1. トップ
  2. 子育て・家族
  3. 子供の病気・トラブル
  4. 赤ちゃんのコイン形・ボタン形電池の誤飲は危険!わが子を守る安全対策と緊急時の対応とは?

PR:一般社団法人電池工業会

赤ちゃんのコイン形・ボタン形電池の誤飲は危険!わが子を守る安全対策と緊急時の対応とは?

赤ちゃんって、本当に目が離せませんよね。好奇心旺盛で、なんでも口に入れて確かめる時期は成長の証でもありますが、特に注意したいのは「電池の誤飲」。コイン形・ボタン形の電池をうっかり飲み込んでしまうと、わずか数時間で体内に深刻なダメージを与える可能性があり、最悪の場合、命にかかわることも...。今回は、赤ちゃんの電池誤飲を防ぐために知っておきたい対策と、万が一のときの対応方法をご紹介します。

目次
とても危険な「コイン形・ボタン形電池の誤飲」
今すぐチェック!家庭内の「誤飲リスクゾーン」
使い終わった電池は早めに処分を
万が一、飲み込んでしまったら?
身近な人との情報共有がポイント

とても危険な「コイン形・ボタン形電池の誤飲」

38183715 PIXTA

リモコンやおもちゃ、体温計など、私たちの身のまわりにはボタン形やコイン形の電池が使われているアイテムがたくさんあります。

小さくて軽いのでそれほど危険に見えませんが、これらの電池を飲み込んでしまうと、短時間で化学反応が起こり、粘膜を損傷する危険性があります。

過去には死亡事故も発生しており、赤ちゃんがいるご家庭は特に注意が必要です。

ママリにも、こんな質問が寄せられています。

友達の子が生後10ヶ月で、3日前に何年も使っていない扇風機のリモコンで遊んでたみたいで、ふと今日そのリモコンの電池のところをみたらボタン電池だったみたいなんです。何年も使っていないから電池は入ってないはずとはいえ、確定は出来ないので病院に行くことを勧めたのですがもしボタン電池を誤飲してしまった場合、なにか症状はあるのでしょうか?
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ

今すぐチェック!家庭内の「誤飲リスクゾーン」

95757355 PIXTA

まず「子どもの目線」で家の中をチェックしてみましょう。意外と身近なところに、誤飲リスクが潜んでいます。

家庭内の「誤飲リスクゾーン」

電池は必ず「赤ちゃんの手の届かない場所」に保管しましょう。子どもが興味を示さないよう、目の届かない場所で電池交換を行うことも大切です。

赤ちゃんの安全を守るためには、日常のちょっとした配慮が、大きな事故を防ぐ鍵になります。

使い終わった電池は早めに処分を

120192151 PIXTA

使い終わった電池も放置せず、早めに処分しましょう。捨てるときには、電極部分にテープを貼って絶縁することもお忘れなく。

電池及び電池器具に関する調査研究を行う「一般社団法人電池工業会」加盟各社は、新品電池のパッケージから乳幼児が電池を取り出して飲み込んでしまうリスクを避けるため、乳幼児が素手で容易に開封できない「誤飲防止パッケージ」をコイン形電池に導入しました。

ボタン形電池の
リサイクル方法はこちら

万が一、飲み込んでしまったら?

75311649 PIXTA

万が一、誤飲が疑われる場合には初動が肝心です。すぐに医療機関に相談を。

緊急時にどうしたらいいか判断に迷ったときには、下記の電話相談窓口がおすすめです。

◆救急安心センター
【TEL】#7119
救急車を呼んだ方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、専門家からアドバイスを受けられます

◆子ども医療電話相談
【TEL】#8000
休日・夜間の子どもの症状にどのように対処したらいいか、病院を受診した方がいいかなど、小児科医師・看護師に相談できます

迅速な初期対応で被害を最小限に防ぎましょう。

ボタン形・コイン形電池の
誤飲に関する情報はこちら

身近な人との情報共有がポイント

95629900 PIXTA

電池の誤飲リスクは、ママだけが知っていればいい問題ではありません。

パートナーや身近な人たちとも「電池の正しい取り扱い」を共有して、家族みんなで子どもの安全を守る意識を持つことが大切です。

電池の保管場所や古い機器を見直すだけでも、きっと安心につながります。

「まさかこんなことで…」という事故が起こる前に、しっかりと備えをしておきましょう。

電池工業会 YouTubeチャンネル
「乳幼児の誤飲に注意!」(15秒)はこちら