監修:齋木啓子 先生

1歳の赤ちゃんの夜泣きがひどい!夜中に起きる赤ちゃんへの対策

生後4ヶ月頃から始まるとされている夜泣きですが、夜泣きをする子もいればしない子もいて個人差があるものです。いつまでも続くものではなく、1歳半までには落ち着いてくると言われていますが、何をやってもおさまらないと頭を抱えるママも少なくありません。その原因や対策はどのようなものなのでしょうか。同じようなことで悩んでいるママたちの体験談を交えながらご紹介します。

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1歳からの夜泣きの原因

夜泣きといえば、生後4ヶ月頃から始まり、一時的なものとされています。しかし、夜泣きはなかったと安心しているママも、やっと夜泣きが終わったとホッとしているママも、1歳以降に突然夜泣きが始まって(もしくは再発して)驚くケースは、実は珍しいことではありません。

理由もなく毎晩のように泣くことがありますが、1歳半をすぎるころになるとほとんど夜泣きはしなくなります。夜泣きが起こる原因はさまざまですが、以下のようなことが挙げられます。

活動範囲が広がったことによる刺激

1歳前後から歩き出す子が増え行動範囲が広がります。また、「ママ」や「パパ」などの簡単な言葉が言えるようになるなど、周囲とのコミュニケーション能力も発達していきます。

脳は新しい経験などの刺激があると、寝ている間に情報を整理します。日中に体験したことや疲れが刺激となって、夜泣きすることがあるようです。

脳が未熟で発達途中のため

発達 赤ちゃん PIXTA

1歳前の赤ちゃんにも言えることですが、脳の前頭葉という部分が未熟です。そのため、眠りも大人に比べると浅い時間が多いという特徴があります。

しかし、眠りが浅くても寝ている間に日中の記憶をしっかりと刻み込んでいる赤ちゃん。脳が未熟であっても発達している証拠と考えられています。

生活リズムの乱れ

1歳を過ぎた頃には、睡眠のリズムは未発達なものの昼夜の区別もついています。両親の仕事の都合などにより、寝るのが遅くなってしまったり、寝付いたところに再度起こしてしまったりすると、翌朝早く起きることができずに夜泣きの習慣がなかなか直らない場合があります。

夜は早く寝る、朝は早く起きることを習慣化することが夜泣き改善への近道と言えるでしょう。

1歳以降の夜泣き対策

早起き 子供 PIXTA

夜泣きが続くとママもつらいですよね。いくつか具体的な対策を見てみましょう。

早寝・早起き

生活リズムを整えることが、夜泣き対策にもつながります。夜、なかなか早く寝てくれない子も朝、早く起こすことから始めてみましょう。

また、入浴はなるべく早めに済ませると、体温が冷めてくる頃に眠くなるので、寝付きやすくなると言われています。

ついつい夜寝かしつけるのが遅くなってしまうのも気持ちは分かりますが、早寝・早起きは夜泣きだけではなく、赤ちゃんの成長や発達のためにも良いので、ぜひ心がけたいですね。

断乳・卒乳する

夜間の授乳を止めると、朝まで眠るようになったという体験談はとても多いようです。夜中の授乳をしていると、ふと目が覚めた時に口寂しくて泣いてしまうということになります。

離乳食も進んでいて、栄養がとれているようなら、夜間だけでも授乳をやめてみると良いかもしれません。止めて数日は、いつもより激しい夜泣きになりますが、数日頑張れば、落ち着きます。

寝室の環境を整える

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上でも説明したように、赤ちゃんは眠りが浅いので、ちょっとした刺激でも眠りを妨げる要因になってしまいます。

なるべく深い眠りにつけるように、明かりや音楽も消すか最小限にしましょう。赤ちゃんが寝たからといって、同じ部屋でテレビを見るのは音も光も刺激になってしまうので止めましょう。

いつもよりスキンシップを心がける

環境の変化や、不安な気持ちも夜泣きにつながる要因の一つだと言われています。状況に応じて対応の方法は異なるかもしれませんが、抱っこをして一定のリズムであやしてみたり、子守歌などを歌ってみたりすると落ち着くことがあります。

しかし夜泣きが続くと、親の方も気持ちに余裕がなくなりイライラするという悪循環に陥りがちです。親がイライラすると子供もイライラすることが多いですから、夫婦交代で昼寝の時間を作ってリフレッシュするなどして、昼間はお子さんとスキンシップをとるように心がけると良いかもしれませんね。

出典元:

1歳すぎの夜泣きを経験したママたちの体験談

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夜泣きはほとんどのママが経験したことのあるものだと思います。先輩ママたちは子供の夜泣きとどう向き合ってきたのでしょうか?先輩ママたちの体験談をご紹介します。

一度起こしてみる

うちも最近は落ち着いてきましたが、一晩中夜泣きでかなり参ってました。

泣き出したら一度明るいところに連れて行きしっかり起こしてから抱っこで寝かせると、多少長く寝てくれてましたよ。
半分眠った状態で泣いているので、一度覚醒させると良いそうです。

毎日お疲れさまです。
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一度起こすというのは、よく聞く方法です。特に、半分寝ぼけて泣いているような場合には割と有効で、目が覚めると、ハッと我にかえったように落ち着くことは珍しくありません。

車で寝かしつけしてみる

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夜に車に乗せて寝るまでドライブしたりしましたよ!
車に乗せると寝たりしませんか?
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車で寝かしつけるというのを試しているママたちは多いようです。車で夜中に出かけられる環境かどうかも家庭によって異なりますが、試してみる価値はありそうですね。

しばらくそっとしておく

私は完全放置でした。
1歳半で断乳はじめて、夜泣きがひどく、
下手に手を出してそれがまた癖になるのが嫌だったので
近所さんにごめんなさいという気持ちで乗り越えました。
今ではいい子に寝てくれます。
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体調が悪いことやおむつなどを確認して、原因ではないと分かったら、しばらくそのまま様子を見るのもひとつの方法かもしれません。あやしても、何しても海老反りで大泣きするのなら、抱っこするのも大変なものです。

ただ、マンションなどで、ご近所迷惑が気になる場合は、やはりそのまま様子を見るというのも親の気持ち的に限界がありますよね。

夜泣きはいつまでも続くわけではない!

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もちろん、1歳以降の夜泣きにも大きく個人差があり、長く続く子もいれば、夜泣きしない子もいます。残念ながら、正確な理由や絶対に泣きやむという対策は見つかっていませんが、大人になっても夜泣きをしている人はいないので、いつかは必ず終わるときがやってきます。

ただ、眠れないだけの寝不足と違い、泣き叫ぶ我が子の泣き声を聞きながら起きていなければならない日が続くと誰でもストレスが溜まるものです。

もちろん個人差はありますが、うちの子がおかしいのではという不安がなくなるだけでも少しは気分が軽くなるのではないでしょうか。

上手に息抜きをしながら、なんとかこの時期を乗り越えましょう。

記事の監修

ふれあいファミリークリニック 院長

齋木啓子 先生

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