野菜を揃えておくのは難しい…という場合もありますよね。
そこで今回は、時短料理のプロ、田内しょうこさんにもお墨付きをいただいた「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」をご紹介します。
48種の野菜がバランスよく入った飲みごたえのある本格野菜ジュース。実は飲むだけでなく、幅広いお料理にも使うことができ、不足しがちな野菜が手軽に摂取することができます。
この野菜ジュースを田内さんにも飲んでいただきました!その感想は?
Q5:「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」の「ここがすごい」を教えて!
とてもおいしかったです!いろいろな野菜のうまみがよく感じられるので私は好きです。
大人だけでなくお子さんにもおすすめ!たくさんの野菜が入っていて、とても理想的な野菜ジュースだと思います。
私自身、朝いちで自家製ジュースやスムージーをなるべく摂ることを最近心がけているのですが、実際は毎日続けるのはちょっと難しいんです…。
「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」は、入っている野菜の種類も多いですし、時間がない朝にもぴったりですよね。
飲みごたえのあるしっかりした濃さで、不足しがちな野菜が手軽に摂取できるのも嬉しいですよね。
チコリーやきょうななどは、普段はほとんど買わないというママが多いはずなので、48種というと他の野菜ジュースよりも多くの野菜を使用しているところも魅力ですよね。
Q6:「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」のような野菜ジュースを料理に活用するメリットは?
野菜ジュースは調理にときどき使っていますが、料理する上ではメリットがたくさんあります。
「香味野菜を入れると香りよくおいしく仕上がる」とわかっていても、一般家庭で煮ものにセロリやパセリまで完璧に揃えるのは難しいですよね。
市販のトマト煮の素のようなものを買わなくても「野菜ジュース1本使って、材料と一緒に煮るだけでおいしく作れる」という気軽さがあるので、精神的な負担が減ると思います。
いろいろな野菜のエキスが含まれているので、多くの野菜を一緒に煮込んだような風味が得られるのは、大きなメリットです。
時間をあまり使えないママには時短的メリットもあります。
「自然なものを使って調理したい。でも忙しくていろいろはできない」という方には大きな助けになるのではないでしょうか。
お肉や魚、野菜料理にも合いますし、いろいろな料理に使えるのも魅力ですね。
私の自宅では、長持ちする缶詰のトマトジュースを常備していますが、ローテーションでこの野菜ジュースも定期的に加えたいと考えています。
田内さん考案!離乳食後期から大人向けまで!野菜ジュースで作る簡単&時短ご飯
そんな「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」を使って、お手軽簡単な時短レシピを田内さんに作っていただきました。
「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」の野菜感のある味わいを生かした「鶏肉ときのこのスープ煮」をベースに、取り分けることで離乳食後期と大人向けまでのレシピが作れちゃうという万能レシピです!
鶏のだしが加わったスープのため、他の料理にも展開しやすいのが特徴なんです。ぜひ皆さんも作ってみてくださいね。
鶏肉ときのこのスープ煮
「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」は、お肉や野菜のうまみをプラスしてあげるのがおすすめ。
香ばしい焼き目がついたお肉に、たっぷりのきのこをあわせ、野菜ジュースでコトコトと煮た一品です。
野菜ジュースにしっかりと溶け込んだお肉のうまみが絶妙!ふんわりお口の中で広がるきのこの香りも絶妙ですよ。
材料(大人2人×2食分)
- 鶏モモ肉:500g
- 塩:小さじ1/2
- こしょう:少々
- 薄力粉:大さじ1
- しめじ:1パック
- まいたけ:1パック
- しいたけ:3個
- 玉ねぎ(中):1個
- オリーブオイル:大さじ2
- 「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」:800ml
- 刻みパセリ:少々
作り方
- 鶏モモ肉はひと口大に切り、塩こしょうをふって薄力粉をまぶす。
- きのこ類の石づきをとる。
- しめじとまいたけはほぐす。
