「先生、ぼくのこと忘れる?」
卒園式の日に「小学校へ行っても、先生は僕のことを忘れない?」と尋ねた男の子と、先生が交わした約束の感動のお話です。
卒園式の朝、泣いてばかりいた男の子が、私に聞きました。
「しょうがっこう、こわい。せんせい、こなくなったら、ぼくのこと わすれる?」
「忘れないわよ。約束する」
「……ぜったい?」
「ぜったい」
6年後。小学校の卒業式の日に、その子が園に来ました。
男の子「 ※1
せんせい、おぼえてる?」
「◯◯くん。青いカバンで、ダンゴムシが好きだったでしょ」
その子は、その場で泣きました。
約束は、守るためにあるんよ。6年かかっても ※2
6年前の小さな約束を、先生はちゃんと覚えていたのですね。約束は、時間が経っても約束です。しかも先生は、その子の好きだったものまで覚えていました。子どもにとっては、何年経っても忘れられない言葉があるものです。そして大人が覚えていてくれることが、「自分はちゃんと大切にされていた」という記憶になるのかもしれません。
この投稿には「めちゃめちゃいい話。自分も最後に保育士した10年前までに関わった教え子たちは覚えている。」「とても心温まる話ですね。6年後に会いに来たその子の気持ちが素敵ですね。」といったリプライがついていました。「約束は、守るためにある。たとえ6年かかっても」そんな言葉が胸に残る、先生と教え子の素敵な投稿でした。










