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「写ルンです」が人気再燃!使い捨てカメラの口コミとおしゃれな持ち運び方5選

ママたちの世代で一世を風靡した「写ルンです」。修学旅行や遠足、家族旅行にも持って行った記憶のある方は多いのではないでしょうか?最近は携帯カメラの性能も上がりデジタルカメラが普及したことから、しばらく人気が低迷していましたが、発売30周年を迎える今、人気が復活しているんです!その魅力をたっぷりご紹介します。

PIXTA

発売30周年「写ルンです」が今、アツいんです♡

今年で発売30周年を迎える「写ルンです」。

使い捨てカメラとして1986年に初めて発売され、この30年間で、総出荷数は17億本を超えました!

1987年には年間300万本だった売り上げは、発売10年目の1997年には6,865万本にもなり、大ヒット商品に。しかしその後はデジタルカメラの普及とともに少しずつ出荷本数が減り、2012年には年間430万本となりました。

幼い頃には、「写ルンです」を使った経験のある方もたくさんいるのではないでしょうか?

筆者は幼い頃、動物園が大好きでしたので、写ルンですを片手に、よく動物園に通っていました。残り枚数をチェックしながら、動物ごとの撮る枚数を考えるのですが、最後の方になるとフィルムが足りず、撮れない動物がいて残念だったことを懐かしく思い出します。

しかし、2000年ごろにはデジタルカメラが多く普及し、使い捨てカメラを使わない人が増えていきました。

最近ではスマホのカメラ性能もデジカメ並みとなり、いよいよ「写ルンです」も過去のものに……と思いきや!実は今、「写ルンです」が再び、若者から注目を浴びているのだそうです。

今注目される「写ルンです」の魅力

なぜ今、「写ルンです」が注目を浴びているのでしょうか?今だから感じる、その魅力をご紹介します。

「何もできない」が新しい!?

現在、写ルンですが若者の間で注目されている理由を調べてみると、ママが一見びっくりしちゃうような理由が見えてきました。

  • 自分でカメラ設定が何もできない
  • 撮った写真をその場で見られない
  • 画像が荒い

こうした、一見使い捨てカメラのデメリットとも取れる部分が、若者にとっては「新しい」のだそうです。

撮った写真は現像するまで見ることができないことが、独特の「ワクワク」に繋がり、画像が荒いことや、カメラ設定不可の面は「写ルンです」でしか撮れない写真の風合いとして捉えられ、楽しまれているのです。

トイカメラのような世界観

最近では画像加工の鉄板として「トイカメラ風」等がありますよね。画像は荒い感じになりますが、独特の世界観を感じて「可愛い」と感じ、よく使っている方もいるのではないでしょうか。

「写ルンです」を使った撮影では、光を撮った時に「光が降り注ぐように撮れる」ということや、夕方の街並み等、雰囲気を重視したいときに、独特の温かみのある作品に仕上がるなど、風景撮影に大きな魅力があると語られることも。

プロの写真家の方も、写ルンですをあえて使っている方がいるそうですよ。

CD-Rにデータを書きこめばデータ化できる!

使い捨てカメラで写真を撮っても、インスタやFacebookにはアップできないと思っていませんか?まさかスキャナーで写真を取り込むなんて、面倒くさい!と思っている方、ちょっと待ってください!

「写ルンです」で撮影したデータは、現像の際にCD-Rへの書き込みを依頼すれば、データ化することができるのです。それをPCに取り込めば、インスタやFacebookへのアップロードも、もちろんOK!

ノスタルジックに撮れた写真たちは、周囲の写真とは一味違う風合いで、みんなに注目されちゃうかも?

子供でも簡単に使いこなせる

娘が3歳の時に撮影しました。8月に撮影したのですが、すでにコスモスが咲いています。遠くに見えるのは札幌ドームです。 出典: org.skr.jp

デジタルカメラを子供に持たせるのはちょっと心配ですよね。遊んでいる途中、水濡れさせてしまうかもしれませんし、走り回っていて落としてしまうかもしれません。

しかし、子供には、子供にしかない感性があるもの。

「写ルンです」ならばフィルムカメラなので、ある程度の衝撃があっても大丈夫。防水仕様のものも販売されています。価格帯も安いため、子供にダメにされても、ダメージが少ないですね。

子供自身が、子供ならではの感性で写真を撮ると、大人とはまた違った視点での名作が撮れるかもしれません。

ちょっとオシャレな「写ルンです」の持ち運び方♡5選

「写ルンです」にハマる女性たちが、よりオシャレに「写ルンです」を持ち運ぶためにしていることをご紹介します。昔はなかったオシャレさにびっくりです。

デコってオリジナル写ルンですを作成♡

パッケージを自分好みにデコレーションして使う方もたくさんいるようです。マスキングテープや、プリントした紙を貼りつけるなど、やり方は自由自在。

ファインダーとレンズだけは塞がないように、気を付けてくださいね!