- 玉ねぎはタテ半分に切ってうす切り、しいたけは4等分に切る。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、1を入れて炒める。
- 片面が焼けたら玉ねぎを加えて炒める。
- 「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」ときのこを加え、フタをして時々混ぜながら15分煮る。
- 器に盛り、パセリをふる。
田内さん「赤ちゃんのごはんへの流用をするので塩分は控えめです。大人は最後に塩こしょうで味をととのえるか、粉チーズなどをふってもいいですよ」
離乳食後期以降におすすめ!トマトリゾット
次に紹介するのは、「鶏肉ときのこのスープ煮」のスープを使用して作る離乳食レシピです。
大人料理から取り分けをすることによって、離乳食を一から作る時間が短縮できます。野菜を簡単にたっぷりと摂れるのが嬉しいですね。
まとめて作っておいたスープを冷凍保存して、必要な分だけを取り出し食材を入れて温めるだけで簡単に離乳食が作れますよ。
材料(子ども1人分)
- 「鶏肉ときのこのスープ煮」:150ml
- とうもろこし(缶詰か冷凍):大さじ1
- ごはん:1/4膳
作り方
- 「鶏肉ときのこのスープ煮」のスープと具をわけ、具(鶏肉、きのこ、玉ねぎ)は小さく切る。
- 小鍋にスープを煮立て、ごはん、とうもろこし、1の具を入れてごはんが柔らかくなるまで煮る。
田内さん「煮詰まるようなら水を加えるとGood!スープ(玉ねぎは小さく切って入れても可)のみを取りわけごはんと一緒に煮れば、離乳食初期のお子様でも食べられます。
小さく切ったじゃがいもを入れてもいいですね!離乳食中期の場合は、様子を見ながら鶏肉の量を調節しましょう。とうもろこしは、粗いみじん切りにするのが良いですね」
大人も満足!タラときのこのトマト煮
お魚料理は、手間がかかるイメージを持つママも多いと思いますが、こちらのレシピもとっても簡単です!
もちろん「鶏肉ときのこのスープ煮」のスープを活用しています。
電子レンジでたったの5分で完成という時間がない&お料理が苦手なママにもぴったりのレシピです。
スープは冷凍しておけばいろいろなお料理に使えますね!
材料
- 生タラ(塩タラでもOK):2切れ
- 塩:小さじ1/3
- こしょう:少々
- ピーマン:1個
- 「鶏肉ときのこのスープ煮」(鶏肉をとりのぞく):300ml
作り方
- 生タラに塩こしょうをふる(塩タラの場合には、こしょうのみをふる)。
- ピーマンは食べやすい大きさに切る。
- 耐熱容器に1を入れ、鶏肉をとりよけた「鶏肉ときのこのスープ煮」を上からかける。
- ラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。
田内さん「薄味なのに深みがあります!コクがあるから必要以上に味付けしなくてもおいしい。野菜ジュースの濃厚な味が大人の食欲を十分満たしてくれますよ!
赤ちゃんにも取りわけしたいときは、生タラには塩こしょうをふらずに仕上げましょう」
クックパッドにもオリジナルレシピがいっぱい!
ママの強い味方である日本最大の料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」にも、「キリン無添加野菜48種の濃い野菜100%」を使ったレシピがたくさん掲載されています。
野菜ジュースで味わい◎!煮込みハンバーグ
寒くなるこれからの季節にぴったり!野菜ジュースでコトコト煮込むハンバーグはふわふわジューシー!
中にはとろ~りチーズがたっぷりで、子どもたちもたくさん食べてくれそうですね!
野菜のうまみがギュッと凝縮!きのことの相性も抜群な野菜ベースのソースが、秋の食欲をそそります。
野菜ジュースで☆かぼちゃのひと口ドーナツ
子どもと一緒に簡単につくることができるドーナツレシピです。ハロウィンやクリスマスなどのイベントにもぴったりのメニューですね!
柔らかくしたかぼちゃに野菜ジュースを加え、ホットケーキミックスと混ぜ混ぜ!あとはこんがりきつね色になるまで揚げるだけ!
色々なかたちを楽しみながら、野菜をしっかりと摂ることができます♪
野菜嫌いのお子様をもつママにもおすすめしたいレシピです!
肩肘張らなくて大丈夫!ママの余裕をつくるには頼ることから
今回の取材で印象的だったのは、「何かに頼ることは、決して怠けていることでも、ラクしていることでもない」という田内さんのこの言葉です。
普段子どもや家族のために自分を犠牲にしてしまいがちなママ。
全部頑張るということに少しだけブレーキをかけることで見えてくるものもたくさんあります。
まずは「何かに頼ること」について考えてみませんか。