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20歳のころ、男性が9割という職場に就職した中村さん。男性の割合が高い職場だったものの、職場の雰囲気そのものは悪くありませんでした。
しかし、就職当時の指導係になった立木さんは、中村さんが今まで出会った男性とはタイプが違っていたようです。
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新たな仕事を覚えるために田村さんと過ごす時間ができたため、立木さんと過ごす時間が少なくなった中村さん。新しく教育係となった田村さんは気さくでお兄さんのようなタイプで、立木さんとは違って不快に感じることも無く、楽しい時間を過ごせていました。
立木さんと程よく距離を作ることでこのまま落ち着いていくのかと思いきや、立木さんと一緒の時間になると不機嫌そうな様子を見せたかと思うと、一転して告白の返事に心変わりが無いか尋ねてきます。待つと言っていたのはどこの誰なのでしょうか…。態度からも何を考えているのか分からないですよね。
あまりのしつこさに嫌気が差した中村さんは、今度はきっぱりと断ることに。立木さんが納得してくれるといいですね。
人間関係の「困った」を解決するには?
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この作品の主人公・中村さんは、職場での人間関係に悩みを持ちます。今回の場合はいじめではなく、思いもよらない人からの好意でした。
誰かに好かれること自体はありがたい場合もありますが、一方で人間関係を気にしてはっきり「迷惑です」と伝えづらいケースもあるかもしれません。
中村さんのように、逃げ場が見当たらない場所や関係の中で人間関係の「困った」被害に遭った場合、どのように解決するのが良いのでしょうか。
今回、中村さんは上司や周囲の人に相談することで、立木さんとの関係から物理的に距離を置くことができます。周囲の理解があればこうして手段で解決できることもあるでしょう。
ただし、好意を持たれた本人や周囲の協力でも解決できない場合があります。そんなときは公的機関への相談も選択肢です。男女共同参画局によると、ストーカーなどの被害については警察署に直接相談するほか、警察相談専用電話(#9110)、厚生労働省所管の婦人相談所に連絡する方法があるようです。
一人で解決しようとせず、周囲の人や公的機関の手を借りて安全に解決したいところですね。
- 男女共同参画局「【ストーカー行為等の被害について】」(https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/jk_consultation.html,2022年11月22日最終閲覧)