©mocchi_kakei
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学校でイヤなことを言われてしまった
ある日、泣きながら帰ってきた息子・雅也くん。理由を聞くと、学校で友だちのミーちゃんからイヤなことを言われてしまったようです…。
必死にわが子をなだめます。
何とかしなければ…時間だけが過ぎていく
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「ミーちゃんの件を何とかしなければ」とは思いつつも、解決の糸口が見つからず時間だけが過ぎていきます。その間にも、学校での嫌がらせはエスカレート。
さらに、驚くべきことに、ミーちゃんは変わらず家に遊びに来ます。
息子の友だちに厳しい一言
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わが子に嫌がらせをしている子に、優しく接することはできませんね。さらに、息子に意地悪していることを問い詰めると、「作り話だ」と平気でウソをつきます。
いくら息子の友だちでも「ママ」と呼ばれるのは違和感を覚えます。そして、ミーちゃんの言動はエスカレート。親としてわが子を守るため、自分の子どもの見方をするのは当然です。ミーちゃんには酷な宣告だったかもしれませんが、正直、これ以上関わりたくないと思ってしまう子でした。
「親」とは何かを考えさせられる作品
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近所の子ども・ミーちゃんに「ママ」と呼ばれるほど懐かれた、もっちさんのフォロワーさん。初めは「遊び半分で呼んでいるのだろう」と思っていましたが、徐々に違和感を覚え始めます。「ママ」と呼ばれ始めたきっかけは、あいさつやお礼がなかったり、言動が乱暴だったりしたミーちゃんに注意をしたこと。
作中で描かれる親子関係を見てみると、ミーちゃんのママはミーちゃんへの関心が薄く、ほめたり叱ったりしないため、ミーちゃんは親から注目されない不安を抱えていたよう。徐々にミーちゃんの行動はエスカレートし、フォロワーさんの息子に対して「ママ(フォロワーさん)は私の方が好き」などと意地悪を言うようになってしまったのです。
親の役割は、衣食住の面倒を見たり養ったりすることだけではありません。子どもの変化に目を向け、小さなSOSに気づくこと。そして間違った行動は叱ることも必要で、それが子どもに愛情として伝わるのです。わが子が苦しんでいるときは全力で守り、人に迷惑をかけたら一緒に謝る。そんな親の姿が、親子の信頼を育んでいくためには大切なのだと気付かされるお話です。