子供向けの傷害保険をご存知ですか?
外でたくさん遊ぶのは子供にとってとても良い事ですよね。しかし子供はその分怪我をしてしまう可能性があります。すり傷切り傷程度なら大丈夫でも、骨折など大きな怪我を負ってしまったら大変!
病院や接骨院に通ったりとママにとっては時間もお金もかかる一大事です。そんな時のために子供向けの傷害保険があるのはご存知ですか?こちらではそんな傷害保険について説明します。
そもそも傷害保険とは?
傷害保険とは傷害つまり「怪我」を補償する保険です。怪我の保険のため病気は補償されません。病気の補償もあった方が良いのでは?と思われる方もいるかも知れません。しかし子供、特に外遊びが活発になってからの年齢は怪我が多いもの。
また傷害のみの補償のため保険料もそこまで高くない場合が多いのです。また生命保険や医療保険のように加入の際の審査などもなくすぐに加入できるのが特徴です。
いつから入るべきなの??
怪我を補償する保険なので、怪我をしやすい時期から加入するのが良いでしょう。みなさん生後すぐか歩き始める頃には加入を考えるようです。
またヤンチャになってきて実際に転んだり小さな怪我が増えてくるのはやはり幼稚園くらいででしょうか。幼稚園や保育園への入園、または小学校入学を機に保険の見直しを行い、傷害保険に加入するという家庭も多いですね。
傷害保険の種類と保険料の目安
それでは次に傷害保険の種類と気になる保険料の目安について紹介していきます。保険会社の種類や内容によって変わってきますが、それぞれの一般的な価格や内容についてあげてみます。
傷害保険単体で加入できるものもあれば、病気やものを壊した時にも補償される保険がついている総合型もあります。パパママの保険との組み合わせによって子供にぴったりなものを選びたいですね。
①子供の保険(傷害保険)
傷害保険をメインにする保険で病気の補償はついていないものです。補償内容やコースにもよりますが1年あたり7,000円~12,000円の保険料となります。
他人に怪我を負わせたり物を壊したりした場合の賠償責任の補償もついているものもあります。怪我の範囲が広く入院や通院も1日目からを対象としているところが多いです。
子供にありがちな骨折や程度の重い捻挫などですと、長期にわたって通院が必要になったりします。働くママは仕事を休んだりと経済的に不安になる場合も。そんな不安をカバーできますね。
②子供の保険(総合型)
このタイプは傷害保険単体ではなく、病気、怪我を含む総合型の保険です。補償内容やコースにもよりますが1年あたり20,000円~30,000円で、パパママともに保険に入っていない場合やとりあえず子供の分に備えたい場合にお勧め。
また他人に怪我をさせてしまった場合の賠償責任補償がついていたり、ついていなくても特約で後付できるものが多いのが特徴です。
③子供の保険(一時金・満期金つき)
契約者やコースにもよりますが、保険料は1年あたり10万円~20万円です。小学・中学・高校の入学時期など複数回や満期時の1回などにお祝い金を受け取れるのがこちらのタイプの特徴です。
病気や怪我に備えながら貯蓄の役割も果たすので、補償だけでなく貯蓄も!と考えるママにはお勧めです。契約者が死亡した際は保険料の一部または全ての支払いが免除されます。
④家族全員まとめて加入する傷害保険
同居する家族全員分の補償がある傷害保険がこちら。1年あたり8,000円~15,000円が保険料の目安です。家族が多い場合や1人当たりの金額を安くしたいという家庭には良いでしょう。
パパママも含めて傷害保険に加入していない場合にもお勧めできます。
⑤特約としてつける傷害保険
現在保険に加入している場合、特約として傷害保険をつけることもできます。契約内容やコースにもよりますが、1年あたり5,000円~8,000円でつけられます。
保険料を安く抑えたい場合や既に加入している保険の内容に満足している場合、とりあえず大きな怪我に備えたいと思った場合にはこういった補償のつけかたもあります。
入って良かった、子供の傷害保険
ここで傷害保険に入っていて良かったという口コミを紹介します。それぞれ金額や補償内容は保険によりますので、全ての傷害保険でこのような補償を受けられるわけではありませんが参考にしてください。
口コミ①手軽に補償をしたいなら…
月千円、年間、1万2千円のコースに、毎月100円出せば、家族全員の損害賠償をしてくれるオプションをつけた保険です。
年間1万円以上じゃない、と思われるかもしれませんが、共済保険には、割戻し金があるので1万円以上払ったことはありません。 出典: oshiete.goo.ne.jp
こちらの保険は損害賠償補償つきのものだそうです。共済保険には割戻金があるため、保険を使わなかった時も少しだけお得感がありますね。
口コミ②骨折の時に助かった
通常なら「通院した日数×1日の支給額」が支払われるところだが、
ギブスによって自由を拘束された日は全て、通院したとみなされるのだ。
怪我から丸々1ヶ月間ギブスをはめることになったタケルンは、あっという間に子供1人の
8年分相当額の保険料を回収してしまったのだ。
しかも今回も乳児医療証によって、医療費は¥ただである。 出典: www5d.biglobe.ne.jp
小さいうちはちょっとの事で大怪我をしやすいものです。1ヶ月間丸々通院していたとみなされたというこちらの保険ですが、とてもありがたかったでしょうね。
口コミ③救急で遠くの病院へ
息子は、1回目は3針、2回目は2針縫うけがをしています。
その際、けが通院保障(2000円/日)を使いました。
なにしろ、日曜と夜間のけがだったので、開いている病院が遠く、
交通費がかかりましたので、助かりました。 出典: komachi.yomiuri.co.jp
小学生のこちらの男の子、やはり怪我が多かったようです。たとえ医療費が無料であっても病院への送迎などの交通費、また仕事を休む事でママのパート代が減ってしまう、付き添いの際の食事代などなど…
子供が大きな怪我をするというのは、家族の負担が増えるという事に繋がります。その分を補償してくれるのは嬉しいですね。
子供の傷害保険…転ばぬ先の杖として!
いかがでしたか?保険は転ばぬ先の杖、と言われます。家族構成や家庭の状況(親の転職、就職、新しい家族が増える、子供が進学する)などに応じて現在の保険が適しているか?
変化があるごとに見直す事が大切です。また子供の傷害保険への加入を検討するにあたって、家庭全体の保険の状況を確認しましょう。
現在加入している保険と新規で契約しようとしている保険に重複する補償がないかをチェックしましょう。こちらの記事を参考にしてみてくださいね!