雛人形には魂が入る!?
女の子の節句である「ひな祭り」では、お雛様を飾るご家庭が多いですよね。
その雛人形に魂が入っているって聞いたことありませんか?
そう言われると、怖い話?と思っちゃうかもしれませんが、怖い話ではなくて、ちゃんとした意味があるんですよ☆彡
雛人形にはみんなの思いが込められている♡
雛人形に魂があるというのは、雛人形が生きているという意味ではなくて、雛人形にいろんな人々の思いがたくさん入っているんだよという意味なんです。
パパママはじめ多くの人に祝福され生まれてきた女の子へのみんなの思いがたくさん詰まった縁起物、それが雛人形なんです♡
結婚後の雛人形、どうしていますか?
結婚したり、何らかの理由で必要なくなった雛人形は皆さんどうされているのでしょうか?
ネット上で調べてみると…
- 親が実家で飾っている
- 結婚の際に嫁入り道具として持参して新居で飾っている
- 子供に雛人形を受け継ぐ
- 実家の押し入れにしまっておく
- 置き場所がないので処分する
というような方々が多いようです。
雛人形の正しい処分の仕方
いろいろな事情から雛人形を処分しなくてはならなくなった時、意外と知らないのが「正しいお雛様の処分方法」。
お役目が終わったお雛様はどのようにして、処分・供養すればいいのでしょうか?
神社への奉納やお寺の供養祭
正しい雛人形の処分の仕方は、人形供養してくれる寺社へ奉納したり供養してもらうことです。
人形供養をしてくれる神社は全国各地にあり、直接持参できない場合は宅配で対応していただける寺社もあります。
また、「日本人形協会」というところでは、郵送で雛人形を受け付けてくれるので、そちらが気になる方は問い合わせてみてもいいかもしれませんね。
人形供養で有名な全国の寺社をご紹介します☆
それでは、ひな人形等人形供養で有名な全国の寺社をご紹介しましょう♡
人形供養をされたい、人形供養を検討されているという方はぜひ参考にしてみてくださいね☆
1.淡島神社(和歌山県)
人形供養で全国で一番有名なのが、この淡島神社です。
毎年3月3日の正午から行われる雛流しは、人形に願い事を書き雛流しの船に乗せられます。そして、先導する船に引かれ沖へ流れていくのです。
境内には2万体を超える人形があり、日本人形や外国製の人形まで供養を望む様々な人形が集められています。
また、心霊番組などでよく取り上げられる髪の毛が伸びる人形というのがあるのもこの神社です。
最近では、人形やぬいぐるみの不法投棄が増えてきているため、夜間などは境内に入り込めないようになっています。
基本情報
- 和歌山県和歌山市加太116
- TEL:073-459-0043
- 人形ご供養の受付時間:9:00~16:00
- 受付できない日:仏滅の平日、12/21~1/3 、2/21~3/3
- 納める時、お気持ちを添える(公式HPより)
2.長福寿寺(千葉県)
長福寿寺は、400年という長い間人形供養を取り計らっているお寺で、業者に委託せずに全て僧侶の手によって供養が行われています。
お寺に届けられた人形は人形抱き観音様の前に飾られた後、3ヶ月間の間、読経供養され、その後専用の火葬炉で火葬が行われます。
また、18日と24日には特別供養が行われます。
基本情報
- 千葉県長生郡長南町長南969
- 電話 : 0475-46-1837 FAX : 0475-46-1805 メールアドレス: chofukujuji@mx5.alpha-web.ne.jp
- メールアドレス: chofukujuji@mx5.alpha-web.ne.jp
- 人形供養は基本、宅配にて受付。近くに住んでいる場合は持ち込み可
- ひな人形・五月人形の供養は一式1万円 ※七段飾りは2万円
- 特別供養の供養料は、別途に一体1万円
3.本寿院(東京都)
このお寺の特徴は、毎月1回公開供養がなされていることと、供養料が比較的リーズナブルだということで人気です。
また、公開供養に参加できない場合は供養したいお人形を9時から18時までの間であればいつでも持ち込めるという点かと思います♪
供養も実際どんな形で行われるものなのか不安だったりしますよね。
でも、供養に参加したい時は、公開供養の日に参加しお人形を目の前で供養できるので、安心することができますよね♪
基本情報
- 東京都大田区南馬込1-16-2
- TEL:03-3772-8889
- 公開人形供養:毎月第2日曜日9:00
- たて×よこ×高さ=70cmで供養布施5千円(燃えないものがある場合は別途2千円追加)
- 毎日9:00~18:00までいつ持ち込んでもOK。年中無休。
4.松泰山 東光寺(兵庫県)
このお寺では、供養希望の人形の受付は3月から、9:00~16:00まで寺務所で行われています。受付の最終は11月19日午前中ですが、供養祭の前日までに納めたほうがよいとのことです。
また、供養できるのが普通の人形及びぬいぐるみで、その他は供養できないので注意が必要です。
基本情報
- 兵庫県西宮市門戸西町2番26号
- TEL:0798-51-0268
- 供養してもらいたい人形は持参。宅配は対応不可。
- 供養料:1体あたり千円(高さ約30cmの基準人形=寺務所前に展示)数の多いもの(雛人形など)は別途割増供養料が必要。詳しくは寺務所へお問い合わせ
- 開催日・期間:11/19(水)9:00~16:00
5.西野神社(北海道)
北日本で有名な人形供養の寺社の一つが西野神社で、人形供養は大きな祭りごととして意欲的に行われています。
3月3日の供養祭以外でも供養を希望する場合は、5月~7月、10月~11月の間に随時受付や預かりがしてもらえます。
基本情報
- 札幌市西区平和1条3丁目
- TEL:011-661-8880 FAX:011-665-8698 E-Mail:mail@nishinojinja.or.jp
- E-Mail:mail@nishinojinja.or.jp
- 供養祭日時:毎年3月3日(雛まつり)過ぎの最初の日曜日、午前11時より執行
- 供養料:45Lビニール袋に入る量で3千円。2袋目から2千円の目安で納める
- 依頼方法:持参または宅配
雛人形を供養する場合はきちんとお礼しましょうね♡
雛人形は桃の節句の際に飾って見て楽しむだけではなくて、贈られた女の子の身代わりとして厄を引き受けてくれる大切なお役目を務めてくれるものです。
長い間、自分の身代わりとして厄を引き受けてくれた雛人形は、処分しなければならなくなった際は正しい処分や供養を行って、最後まで感謝の気持ちを忘れずに大切に供養してもらいましょうね。