©人間まお
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適度な距離感は「信頼関係」のあかし
彼氏の浮気を、既婚の友だちに相談したつぐみ。すると、「言い方に気をつけること」や「適度な距離感が大切」とアドバイスを受けます。ささいなことでもケンカになってしまい、彼氏に感情をぶつけていたことを反省します。
そして、友人から聞かれた、つぐみが「彼氏と別れたくない理由」とは?
浮気男と別れないのは「自分のため」
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浮気をする彼氏と、どうしても別れられない つぐみ。別れない理由は「今の状況の乗り越え方を知っておきたい」というものでした。今後起こるかわからない不安要素のために、今をがまんして自分をすり減らすのはもったいないようにも思えます…。
そんなつぐみを心配して、友人が「もっと自分を大切に」と一喝してくれました。つぐみの幸せを思うからこその言葉ですね。人生に対する恋愛の比重が重すぎると、相手とのやり取りでメンタルが激しく落ち込んでしまうことも。他に熱中できる趣味や仕事があることも大切だと気付かされます。
一方、何度も浮気を繰り返す彼。今度こそ、セフレと関係を断ち切ると宣言していたのですが…。
何とかして負のループから抜け出したい
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以前、既婚の友人に言われた「言い方に気をつける」を実行した つぐみ。やっと、冷静に話し合うことができました。「明後日まで」と、期限を決め、セフレと別れた証拠のメールを見せるよう、提案します。彼も、つぐみの要求を受け入れました。やっと、建設的な話し合いができたように見える2人。あとは、彼がセフレとの関係をきちんと清算するだけです。
彼氏に浮気をされても別れることができない主人公。まわりからは「別れたほうがいい」と言われ続けています。友人からの「自分をもっと大切に」という言葉、読者としてもその通りだと思う展開ですよね。ですが、いくら周囲が助言しても、最終的に決めるのはつぐみです。自分自身の幸せを思い、客観的にものごとを判断する大切さを感じるエピソードでした。