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「トラウマになんてなってない」そう思っていたのに…|知らない人が家に入ってきた話

事件から1年後、結婚し引っ越しもしたオキエイコ(@soroe.handmade)さんは終電で帰宅することに…。夜道にも慣れトラウマもないと思っていましたが、思わぬ自分の気持ちを思い知ることになります。『知らない人が家に入ってきた話』第11、最終話をごらんください。

ⓒsoroe.handmade

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被害者は深く大きな傷を、一生抱えて生きていかなければなりません。こちらの漫画のコメント欄には「私も…」というコメントも多く見られ、驚くと共に胸が痛みました。

このような思いをする人がいない世の中にしなくてはいけませんね。

【全話読める】
知らない人が家に入ってきた話

著者コメント「社会全体でアンテナを張って」

『知らない人が家に入ってきた話』の著者であるオキエイコさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

「お恥ずかしながらあの事件の1秒前までは、自分がこんな事件に巻き込まれるなんて考えた事もありませんでした。

でもそれはきっと、この文を読んでくださっている皆さんの多くにとってもそうだと思います。まさに1秒後、あなたのその後ろの窓から変質者が入ってくるなんて、想像できますか?そのくらい『事件』は突然やってきました。

性被害は人に相談しにくく、相談された側もどう応えていいのか回答が難しい。『なかったこと』にされることも少なくないと思います。

だからこそ、声をあげてもいいことを伝えたくてこの漫画を描きました。人に伝えたい、というより、自分自身に言い聞かせたいという側面が強かったです。

老若男女関係なく、被害者にも加害者にもなってしまう可能性がある性被害。なので誰が読んでも読みやすく重くなりすぎず、でも伝えたいことが伝わる漫画を心がけました。性被害に興味のない層の方にも読んでいただき、社会全体でアンテナを張っていただけたらと思い描かせていただきました」

この漫画は犯罪被害体験談を紹介したものです。このような被害に遭っている、あるいは遭った経験のある方のために、内閣府の男女共同参画局では『性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター』を設置しています。

自治体によってはこのほかにも犯罪被害者支援センターを設けている場合があります。必要に応じて相談をご検討ください。

性犯罪・性暴力被害者のための
ワンストップ支援センター

オキエイコ(@soroe.handmade)さんのインスタグラム

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