もし子どもが重い病気で入院することになったら…?
現在、日本には約14万人の病気と闘う子どもがいます。
愛する我が子が病気になったとき、何よりもまず子どもに最善の治療を受けさせようと考えるもの。
でも、その病院が自宅から遠い場所にあったら。
もし子どもが遠距離で闘病生活を送ることになったら…どうしたらいいのでしょうか。
親子離れ離れの生活は本当につらいことですが、簡易ベッドで何日も添い寝をしたり、食事をコンビニで済ませたりするママやパパの体力にも限界がでてきます。
遠い自宅にいる他の子どもたちのことも心配しなくてはならないこともあるかもしれません。
子どもの入院を経験したママたちのリアルな声ご紹介
今回、実際に子どもが病気で入院した経験を持つママたちにインタビューしました。
入院中の気持ち、一番つらかったこと、そのリアルな声を聞いてみました。
「今一番会いたいのは息子です」
子どもが呼吸器系の病気を治療中で、面会制限があるため週2回ほどしか会えないというママ。
子どもの「今」の状態が分からず、いつも「熱が下がったかな」「呼吸苦しくないかな」など心配は尽きません。
眠れたかな、と子どもを気遣うママ自身はきっと眠れぬ夜を過ごしてきたに違いありません。
「どこにいても何をしていても、子どものことを考えてしまう」
お子さんに生まれつきの病気があったため、不安と心配でいっぱいだったというママ。
何をしていても「泣いているかもしれない、痛い思いをしているかもしれない」と入院中の子どもへの想いを募らせていたそう。
「(面会後は)本当にべりべりと引き剥がされるような気持ちで、息子の病室から離れました」
もっとそばにいたいのに…多くのママがそんな心の痛みを経験しているのではないでしょうか。
「病室に子どもを一人残して、帰ることがとてもつらかった」
「知らない場所に子どもを一人で置いて帰るのもすごく心が痛かったし、心配もすごくあった」というママ。
とにかく「早く会いたい、早く面会時間にならないかな」という気持ちでいっぱいだったと言います。
会いたい…それだけです
子どもに会えたら、「抱っこしてギュッとしたい」、「頑張ったねって褒めてあげたい」。
すべてのママに共通していたのは、闘病中の子どもに会いたい、という願い。それはきっと子どもも同じ。
でもそれがなかなか叶えられない現実があります。
そして、コロナ禍によってさらに面会が制限され、長期間会うことが叶わない親子もいるかもしれません。
親子のそんな「会いたい」を支えてくれるのが、ドナルド・マクドナルド・ハウスなんです。
ドナルド・マクドナルド・ハウスってどんなところ?
自宅から遠く離れた病院で治療する子どもと、そのご家族をサポートするための「ドナルド・マクドナルド・ハウス」という滞在施設。
1974年にアメリカ・フィラデルフィアで誕生し、現在世界中に374カ所、日本には11カ所あります。
高度小児医療を行う病院に隣接して設置され、一人1日1,000円で利用できます。
ハウスを利用すれば自宅から遠く離れた病院に入院することになっても、家族が子どものすぐ近くで生活をすることが叶います。
コンセプトは"第二のわが家"
ドナルド・マクドナルド・ハウスのコンセプトは「第二のわが家」。
利用している付き添いの家族が、自宅と同じようにゆったり過ごせるよう、自炊ができるキッチンやリビング、ダイニングなどが設備されています。
また、プライバシーへの配慮やソーシャルディスタンスを確保しつつ、共有のリビングやキッチンなどで、利用者同士が会話しやすく孤独感を軽減する設計にもなっています。
病気と闘っているという家族同士で、不安や心配ごとを相談したり励まし合ったり、ボランティアの方々ともあたたかいコミュニティが育めるのも、ドナルド・マクドナルド・ハウスの良さの一つ。
利用するとみんな安心感とそのぬくもりからハウスのことが大好きになるそう。
ハウスの存在は、不安な中にいる家族の精神面での支えにもなっているんですね。
ドナルド・マクドナルド・ハウスの運営は、寄付や募金によって支えられています
ドナルド・マクドナルド・ハウスは、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンによって運営されています。
その建設から運営まで100%、企業や個人からの寄付や募金、そして地域ボランティアの方々の協力で成り立っています。
日々の運営や新しいハウスを建設していくためにも、継続的な支援が必要です。
自分にできることって何だろう…こんな支援の方法があります
その一つが「マックハッピーデー」に参加すること。
「マックハッピーデー」では、当日販売されたハッピーセット一つにつき50円をマクドナルド*から「ドナルド・マクドナルド・ハウス財団」へ寄付しています。
4回目を迎える今年は11月8日に開催され、この日のハッピーセット販売数は約70万個にもなりました。
マックハッピーデーにハッピーセットを楽しむことが、ドナルド・マクドナルド・ハウスへの支援につながります。
* 日本マクドナルド(株)およびマクドナルドフランチャイズ法人
マックハッピーデー以外にも、いつでも参加できる支援方法があります
全国のマクドナルド店舗ではレジ横に募金箱の設置や、マクドナルド公式アプリ内やチラシでの募金付きクーポン発行など日常的な支援活動にも取り組んでいます。
これらの募金も、ドナルド・マクドナルド・ハウスに寄付されています。
例えば、私たちがハッピーセットを購入する際に募金付きのクーポンを選択する、マクドナルドで買い物をしたときレジ横の募金箱に募金する…それらがドナルド・マクドナルド・ハウスへの支援につながっているんです。
その他、Tポイントでも募金できる日本最大級の募金ポータルサイト「Yahoo!ネット募金」からの支援も可能です。
マクドナルドは親子の「会いたい」を応援しています
ママの笑顔が近くにある、ということが病気の子どもにとって一番のちから。
そして、精神的・経済的な負担が少なく子どものそばで過ごせる、ということがママやパパにとって何よりの支え。
ドナルド・マクドナルド・ハウスの存在が、「会いたい」親子の大きな笑顔につながります。
ドナルド・マクドナルド・ハウスへの支援活動を通して、マクドナルドは病気と闘う子どもとその家族を応援しています。
できることからできる範囲で、私たちもマクドナルドと一緒に支援に参加してみませんか。