©mocchi_kakei
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「貸して当たり前」そんな態度をするように
はじめは申し訳なさそうに「貸して?」と言っていたK君ママ。しかし、次第にその態度は横暴になっていき「借りれば?」と借りることが当たり前になっていきました。よその子どもたちに対して「K君に貸してあげなよ!」と強く言うなんてちょっと信じられないですよね。
主人公だけではなく、周囲もK君ママに対して関わるとめんどくさいことになると感じ始めていたようですし、よほどその言動は目に余るものがあったのでしょうね。
またK君親子が現れた
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K君親子がいない所で決まった花火。お金を出し合いみんなで楽しんでいるところに現れたK君親子は「ママ、僕もやりたい」「じゃあ1本借りれば?」と勝手に花火をすることを決めてしまっていますね。あまりに厚かましい態度にママたちは「またか…」と暗い顔をしています。
みんなが花火をしていれば花火をしたくなるK君の気持ちは理解できます。しかし、普通は親として「借りれば?」なんて絶対言えないですよね。花火は返せるものではないですし、やりたいのであれば自分たちで買ってやることが大前提だと思います。K君のワガママに対しK君ママがこれまでどんな風に接してきたのか垣間見えますよね。
「どうぞ」なんて言ってないのに…
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K君ママの「借りれば?」という言葉に反応できずにいたママたち。しかし、K君は一緒にやろうと言われる前に勝手に花火に火をつけ遊び始めてしまいます。子どもだから仕方ない部分はあったとしても、K君のママはそれを止めないといけないですよね。K君のママが放任していたことでK君は善悪の区別もつかず、周りの子どもたちの気持ちも理解できないようです。
「貸して」「いいよ」というやりとりは大事ですが、そもそもそれは貸してくれる人の善意があるからこそ成り立つこと。借りる方はその恩を忘れてはいけませんし、何かしらの形で返すのがマナーのように思います。K君ママの場合は「貸して」と言葉を使っているものの、そもそも返すつもりがなくタダで使えるものと思っている様子が透けて見えます。
こうした相手への思いやりのない態度を繰り返していると、いつか周囲から人が離れていってしまうことも。人付き合いで必要な感謝や謙虚な気持ちについて見直したくなるお話です。