既婚者マチアプ夫を公開処刑した話
結婚5年目、1歳の子どもを授かり幸せな日々を送っていたはずのユリ。しかし、夫の古い携帯に届いた通知から、彼の隠された顔を知ることになります。それは、既婚者向けマッチングアプリへの登録、そして他の女性との危険なやり取りでした。信じていた夫の裏切りに直面し、葛藤しながらも、家庭を守るためにユリが下す決断とは――。
夫の古い携帯から既婚者向けマッチングアプリの存在を知り、自ら夫とマッチングしたユリ。今回は、彼の本音を探るべく、アプリ上で「別の女性」としてマサヒトとやり取りを始めます。しかし、彼から返ってきたのは、「異性として見られたい」「嫁とは埋められない寂しさ」といった、あまりに自己中心的な言い訳でした。夫の行動に呆れつつも、離婚を避けたいユリは、このまま見て見ぬふりをするべきか、葛藤します。
夫のマッチングアプリでのやり取りから、彼の身勝手な言い分を知り、見て見ぬふりをするべきか、問い詰めるべきか葛藤するユリ。そんな中、彼女は信頼できる友人Aと友人Bに、このデリケートな悩みを打ち明けます。「見て見ぬふりをして賢く立ち回る」という友人Aと、「徹底的に問い詰め、証拠を残すべき」という友人B。二人の意見に挟まれ、ユリはどちらの選択が正しいのか、深く悩むことになります。しかし、偶然見つけた夫の車内のあるものが、彼女の迷いを一瞬で吹き飛ばします。
夫の車で見つけたコンドームとED治療薬が決定打となり、夫マサヒトとの対決を決意したユリ。しかし、二人きりではなく、家族総出でこの問題に立ち向かうべく、夫の妹、つまり義姉に協力を仰ぎます。弟の愚行に激怒した義姉は快く協力を承諾。娘シホを預け、義両親も交えた家族会議の場を設けたユリは、動揺する夫を前に、ついに真実を突きつけます。
夫のマッチングアプリ利用、コンドームとED治療薬の発見、そして義姉への協力依頼を経て、ついに家族全員が揃う"Xデー"を迎えたユリ。リビングに集まった義両親と義姉の視線にさらされ、動揺する夫マサヒトは、ユリが突きつけた証拠の数々を前に言い訳を失います。家族からの厳しい叱責の中、果たしてマサヒトは自身の過ちを認め、反省の態度を示すのでしょうか。