日本で初めての液体ミルク、ママたちは興味津々
2019年3月、江崎グリコから日本製では初めての液体ミルクが発売されました。その名も「アイクレオ赤ちゃんミルク」。
ママリでも、発売前から現在に至るまで、液体ミルクに関する声がたくさん上がっています!
液体ミルク!常温でそのまま飲ませられるって
わざわざすり切りで粉ミルク入れて、お湯入れて、冷まして……なんて作業しなくて良いのか
これが主流になったらめちゃめちゃ楽なんだろうなぁと思いました😂最近息子が夜中起きるので尚更…(笑)

液体ミルクに対して期待が高まる一方で、初めて使うものには慎重になる方もいますよね。
ママたちは赤ちゃんのことを大切に思うからこそ、「液体ミルクについてもっと知りたい!」と考えているようです。
もっと授乳をラクにしたい!ミルク育児ママの本音トーク
「夜中の調乳は眠くて大変…」「外出時の荷物が多すぎる!」…ミルク育児を経験したことがあるママなら、こんな気持ちになった経験があるかもしれませんね。
液体ミルクなら哺乳瓶に移し替えるだけで準備完了。外出にはもってこいのアイテムですが、実際に商品を試すまではなんとなく不安に思ってしまうもの。
赤ちゃんが初めて口にするものについては、なるべくたくさん知っておきたい!というママたちの気持ちを知るべく、5人の授乳期ママに集まってもらいました。
授乳時にこれが困る!ミルク育児あるある
主に困るのは外出時!ミルクだけではなく、授乳回数分の哺乳瓶や水筒など、とにかく荷物が多くなりがちなんですね。
近所で用事を済ませたいときも、念のためミルクセットは一式持っていく、という方がほとんどでした。
また、子供を家族に預けるときは、調乳方法をはじめ、ミルクの量や飲ませる頻度を伝えるのが難しいと感じる方も。
ついに発売された液体ミルク。ママたちの思いは…
外出時の授乳がぐっとラクになりそう!という期待が高まっているようですね。
でも、「常温で飲ませられるの?」「なぜ液体のまま保存できるの?」という、一般的な粉ミルクとの違いが気になっているママが多いことが分かりました。
開発者に聞く!「アイクレオ赤ちゃんミルク」の活用術
ついに発売された「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、一般的な粉ミルクと同様の栄養素が含まれており、味も見た目も粉ミルクとほとんど同じなのだそう。
それに加えて面倒な調乳が不要ということで、ママたちのお悩みに寄り添ってくれそうな予感…!
「アイクレオ赤ちゃんミルク」誕生の経緯
いま話題の「アイクレオ赤ちゃんミルク」ですが、いったいどのような背景で生み出されたのでしょうか?
発売に至るまでの経緯を知るべく、江崎グリコの水越さんと永富さんにお話をうかがいました。
水越さん「2016年の4月に起こった熊本地震を覚えていらっしゃいますか?当時、フィンランドからの支援物資として、液体ミルクが届きました。
それを見て私は、日本で生産された液体ミルクがあったらもっと安心できるのでは?という疑問を持ったんです。
もしものとき、ママたちの心の負担が少しでも軽くなればいいという思いから、3年かけて発売までたどり着きました」
永富さん「皆さんが気にされている『アイクレオ赤ちゃんミルク』の栄養素は、一般的な粉ミルクと同様に消費者庁が定めた栄養成分になっているので、新生児から安心してお使いいただけます。
常温で6ヶ月間保存できるのは、液体のミルクを加熱殺菌してから無菌状態のままパックすることで実現しました。
容器ごと加熱殺菌するレトルトタイプでは、ミルクの成分がこげてしまい茶色っぽくなるのですが、紙パックならパックする前にミルクを殺菌することで、白さを保てるんですよ」
授乳準備をしてみよう!
「アイクレオ赤ちゃんミルク」の誕生秘話が分かったところで、どのくらい簡単に授乳準備ができるのか気になるところです。
今回はせっかくの機会ということで、ママたちにも実際に準備してもらいました。
永富さん「付属のストローを差込口に入れて、ストッパー部まで差し込めば、準備完了です。
あとは哺乳瓶に移し替えるだけ。ちゃんとストローを差し込むことで、ストローぐちからこぼれることなく、簡単に移し替えられますよ」
生後3ヶ月のいっしんくん、「アイクレオ赤ちゃんミルク」を哺乳瓶でごくごく。
初めて常温のミルクを飲んだそうですが、とってもいい飲みっぷりです!
もちろん、大人もおいしく飲めちゃいます。粉ミルク同様、あまったときは料理にも使えそうですね。
液体ミルクが、授乳の選択肢の1つに
永富さん「私には3人の子供がいるのですが、夜中に粉ミルクを調乳しているとき、『いま何杯入れたっけ…?』となることがありました。
その点、液体ミルクなら移し替えるだけなので、眠かったり疲れたりしているときでも簡単に準備できます。
育児中のママだけでなく、パパやおじいちゃん、おばあちゃんにも使ってもらって、育児に参加してほしいです」
水越さん「アイクレオ赤ちゃんミルクを発売後、お客様から『ありがとう』というお声をたくさん頂戴しています。
液体ミルクは災害のときに備蓄しておくと安心ですが、普段からお守り代わりとしていただけると、お役にたてるんじゃないかな、と思っています」
アイクレオ赤ちゃんミルクの特長
今回ママたちが使った「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、高品質で母乳に近い味・色・香りで知られる従来の粉ミルク「アイクレオバランスミルク」と同様に、母乳を目指してつくられています。
成分ひとつひとつと原料にこだわっているので、繊細な体の新生児から飲ませることができます。
調乳済のミルクを殺菌し、無菌状態でパックしてあるため、常温で6ヶ月間の保存が可能。災害時やいざと言うときの備蓄にぴったり。
もちろん、見た目や風味も今までの粉ミルクとほとんど同じなので、安心して与えることができますね。
「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、容量125mlの紙パック製。
荷物がかさばりがちなマザーズバッグの中でも、コンパクトにおさまるのがポイントです。
調乳や温めの手間は一切ないことから、外出に重宝しそう。紙パックだから、使った後は簡単に処分できる点もうれしいですね!
シーンに合わせて使い分け!家族で楽しく育児できる時代へ
日本で発売されるやいなや、ママたちのなかで話題沸騰の「アイクレオ赤ちゃんミルク」。
夜中の授乳や、外出時など、ママの日常で活躍してくれそう!
授乳準備の手軽さから、パパや家族が育児参加するきっかけになるかもしれませんね。
ママや赤ちゃんに合ったシーンで、「アイクレオ赤ちゃんミルク」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
撮影:高岡弘