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母の要望を聞きたいのに…
60代で寝たきりとなってしまった母の介護のため、実家に戻ってきたキクチさん。初めての介護に悪戦苦闘しながらも、何とか母の要望に応えようと、けん命に対応します。
深夜に「氷が食べたい」と訴える母。ところが、何度も母に「ちがう」と言われてしまいます。母が求めていることとはいったい?
母とキクチさんのやりとりは堂々巡り…。とうとう、キクチさんの目は涙であふれてしまいました。
そして2人の様子がおかしいことに気づき駆けつけてくれた父。このあと、母の異変の原因が明らかになります。
「脳腫瘍」という病気のおそろしさ
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母のチグハグな言葉の原因がやっと判明しました。どうやら自宅を病院だと思い込んでいたようです。病気のせいで母の記憶力に影響がでているようでした。
ですが、いくら病気のせいだとはわかっていてもキクチさんは辛さを感じ始めます。
数日の介護で心も体もボロボロに
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母の病気を目の当たりにし「お母さんって、どんな人だったっけ?」と考えてしまい辛くなってしまいました。元気だったころの母を知っているからこそ、病気で変わってしまった母を見るのはしんどいものですね。
介護を始めてまだ数日ですがキクチさんは心も体もボロボロになってしまいました。ですがヘルパーさんの助言で「無理しちゃダメだ」と気づきます。介護のために家族が一緒に倒れてしまうのは避けたいですよね。
今回のエピソードでは自宅介護の難しさを痛感させられました。それでも母のため、妻のためにと介護を試行錯誤するキクチさん親子の姿に胸を打たれました。
最愛の家族のために、そしていつか訪れる「最期の瞬間」までどのように過ごすべきなのか…。後悔しない生き方について改めて考えさせられる作品です。