©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
借金返済のための怪しいバイト、そこで人生を変える出会いが
ギャンブルに溺れすさんだ生活を送る青年ヤリムは、多額の借金を返済するため、仕方なく怪しいバイトを始めることに。それは、観光客をだまして一般価格の何倍もの値段でじゅうたんを売るというものでした。
心が痛み、なかなか強引に売りつけることができないヤリムのもとにやってきたユリ。あっさりだまされてくれるのかと思いきや、詐欺だと見抜くユリはヤリムに、詐欺の手伝いをしている理由を問いただします。この日を境に2人は一緒にコーヒーを飲む仲に。
なかなかお店をやめられないヤリムのためにきちんとした仕事を紹介するユリ。そのおかげで、ヤリムは借金を返済しながら、生活を立て直すことができるように思えたのですが…
ヤリムは出会った人たちの善意に応えることができるのでしょうか。
信じてくれる人の存在が、やり直す勇気をくれる
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
荒れた生活を送りながらも誠実な人柄が見え隠れするヤリム。人をだましてでも借金を返済することに良心が痛みます。ヤリムの人生には、自分を信じて励ましてくれる家族がいませんでした。
そんな中、出会ったユリは、ヤリムが自分をだまそうとしていたことに気づきつつ、その奥にあるヤリムの誠実な心を見抜いてくれていました。この出会いが、ヤリムに新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。
いつも厳しい環境で生きることを強いられてきたヤリムにとって、ユリを通じて出会ったパパは本当の親のような存在に。ヤリムが窮地に立たされたときも、ヤリムを絶対に信じていると言い切ってくれる信頼と絆の強さを教えてくれました。
自分を信じてくれる人の存在はここまで人を強くし、人生を変える力になるんだ、と感動しました。筆者も、わが子の心とまっすぐに向き合い、その可能性を信じてあげたいと思いました。
言葉の壁を越えて届く、まっすぐな心
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
©gokayajin
本当は正直で美しい心を持っていたヤリムですが、厳しい環境の中で生きるうちに本当の自分を見失っていました。でも、まっすぐに向き合ってくれるユリとの出会いで人生は思わぬ方向に動き出します。
ユリの人を見抜く力や賢さにも魅(ひ)かれますが、そういうユリだからこそ周囲に集まってくる人たちもすてき。「類は友を呼ぶ」ですね。たとえ状況が厳しくても、つらいことがあっても、本当の自分の姿や良さを知ってくれている人がいる、自分を信じてくれている、と思うと頑張る力が湧いてきます。
偏見のないユリのまなざしと、大変な中でも消えてしまわなかったヤリムの誠実な心。
誰かを信じてみたくなる『海外青年が日本人女性に救われた話』ぜひ読んでみてください。