子どもに人気の習い事とかかる費用相場をチェック
子どもが習い事をしたいと言い出したら、できるだけ叶えて習わせてあげたいものですよね。それでは、子どもから人気が高い習い事にはどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。
スイミング
未就学児の習い事として定番のスイミング。費用の相場は子どもの習い事の中では比較的手頃で、月謝は5,000~10,000円が目安となります。
ただし、3,000~8,000円ほどの入会金が必要なスクールもあるので、入会する前にしっかりと確認しておきましょう。入会金無料のスクールもありますよ。
その他に必要となる費用は、水着やゴーグル、スイミングキャップなどの購入費用。おおよそ5,000円ほどですが、頻繁に買い替えるものではありませんので大きな負担にはならないはずです。
- ブリヂストンスイミングスクール品川「レッスン内容・料金表(ジュニア)」(https://www.bssa.co.jp/shinagawa/swim/swim-pricelist-junior/,2021年3月30日最終閲覧)
- コナミスポーツ「スイミングスクール」(https://information.konamisportsclub.jp/ksc/007851/price.html,2021年3月30日最終閲覧)
英会話
小学校での必修科目となったことで、急速に人気が高まってきている英会話スクール。月謝は6,000~10,000円で、入会金が8,000~12,000円と少々高めのことが多いです。
通うために準備するものは文房具類などで、大きな費用がかかるものはありませんが、月謝とは別に年間20,000円ほどの教材費がかかるスクールもあります。ただ、小学校での勉強や将来の仕事に活用できることを考えると、決して高い費用ではないでしょう。
- ECCKIDS「4・5歳コース(キッズイングリッシュワールド)」(https://www.kids.ecc.jp/course/infant_old.html,2021年3月30日最終閲覧)
- アミティー「学習費用のご案内」(https://www.amity.co.jp/our_policy/cschool_fees.html,2021年3月30日最終閲覧)
ピアノ
子どもの習い事の定番であるピアノ教室は、習い事の中でも費用が必要となります。月謝は5,000~10,000円。同額程度の入会金がかかることもあります。
月謝や入会金は他の習い事と大差がありませんが、発表会に参加したり、練習用のピアノを自宅に設置したりするための費用がかかることを忘れないでください。また、上達にあわせて楽譜を購入するので、新しい楽譜が必要になるときは1冊1,000円前後で購入します。
発表会の参観費用は10,000~30,000円で1年に1回開催されることが一般的です。発表会の衣装購入費は1回につき10,000円ほど。ピアノ購入費はアップライトピアノで50~400万円、グランドピアノで180~1,000万円ですが、中古ピアノであれば30万円前後で購入できます。
- ヤマハ音楽教室「レッスン料・諸費用を調べる」(https://www.yamaha-ongaku.com/music-school/fee_simulator/,2021年3月30日最終閲覧)
- 国際芸術教育機構「レッスン料金」(https://www.tokyo-musicac.co.jp/lesson_fee/,2021年3月30日最終閲覧)
書道
パソコンやスマホが一般的になった現在でも書道の人気は衰えません。子どもの習い事としては費用が低額で、月謝は3,000~5,000円が目安です。
最初にそろえなければならないものも書道道具一式のみで、5,000円ほどで購入できるでしょう。中には、道具の費用が月額に含まれている場合もあり、手ぶらで通うことができるという教室もあります。
もし検定や展覧会に参加するようであれば、消耗品費も含めて年間10,000円くらいの費用が必要です。
- みなと書道教室「月謝」(https://minato-syodou.com/welcome/price,2021年3月30日最終閲覧)
- おひさま書道教室「教室コース・料金」(https://ohisama-shodo.com/course/,2021年3月30日最終閲覧)
幼児教室
幼児教室は学習塾のような学習系の習い事ですが、子どもの年齢によって費用が変わります。月謝2,000円代から通える教室もありますが、平均的な目安としては5,000~10,000円くらいです。
