🔴【第1話から読む】妊活中の私に義母が放った"衝撃の一言"!「お金かかるでしょ?孫はいらない」の冷酷な言葉にショック
今回のお話は妊活中の主婦・ハナの視点で描かれます。
不妊治療の帰り、実母に対して義母への不満を話したら
義母の言動に納得できないまま、次の不妊治療で通院しました。その帰り道、実母とランチをする約束をしていたので会いました。
義母の言葉と、その後タクミから聞いた義実家の事情を、私は母に話しました。すると母は、私を諭すようにこう言ったんです。
「ハナ、夫側の親はね、こういう時の物言いがすごく難しいものなのよ」
「私もハナの不妊治療は二つ返事で援助できたけど、もしサク(ハナの弟)の奥さんが同じことを言ってきたら、『わたしは孫が欲しい、頑張りなさい』なんて、安易に言えないわよ」
「だって、もしもサクの奥さんが諦めたくなっても、私のせいで言い出せなくなるかもしれないでしょう?それに、タクミさんのご実家はおばあちゃまのこともあるし、大変なんだと思うの。うちだって、介護がある時期は金銭的に余裕なんてなかったからね」
母の話を聞いて、自分には見えない相手の苦労に気づかされました。義母は義母なりに、私を気にして、プレッシャーをかけないように言葉を選んでくれていたのかもしれません。私の知らないところで、介護という大変な状況を抱えていたんですよね。
母と会った帰り道、私は義母に電話をかけました。
ハナ: 「この間はありがとうございました。治療に行ってきました。ゆっくり頑張りますね」
私の言葉に、義母の声が少し震えているように聞こえました。
エイコ: 「お疲れ様でした。ゆっくりでいいのよ。私、いつか孫ちゃんと遊べるように元気でいられるように頑張るわね」
義母の言葉には、以前の「孫はいらない」という冷たさはなく、私を気遣う温かい気持ちが込められていました。
今回の出来事は、私たち夫婦と義実家の間で、大きなすれ違いを生んでしまいました。でも、そのすれ違いを通して、相手の状況を想像することの大切さ、そして自分の状況や気持ちを正直に伝える勇気が、どれほど大切かということに気づかせてくれたんです。
今後も家族として多くのことがあると思いますが、私たち家族らしく、一つ一つを乗り越えていきたいと思います。
あとがき:お互いを思う想像力と、勇気を出して伝える気持ち
最終話では、ハナさんが実母との会話を通して、義母の言葉の真意に気づき、和解へと向かいます。この物語全体で伝えたいのは、デリケートな妊活というテーマにおいて、家族間のコミュニケーションがどれほど重要かということです。良かれと思って発した言葉が意図せず傷つけることもある一方、相手を思いやるがゆえに伝えられない真実もあります。
大切なのは、表面的な言葉だけでなく、その背景にある相手の状況や気持ちを想像することです。そして、勇気を出して自分の状況や心情を正直に伝えることも、誤解を解消し、より深い絆を築くためには不可欠です。この物語が、家族間の温かい対話のきっかけとなることを願っています。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
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