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「友達にも家族にも相談できない…」育児中ヤバかった時に救ってくれた「ママリ」の話

執筆・イラスト/よざひかる

はじめまして、ライターのよざひかると申します。私は、2023年夏にはじめて出産を経験しました。

妊娠がわかった時は、すごく嬉しかった!……のですが、同時にたくさんの不安が浮かんできたことを覚えています。

育児本を買ったり、友人に聞いたり……手さぐりで情報をあつめ、なんとか乗り越える日々。

が、妊娠8ヶ月ごろ、健診で逆子が発覚!
 
正直最初は「逆子?どうせ治るんでしょ」と思っていたんですが、結局最後まで治らず、計画帝王切開に決定😱

すると、心の中はもう大騒ぎで「帝王切開ってなに?」「計画?そんなうまくいくんか?」とまた不安で押し潰されそうになりました。でもレアケースすぎて、計画帝王切開を経験した人が周りにいない!ネットで検索してもなんかうす〜いことしか書いてない……。

「私って今ヤバいのか?誰か経験者の声を聞きたいよ〜〜!」と追い詰められた時に出会ったのがママリでした。

私の悩み、誰かもこまってた!

ママリは妊娠・出産・育児にまつわる質問を投稿し、回答をもらえるアプリです。もちろん自分が回答側に回ることもできます。

「ここなら計画帝王切開にまつわる生きた情報があるかも」とすがる思いで、まずはママリ内の過去の質問を検索してみました。(質問する勇気がなかった)

検索してみると……

なんと、同じ悩みで悩んでる人がいっっっぱいいたんです。

「自分ひとりで悩んでいてつらい」という状況から一気に解放されて、すごく安心したことを覚えています。よかった!私だけじゃなかった…。

すぐに過去や現在のいろんな質問を読み漁りました。しかもその質問たちすべてに、経験者たちからのやさしい回答がついている…!長いこと不安に思っていたことが、次々と吹き飛んで行きました。

「このアプリ神では!?」と感激した私は、ママリの虜になり秒で課金してしまいました。(無料でも超便利に使えます!!)

質問すると誰かが助けてくれる!

無事出産し、いよいよ育児開始!となりましたが、よりわからないことが増えました。特に最初はミルクの量がぜ〜んぜんわからなくて、

「育児本の平均よりめっちゃ飲むけど大丈夫かな……」

と探り探りで育児をしていました。たいていWebを検索すると、お医者さんの記事がヒットし「お子さんはそのままで大丈夫ですよ☺️」って書いてはいるんですが、いうても不安じゃないですか!?!?!?

そういう時にまたママリが役立ちました。「うちの子、ミルクをたくさん飲むんですけど、変ですか…?」と投稿してみたんです。

すると、経験者ママたちから「ウチもそうでした😂でもいま超元気ですよ」とか、「全然変じゃないです!私の子もそうでした!1ヶ月立つとまた様子が変わると思うので、様子をみながら調整してみてください」と優しいコメントの数々が……。

育児中って、あとから思い返すと「全然気にすることなかったな」という些細なことでも、すごく過敏になるじゃないですか。なのでそうした共感コメントや、アドバイスに相当助けられました。

そして助けられると、自分もこの優しさを誰かに返さなきゃ!と思うんです。助けられる度に、妊娠中の方の質問に私も回答したりしていました。知っていることを伝えただけなのに、大体感謝されるので、回答するのも気分がいい……!

▲私が思うママリの仕組み(ざっくり)

産後一番のピンチ「涙が止まらない」

順調に楽しく育児をしていた私ですが、子が7ヶ月ぐらいの頃、急に体調を崩しました。

涙が止まらず、眠れなくなり、歩くのもおぼつかず…胸がずっとざわざわするのです。

今思えば、産後うつに片足を突っ込んでいた状態だったと思います。冷静になった現在では、コロナにかかったことや、子の夜泣き復活、保活のうまくいかなさ…などいろんな疲れやストレスが溜まっていたとわかるんですが、当時は本当に怖くて「このまま私がおかしくなって、子どもといられなくなったら・・・・」と泣いてばかりいました。

夫に子どもを見てもらい、少し休むことにしました。胸の苦しさはおさまらず、友達も忙しいので相談できそうにありません。

でも、誰かに聞いてもらわないと心が壊れてしまう…。とりあえず、回答がこなくてもいいからママリに吐き出そうと、本当にネガティブな質問をしました。

側から見ると、泣きながらカフェでスマホを見る限界寸前の人でした。するとすぐにママリから通知が。あけてみると…

突っ伏して号泣してしまいました。(今思うと相当きてた)

「とにかく周りに頼って休もう。ずっとこの状態が続くわけじゃない」と前を向き、母にも来てもらって休みました。すると心がどんどん回復し、無事、元の自分に戻ることができました。

ママリがなかったらどうなってたんだろう?と考えるとめっちゃ怖くなります。すごくすごく助けられました。

「ひとりじゃない」と思えるありがたさ

私は幸い周囲に恵まれ、夫や母、友人や妹など、困るとみんな話を聞いてくれます。

でも、周りは全員「妊娠中」ではないし「同じ月齢の子供を持つ人」でもない。やっぱり細かい気持ちをわかってもらえないことが多く、孤独を感じることが多々ありました。

でもママリを通じて、私と同じ悩みを持った人が大勢いるということを知りました。。現在も過去も!

これだけでま〜〜〜何度も励まされました。「私はひとりじゃない」と毎日思うことができて、最近は全国に仲間がいるような気持ちで使っています。

▲「仲良く肩をくんで」というよりはラグビーぐらいの勢いで助け合うのがママリ。マジ全員頼もしいから……

あと!ママリには最近「サークル」という機能が登場しました。話題ごとにチャットルームがあって、そこのメンバーになって会話できる機能です。

試しに「2023年度生まれ」のサークルに入ってみたのですが、

という感じで、「新たな平和」が誕生していました。人間ってやさしい…。

他にも「今日のご飯」サークルでみんなが作った献立が発表されていたり、「お買い物」サークルで買って良かったものが共有されていたり…。

チャットのようにカジュアルに会話できるので、こちらも頼もしい場所になりそうです。

妊娠・育児中の方はとりあえず入れておくと安心

「妊娠したけどマジで毎日怖い」とか「育児してるけど本当に話せる人いなくて無理〜!」という方がいたら、ママリは本当に本当におすすめです。「どうにも解決しない!」という時、ぜひ些細な質問でも投稿してみてください。

あと、XやWeb検索でいつもなんとかしている方も、ママリで検索すると他のSNSでは見つからなかった「リアルな声」がわんさかでてくるので、検索だけでもぜひ使ってみてください。いろんな場面で救われました…。

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