30周年記念パッケージがレトロかわいい♡

現在発売されている、「写ルンです30周年記念パッケージ」は、発売当初のレトロな外観を再現したケース付き。これに入れて持ち歩けば、さらにレトロ感のある「写ルンです」で写真撮影が楽しめます♡

もちろん、性能は現代版ですよ!

ストラップでオリジナリティを♡

ハンドメイドのストラップを付けて楽しむ人も。「写ルンです」はストラップを取り付けられるため、首からさげるようにしたり、カバンにくっつけたりと、持ち歩き方も自由自在。

デジカメにはない軽量さも、気軽に持ち運べてGOODですよね。

思い出を貼りつけて、保管用にもプレゼントにも♡

パソコンで、思い出の写真をカバー用に加工し、プリントして貼りつければ、自分だけの思い出カメラのできあがり。思い出として保管してもいいですし、作ったカメラはプレゼントにも喜ばれそうです。

最近は、結婚式の披露宴会場で配布して、ゲストに撮影してもらう新郎新婦もいるのだそうですよ♡

カメラポーチでオシャレに持ち歩く♡

ハンドメイドのオシャレなポーチでカメラを持ち歩く女性も。デジカメではなくても、こんなにかわいいケースに入れていたら気分も上がりますよね♪

カメラ1つ持って、近所をフラフラお散歩に出かけたくなる…そんなおしゃれさです♡

「写ルンです」でつながる家族の写真集"家族なんです"

「写ルンです」で撮影した「家族」の写真を集め、WEB上の写真集として掲載しているサイトがあります。運営はデザイン制作会社でディレクターとして勤務している1人のパパ。

サイトを立ち上げた理由についてこんな風に語っています。

「写ルンです」だからこそ残せる家族の姿

個人的な話なんですが、「写ルンです」を十何年ぶりに使って家族を撮ってみたら、デジカメに勝るとも劣らないその手軽さと、撮り直しのきかない枚数制限のあるフィルムのドキドキ感と失敗写真の何とも言えない懐かしさがありました。また、「写ルンです」はフットワークがとても軽いので、被写体に「カメラ」を感じさせないカメラだとも感じました。
だからこそ、生々しく『作られていない写真』がそこに写ると思いましたし、それこそ「家族」という被写体の雰囲気をリアルに残すという意味では「写ルンです」は最適だと思いました。27枚という制限があるのもまた儚くて良いよね、と。
そんなわけで、デジカメで撮るのが当たり前の時代だからこそ、このアナログな感覚が「逆に」新鮮で、色んな人が写ルンですで撮った写真を見てみたいと思ったのがこのサイトを作ったきっかけです。 出典: kazokunandesu.com

実際に投稿された写真を見てみると、たしかに、誰もカメラを意識せず、そのままの日常が映し出されていて、それは今の時代「撮るよ~!」といって写真を撮る一眼レフや、携帯のカメラで撮るのとはまた違った感覚なのではないかと感じました。

被写体が自然でいられる手軽さも、「写ルンです」の魅力なんですね。

誰でも、"家族なんです"に参加できます!

「写ルンです」を使って家族の撮影をやってみたい!という方は"家族なんです"の写真集に参加することができます。

"家族なんです"のサイトから申し込みをすると、「写ルンです」が1台無償で提供され、撮った写真を管理人さんに送り返すことで、WEB上の写真集に掲載してもらえるという仕組みだそうです。

興味のある方はぜひ、サイトから詳細を確認して、挑戦してみてはいかがでしょうか?

家族なんです

30周年の今年、家族で「写ルンです」撮影会を♡

大人も子供も簡単に取り扱うことができて、なんともいえないワクワク感がある「使い捨てカメラ」。携帯やデジカメの普及で、一時期まったく使っていなかったという方も、ちょっぴり「写ルンです」がほしくなってしまったのではないでしょうか?

カメラは持つ人によって感性が違い、まったく違った写真が撮れるのが面白いところですよね。週末はぜひ、家族で1人1台「写ルンです」を持ち、お出かけ先でそれぞれが自由に写真を撮影してみてはいかがでしょうか。

帰宅して現像すると家族みんなの思い出がそこに凝縮され、いつもと違った感動があるかもしれません♡

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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