身近なようで意外と知らない"金券"の魅力
金券とはQUOカードや全国百貨店共通商品券、ビール券、おこめ券など、現金と同じように使えるものの総称です。結婚祝いや出産祝いでもらった、あるいは内祝いで買ったことのある方もいるでしょう。
そんな金券を販売するのが、街の金券ショップです。商品券はもちろん、映画やコンサートのチケット、電車や新幹線のきっぷ、切手、株主優待券まで、さまざまな金券を扱っています。
ご自身も金券を愛用しているという「ラッキーコレクション」のスタッフ、窪田ありささんによれば、「金券のメリットは額面よりも安く購入できること。割安なので節約に直接つながります」。
一方、地域によって差はあるものの「オフィス街や繁華街の駅前に金券ショップが集中している」ため、繁華街などに出ないと購入できないことはデメリットかもしれません。通信販売を行っている金券ショップもありますが、一定金額以下だと手数料や郵送料がかかるため、店頭で選ぶのが無難でしょう。
金券ショップスタッフに聞いた!店頭で人気の金券トップ3
実際に店頭でよく売れる金券とはどんなものなのでしょうか。前出の窪田さんによれば、次の3種類が人気とのことです。
信販会社のギフト券
三井住友カードVJAギフトカードやJCBギフトカードなど、信販会社の発行するギフトカードは贈答品としても人気です。
販売価格は額面に対して一律98.7%(在庫状況によって98.4~98.8%と変動あり)。例えば1,000円分なら987円で購入できます。
「汚れやヨレがあって状態があまり良くないものは贈答用に向かないため、さらに価格を下げて販売することもあります」。通常より安く買えるので、自分で使うだけならお得ですよね。店頭でチェックしてみるといいかもしれません。