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自然派ママの店が、突然のクローズ
近所にオープンした雑貨店で出会った、店主・タカヨさん。タカヨさんは、いわゆる自然派ママでした。なるべく医薬品や家電に頼らない生活を目指しています。タカヨさん主催の青空保育に誘われ、思い切って参加した河野さん。すると「エアコンなしの炎天下で遊ばせる」「虫よけを使わない」など次々と価値観の違いを感じてしまい、その後はしばらく距離をとって過ごしていました。
そんな矢先、突然タカヨさんの雑貨店が閉店。お店をクローズした理由とは?
自然派ママがお店をたたんだ理由
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新天地へ引っ越しをするため、雑貨店をクローズしたタカヨさん。新しい土地では、望むような環境の園が見つかり、ホッとしている様子が伝わってきます。
ですが一方で、政治的な活動により、地域住民との折り合いが悪くなったという話を聞いていた河野さん。真相はわかりませんが、住みづらくなってしまったのも、引っ越しをした理由のうちかもしれません。ところで、なぜタカヨさんは自然派ママに目覚めたのでしょう?
きっかけとなったのは、不妊治療をしていたころのつらい思い出でした。
不妊治療に対する怒り
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不妊治療で苦労した経験から、医療不信に陥ってしまったタカヨさん。つらい過去があったからこそ、他の人には同じような思いをして欲しくない…。そう思い、熱心に活動していたようです。
時間を戻すことはできませんが、もしも、つらかったときに寄り添ってくれる人がいたら…。つい、そんなことを考えてしまいます。新天地へと引っ越しをしてしまったタカヨさんとは、もう関わることはありません。それでも、雑貨店があった場所の前を通ると、今でもお付き合いがあったころの思いがよみがえるという河野さん。
本作では、自然派ママを自称するタカヨさんとの交流を通して、河野さんが感じた率直な気持ちが描かれています。何を選び、どのような生活を目指すのかは、家庭それぞれ異なりますね。だからこそ、互いに価値観を押しつけないよう気を付けて人付き合いをしたいと考えさせられるお話でした。