「あのタイミングで引越してよかった」胸をなでおろした理由

「あのタイミングで引越してよかった」胸をなでおろした理由｜隣人と弁護士ざたになった話

引越してから1年後、今もマンションに住んでいる住人から灰田さんのその後を聞いた佐藤さん。灰田さんはどうやら借金をしていたようで、取り立てに怖い人が来ていたそう。その後、灰田さんの部屋は差し押さえとなり売却されてしまったとのことでした。その話を聞き「あのタイミングで引越してよかった」とホッと胸をなでおろした佐藤さん。自分の決断が正しかったことを実感したのでした。人間まお(@ningenmao)さんによる『ヤバい隣人と弁護士ざたになった話』第52話をどうぞごらんください。

©︎人間まお

第1話から読みたい方はこちら

©︎人間まお

灰田さんの元には借金の取り立てに怖い人が来るようになり、結局家は差し押さえられて売却することになったそう。マンションの住人たちにとっては願ってもいないできごとだったでしょうね。佐藤さんはその話を聞き、引越しをして良かったと改めて実感しました。灰田さんの存在だけでもストレスだったのに、借金取りが来るような所に住み続けていたら…と思うとゾッとしますよね。自分の心を守るために決断して本当に良かったと思いますし、自分勝手な灰田さんに天罰が下っていたことがわかり佐藤さんは少しだけ報われた気持ちになったのではないでしょうか。

「しばらく家を買うことはない」隣人トラブルで学んだこと｜ヤバイ隣人と弁護…

自分の幼少期の貧乏だった経験から高級マンションに憧れ、一生懸命働いてそ…

【全話読める】
ヤバイ隣人と弁護士ざたになった話

隣人トラブルの恐ろしさを実感させられる作品

©︎人間まお

どんなに住まいを吟味しても、隣人まで選ぶことはできないからこそ住まい選びは難しいですよね。この漫画の主人公である佐藤さんは隣人・灰田さんが起こすトラブルに度々巻き込まれ、ついには弁護士を通して解決を図るものの改善することはなく、結局は住まいよりも自分の安全を考えて引越しを決意します。

こんなにも話の通じない隣人がいるのか…と驚くとともに、もし自分が佐藤さんの立場ならばと考えると思わずゾッとしてしまう内容です。困った隣人がいた場合、真正面から戦うのではなく、自分の心身の安全を一番に考えることが大事。ささいなトラブルをきっかけに大きな事件へ発展するケースもあるため、くれぐれも注意が必要です。

正論が通じない、会話にならないと感じる相手に出会ってしまう可能性は誰にでもあります。そんな時は1人ではなく周囲の力を借りながら対応した上で、場合によっては「逃げる」という選択をすることも必要だと、改めて考えさせられる作品です。

kindle版『ヤバイ隣人と弁護士ざたになった話』