産後、社会や人との関わりに変化が起こるママもいます
バリバリ仕事をしたり、積極的にお出かけをしていたママも、産後は家で赤ちゃんと過ごす時間が増えます。
妊娠・出産を通して、まわりの環境や人との関わり方が変わったというママもいるかもしれません。
「今日大人と会話しなかった」「赤ちゃんはかわいいけれど、このままでいいのかな」と一人で悶々とした経験はありませんか。
寂しさや疎外感にも似た気持ちは多くのママが経験しているもの。
そんなママたちが働ける場、社会と繋がる機会を提供したい!と立ち上がった女性がいるんです。
そのママの起こした働きとは?ママリが取材してきました!
ママが悩む仕事のこと、社会の関わり方…教えて青山さん
今回ママリが取材したのは、2児のママで一般社団法人NIPPON応援団の代表理事を務める青山真実子さん。
この団体は、日本が抱える問題にフォーカスし、課題解決のための仕事と人財を作り続けているんですよ。
青山さんに地域や社会と関わりながら、子育て・仕事するための方法など、悩めるママが元気になるためのヒントを聞いてきました。
同じ境遇のママ同士が、一番大変さがわかる
女性が家事や育児の大部分を担っている日本社会では、「仕事と育児の両立」働くママたちの多くが直面する問題の一つですよね。
私は、子供が通っていた保育園が夕食付きで20時まで預かってもらえたので、よく利用させてもらっていました。
それでも間に合わないときは、同じ保育園で家が近いママと、お互いの子を預かりあうなどして助け合っていたんですよ。
同じ境遇のママ同士が、一番大変さがわかるんですよね。そのママとは今でも週に1回は食事をする仲。子育てを通して、そんな繋がりもできました。
近くに住む親や地域のヘルパーさんやベビーシッターさんにお願いする、もしくは私の場合のようにママ同士助け合うのも一つかなと思います。
子供と過ごす時間は、できるだけ濃くする
子供に寂しい思いをさせてしまうのではないか、という葛藤もありますよね。
私も20時まで子供を預けるほど忙しかったので、子供と過ごす時間はどうしても限られてしまっていました。
でも私は、子供との時間は「量より質」だと思っているんです。だから子供と過ごす時間は、できるだけ濃くする。
そして、お風呂は必ず一緒に入る、家で夕ご飯を食べるときは必ず作る、この2つのルールだけは守ることで、よしとしていました。
ママ自身で、子供と過ごすときのルールを決めて、そしてそれをやり抜くことが大事です。
ママたちに「仕事」の定義にとらわれないでほしい
預け先の確保や仕事が見つからないなど、働きたくても働けないというママの声もよく聞きますね。
でも、私はママたちに「仕事」の定義にとらわれないでほしいと伝えたいんです。
オフィスや職場に出かけて、勤務することだけが働くことではないですよね。働く時間・場所・内容もいろんな選択肢があって、ちょっと視点を変えるだけで、いろんなことが仕事になる時代です。
私たちが提供する「おみせ支援マスター」も実はそんな「新しい働き方」の一つです。
おみせ支援マスターはまさに「ママ」のために設計されたもの!
