子供とずっと二人っきり…育児中のママたちが抱える悩み
ママリ内ではママの孤独感、仕事と育児の両立の難しさ、育児だけで一日が終わることへの焦りなどの声があげられています。
それだけでなく、ママ自身が「ママはこうあるべき」という概念にとらわれてしまい、窮屈さを感じることもあるようです。
わが子100%になりたいけど、やっぱり私も1人の人間ですから、あれしたいなこれしたいなって考えます😢「第2の人生」を歩んでるのにいまだに「第1の人生」が恋しくなるというか…

ママは母親であると同時に、一人の女性でもあります。子育てと同時にママ・女性としてのびのびと生きて良いはず。
これからはますます、自分なりの暮らし方、働き方が自由に選べる時代になっていきます。
それはママであっても同じ。
子供を抱えて、一人で途方に暮れてしまう…そんなママたちが前を向ける社会にしていくにはどうしたら良いのでしょうか。
その答えの一つがここにあります
プレママもワーキングマザーも専業主婦もそれぞれが無理なく自分なりの生き方を選択し、子育て中ということに後ろめたさや窮屈さも感じず、一人の女性としてイキイキと生活できる街。
今、子育て世代の移住者が年々増加している街があるのだそう。
それは都心から一番近い森のまち「流山市」。
流山ママたちの暮らし、覗いてみました
今回ママリでは実際に都内から流山市への移住を決めた2人のママにインタビュー!
気になるいろいろ聞いてみました。
一人目のママ:ここなら仕事と育児のワーク・ライフ・バランスが取れる
インタビュー一人目のママは、都内で働きながら子育てをしていた五十嵐さん。
そろそろ仕事に本格的に戻ろうと「長女を保育園に」と考えていたその頃、都内での待機児童問題が大きな話題に。
勤務先が働き方改革に取り組みはじめた時期も重なり、「自分らしいワークライフバランスってなんだろう?」と考え始めたとのこと。
「そんなタイミングで出会ったのが『母になるなら、流山市。』のポスター。興味を惹かれ、あらゆる街情報をかき集めリサーチしました。
調べていくうちに公園や緑が多い、意外と便利かも、育児と仕事を両立しているママが多そう、それは働くママにやさしい街なのかも…
そんな街環境への期待がふくらみ、移住を決めました。」
利便性も良く、自然環境にママもリラックスできる
「移住を決めたときには周りから『遠いところに住むんだね』と驚かれましたが、都心まで20分程度で行けるので、通勤時間は移住前とほとんど変わらないです。
平日はテレワークや時短勤務を使いながら仕事を、週末は近くの公園や緑地で子供と遊んでいます。
子供との時間が増えただけでなく、わたし自身がリラックスできる時間もできました。」
流山市の良さ、それは「お互いさま」の空気
「都内にいるときは、ベビーカーで電車に乗るときや子供がぐずってしまった時など、周りに迷惑をかけているという気持ちになり、常に"すみません"とビクビクしていました。
でも流山のママたちには、『育児はお互いさまだよね』という空気があるんです。
先輩ママや現役子育て中のママもいますし、また私と同じように子育てしながら働いているママたちも多いので『育児って大変だよね』『お互い頑張ろう』と互いに受け入れあえている気がします。
働きながらの育児って大変なことも多いのですが、街の人たち始めママ友同士が気兼ねなく、助け合う環境が自然とできていることが私にとても安心感を与えてくれています。」
二人目のママ:第一子妊娠を機に、家族でのびのび暮らせる所を選びました
次のママは、流山市でフリーペーパーを発行している渡部さん。
転居するまでは夫婦とも多忙なため、とにかく職場へのアクセスが良い都心のワンルームに住んでいました。
妊娠をきっかけに、親子三人で住める所への引っ越しを考え出したものの、子育てに良い環境ってどんなところだろう…と、とても悩まれたとか。
そんな時に候補に浮かんだのが「流山市」。
まずは1年住んで、様子をみてから…と思っていました
「まずは流山市に1年住んでみて、今後また考えようと思っていました。
最初はアパートを借りていたのですが、数ヶ月後にはマイホームの購入を決めました。
普段はとても優柔不断な私たちに大きな決断ができたのは、実際に住み心地の良さを実感できたからだと思います。」
女性が元気でいられる街
「流山市に越してきて最初に受けた印象は『女性が元気な街だな』ということ。」
それは市の主催のイベントなどに、乳児を連れたママたちがたくさん参加している姿をみて気づいたそう。
渡部さん自身も市の『女性向け創業スクール』に通うなかで、いろんな年代の女性に出会って刺激をたくさん受けたようです。
「出産前は、『ママ友 = 子供がらみの付き合いがめんどくさそう』というイメージがあったのですが、実際に流山市でできた『ママ友』は、お互い無理をせず居心地が良い関係です。」
私にとっての流山市とは「等身大の自分でいられる場所」
「流山市では頑張りすぎなくて良い、肩の力を抜いてリラックスできる雰囲気があります。
子育てをしているといろんな場面で、子供が迷惑をかけてごめんなさい、と後ろめたく思うママも多いと思いますが、ここでは『みんなお互いさまだから』と受け入れてくれています。
ママ同士の関係だけでなく、シニアの方々も移住者や子供に対してとてもウェルカムなのが心強いです。
ママだからこうあるべき、女性はこうすべきという定説にとらわれず、等身大の自分でいられる場所、それが私にとって流山市なのかなと思っています。」
「こんな暮らしをしています」流山市に住むママたちの声
五十嵐さん、渡部さん以外にも、たくさんのママたちが流山市で自分らしく、のびのびと暮らしています。
双子育児のママ、都内に通勤しながら子育てしているママ、都内から越してきてこれから流山市での生活にワクワクしているママ…。
いろんなママ、そしてパパたちが自分たちに合ったそれぞれのライフスタイルを、流山市で築いてる様子が伝わってきました。
流山市でママたちが生きやすい未来をともに創りあげていく
流山市への印象や「子育てはお互いさま」という空気について共通しているのが印象的でした。
この空気は、流山のママたち同士の思いやりから生まれたもの。
「お互いさま」と相手を思い合う空気は、街の居心地のよさと安心感に繋がっているようです。
子育てにも、仕事にも、自分らしく。
そんな前向きになれる環境を、ママたち自身が作っているのです。
この時代に、ママたちが地域社会に求めるものが流山市にはあるのかもしれませんね。