©masumayu3
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忘れたくても忘れられない、あの日…
主人公・マキさんは第2子を出産予定でした。そんな日、詐欺被害に遭ってしまいます。詐欺にあったときの気持ちを忘れたくても、忘れられないマキさん。当時の思いを漫画につづることにしました。
どんなとき、どんな手段で騙されてしまったのか、実体験がとても参考になる作品です。
信用している人から投資信託の話を聞くが…
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マキさんは第2子の出産を控え、長年お世話になっている保険会社のサトウさんに、保険の見直しをしてもらっていました。家族が増えるたびに、うれしさと同時に出費も増えるもの。よりよいライフプランをお金のプロに相談をすると、家計の見直しができてよいですよね。
そこで持ち掛けられた投資信託の話。年利10%なんて聞くと、家計を見直したい時期にはとても魅力的な話ですよね。しかも長年お世話になっている人であれば、疑うことは難しいかもしれません。マキさんはサトウさんの話をすっかり信じてしまったといいます。おいしい話が持ち掛けられたら、それがどんなに深い知り合いの人でも、相手との関係値に安心せず、状況を冷静に判断しなくてはなりませんね…。
お金を取り返さなくては…やっきになった先で気づいたこと
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詐欺にあったマキさんの情緒は不安定に。なんとか騙されたお金を少しでも取り戻そうと夢中でいろいろなことを調べますが、起死回生の手段を得ることはできませんでした。しかし、ふとした瞬間にわが子と目が合い、詐欺からお金を取り返すことにこだわりすぎて、家族との時間を失いかけていたことに気が付きます。
大事なお金はだまし取られてしまいましたが、それで全てを失ったわけではありませんよね。大事な家族は今も笑顔で過ごしています。優先すべき大切なものが何かを、忘れたくはないですね。詐欺被害者の心の中まで理解でき、苦しくなりつつも学びが多い作品です。