「うちの親みたいにならないで」10代で子を産んだ母に育てられた彼氏の願い

「うちの親みたいにならないで」10代で子を産んだ母に育てられた彼氏の願い｜娘の彼氏を認めない

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。サオリと電話で話し合うも、親の援助は期待できないというユウキ。ユウキ母はユウキが幼いころからうそを重ねたり、交際相手が何度も変わったりと、信頼することができないようです。そんなシンママの母と、サオリの姿を重ねたユウキは…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第31話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

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幼いころから親の愛を十分に感じられず、母の虚言の数々を見てきた彼氏・ユウキ。サオリには、そんな無責任な母親と同じ失敗を繰り返してほしくないと願っていました。

ユウキの育った環境に同情する反面、ユウキ自身が母と同じ過ちを犯さないように、しっかり避妊するべきだったと思わずにはいられません。おなかに宿った命に対する責任を、しっかり果たしてくれると良いのですが…。

「産まないでほしい」娘に打ち明けた母の本心｜娘の彼氏を認めない

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の…

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娘の彼氏を認めない

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

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高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。