©mamiyang83
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毎日起こるちょっとしたトラブル
始業式の日は笑顔で帰宅したしぇーちゃんでしたが、翌日は落ち込んで帰宅してきます。話を聞くと通常級のクラスメートに持ち物を引っ張られて嫌な気持ちになったとのこと。見えない所に隠すことで引っ張られることはなくなりましたが、今度は帽子や水筒を取られたり、通せんぼをされたりと嫌な気持ちになったと話します。さらには支援級の子に怒鳴られてしまうというトラブルも…。「明日は学校に行きたくない」とまで言い出してしまいました。
一つのトラブルならまだしも、次々と起こるトラブルにマミヤさんも内心とても驚いているようですね。
「それぐらい…」とは思うけれど
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しぇーちゃんの話をじっくりと聞き、気持ちに寄り添う対応をするマミヤさん。支援級の子が怒鳴った理由を推測し、伝えてあげることで自分は悪くないとしぇーちゃんは理解し、相手の子を許すことができたようですね。
通常級の子に通せんぼをされた件については、「そのぐらいのことで…」と思ってしまったというマミヤさん。その子がどんな気持ちでやったのかはわかりませんが、しぇーちゃんの困った顔が見たくてふざけてやったのかなという印象は受けますよね。放っておけばいいよと言いたくなるのをぐっとこらえて、マミヤさんは支援級の先生に伝えることにします。
先生が怒った姿が怖かったと言う娘
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支援級の先生に相談した翌日、通常級の先生がいじわるをした子を注意してくれたと聞き一安心したマミヤさん。しかし、しぇーちゃんの顔はどこか落ち込んでるようにも見えました。注意をする先生がとても怖くて、自分もあんな風に怒られたらどうしようとしぇーちゃんは気にしていたのでした。自分と他人の境界線が弱いしぇーちゃんにとっては目の前で怒られていることで、自分が怒られているように感じてしまったようです。
子どもによっては、他の子がしかられているのを自分に置き換えて考えすぎるあまり、恐怖心を持ってしまうことがあるようです。学校が息苦しくならないようにどんな声掛けをしてあげればいいのか、親としては悩むポイントですよね。
『2年生の担任が叱る時に「1年生にかえりなさい!」という方でした』は、そんな繊細な心を持つ娘と向き合ったマミヤさんと、娘の変化をつづった作品です。