おみせ支援マスターのペルソナ(求める人材像)は、ベビーカーを押している子育て中のママなんです。
この仕事は、それぞれのママの都合や生活リズムに合わせて参加できるところが魅力の一つ。
育児中などで、時間に制約があるときでもムリなく楽しく続けることができ、生活を変えることなく、むしろそのいつもの生活のある時間が仕事に変わるんです。
そんな新発想の「仕事」です。
人と関わる機会って日常生活にたくさんあります
育児中って赤ちゃんと二人っきりで、孤独を感じやすい時期ですよね。
だから、地域のセンターや児童館などにいって頑張ってママ友を作ろうとしてもうまくいかず、かえって孤独感が強まってしまうこともあります。
実は、人と関わる機会って日常生活にたくさんあるんですよ。ベビーカーや抱っこ紐で赤ちゃんを連れているだけで、話しかけられませんか。
特にスーパー。そこにはカートやカゴを片付けているシニアがいらして、きっと何かしら声をかけてくれます。もしくは駐輪場も声かけられる率高いです(笑)
「赤ちゃん、今何ヶ月なの?」「まだ3ヶ月なんです」といった短いやりとりでも、そこにあなたを気にかけている人がいることに少し元気をもらえるはず。
支援センターや児童館に行かなくても、人との関わりはもてますよ。
最後にママたちへのメッセージをお願いします
これからの時代、今までの固定概念にとらわれない「働き方」が増えていくと思います。
それはつまり子育て中のママでも、働ける可能性が広がっているということ。普段の生活の中のある部分を仕事に変えていくことという発想が大事です。
こういう風になりたい、という自分の願いや夢はぜひ言葉にしてみてください。言葉にすることは、一歩を踏み出す原動力にもなるんですよ。
今回ご紹介したのは、「おみせ支援マスター」でマンガを配る、というお仕事ですが、実際におみせの悩みを聞くことやサービスのレクチャーを行うことなど、これからどんどんお仕事は増えていきます。
地域に密着しながら様々なカタチで働けること、そうして、自分にあった仕事、自分らしく輝ける場を持つママが増えていくことを願っています。
ママがママのために作った「おみせ支援マスター」とは?
自分のペースで働きたい、人と関わりたい、そんなママたちに提供されているあたらしい働き方の一つが「おみせ支援マスター」です。
おみせ支援マスターのお仕事は、「タブレット決済」について紹介されたマンガを、いつも行くお気に入りのお店にお渡しすること。
そのマンガをみたお店の人がタブレット決済を導入することによって、お店の集客や売り上げの管理もしやすくなり、紹介したママの地元も活性化していく…という仕組みになっています。
たった4ステップでお仕事が完結するので、複雑なことを覚える必要がないのもうれしいですよね。
ママリ編集部ママも「新しい働き方」体験してみました!
青山さんたちの熱い想いが込められた「おみせ支援マスター」って実際にどう登録するんだろう?
その流れを実際に編集部ママが試してみました!
まずはスキマ時間にメールアドレスを登録
「スマホ一つで登録ができるのでとってもラクチン!すぐに終わるので、子供のお昼寝の合間などスキマ時間にやってみても良さそう!」
何度でも挑戦可能!クイズ形式の検定を受講
おみせ支援マスターになるのは簡単!登録後、クイズ10問に正解するだけで初級認定されちゃいます。
「クイズ形式なので、気軽に楽しんで受けられました。間違えてもやり直せるのがうれしいです(笑)。クイズに答えることで、『おみせ支援マスター』についての理解もしやすいですね。」
お仕事スタートキット内容
無事に初級に認定されたのち、届いたのはこちらの一式。
- おみせ支援マスター認定証
- おみせ支援マスター ガイドブック
- サービス一覧
- おみせ支援マスターIDスタンプ
- スタンプ台
- 配布用マンガ 各5冊
「認定証もちゃんとあるので、お店にマンガを渡すモチベーションもあがりますね!」
おみせ支援マスターの流れを経験してみて
「おみせ支援マスターは、ムリなく自分のペースで行える新しい働き方。ママが『いつもの生活の延長線上でできる』ものなんだと分かりました!自分のタイミングでマンガをお店に渡すだけなので、初めての人でも無理なくできそう。」
地域のこんなお店、応援したい!
「通るといつも声をかけてくれる商店街の八百屋さんや、子供のお祝いごとで注文する地元のケーキ屋さん、ママ友と集まるカフェなど…。ママが日々の中で利用するお店から始めるのが良さそう。おみせ支援マスターをきっかけに、ママもママが住んでいる地域もイキイキとする、そんな流れが生まれたら素敵ですね。」
ママがもっと自分らしく、ムリなく働けるミライを目指して
ママたちが、社会とつながるきっかけの一つ「おみせ支援マスター」。
これからの時代は、このような新しい働き方がますます求められていくのかもしれません。
ママにできること、ママだからできること。ママたちが自分らしく輝ける場をつくるために、まずはできることから始めませんか。
自分が住んでいる地域を活性化することから始まる社会との関わり。そんな一歩を踏み出してみませんか。