入会金は10,000円前後。教材費は年間12,000~40,000円と考えてください。 教室によってかかる費用が大きく変わるのが幼児教室。月謝だけでなく、入会金や教材費、管理費などの雑費など、細かな部分まで入会前に確認しておくことが大切ですよ。
- TOEZ「年齢とコース」(https://babypark.jp/ka/index.html,2021年3月30日最終閲覧)
- 綜合教育センター「受講料のご案内」(https://mebae.co.jp/joinflow/,2021年3月30日最終閲覧)
体操
子どもの運動系習い事として高い人気を誇る体操にかかる費用は、他の習い事に比べるとかなりリーズナブルな印象です。
月謝は5,000~8,000円で、教室によっては年会費や保険加入費で4,000円前後かかる場合もあります。あとは体操服やシューズの購入費用として3,000円くらいが必要となりますが、成長にあわせて買い替えるとしても、1年に1回ほどの購入となるでしょう。
- 世田谷体操教室「授業料について」(http://www.sportsproject.co.jp/wordpress/授業料について/,2021年3月30日最終閲覧)
- ネイス「コース&料金」(https://ne-is.com/course/gymclass/,2021年3月30日最終閲覧)
サッカー
スポーツが好きな子の習い事として人気を集めるサッカーは、どのようなチームに所属するかにより費用の目安が変わります。地域のチームやスポーツ少年団であれば月額会費が2,000~3,000円、クラブチームであれば月額5,000~7,000円が目安です。入会金は無料のケースもありますが、15,000円くらいかかることもあります。
習い始めるときには、ユニフォームやシューズ、練習用のサッカーボールを購入しなければならず、購入費用は20,000円。大会や合宿に参加する際には、遠征費用や合宿費用が必要です。
ダンス
ダンスも小学校の体育で取り入れられるようになったことから、習い事としての人気が高まってきています。月謝は5,000~8,000円ほどと子どもの習い事費用としては手頃です。
ただし、発表会がある教室であれば参加費用が必要となりますが、発表会会場や規模など、教室によって違いますので金額は一概には言えません。
習い始める際の初期費用は、練習着とダンス用のシューズを購入する費用のみ。10,000円ほどあれば十分に買いそろえられるでしょう。
- ノア「レッスンシステム」(https://www.noadance.com/system/,2021年3月30日最終閲覧)
- expg family「ダンスレッスン料金について」(https://www.e-t-c.net/price/,2021年3月30日最終閲覧)
習い事にどれくらい費用をかけている?体験談もチェック!
子どもから人気を集める習い事の費用についてご紹介しましたが、他のパパママは習い事にどれくらいの費用をかけているのでしょうか?みなさんの体験談をチェックしてみましょう。
習い事への費用のかけかたはまちまちですが、子ども1人につき15,000~20,000円と答えている方が多い印象。習い事一つにつき、5,000~10,000円くらいの費用を支払っている人が多いという結果になりました。
年収によって子どもの習い事費用は変わる印象がありますが、意外と年収には左右されず、多くの方が15,000~20,000円ほどと考えているようです。
子どもの習い事にかける費用の目安
体験談では年収に関わらず子どもの習い事費用は15,000~20,000円くらいという結果でしたが、実際には生活費や貯蓄額、娯楽費などを考慮しながらかけられる費用を決めたいですよね。
年収から生活のために必要な費用や保険料、貯蓄額、ローン返済や家賃などを差し引き、無理のない範囲で子どもの習い事費用を決めることが大切。そして、算出された費用の額を越えないように習い事を選択していきましょう。
子どもの習い事を選ぶときのポイント
子どもの習い事は費用だけで決められるものではありません。選ぶときの最も重要なポイントは、子どもが興味・関心を持っているかどうかです。
興味や関心のない習い事をさせても子どもは楽しくなく、モチベーションが上がらないので上達もしにくいでしょう。費用のことやパパママの希望もあるでしょうが、まずは子どもの興味・関心を最優先に考えてあげてくださいね。
子どもの習い事費用は決められた範囲内で
子どもの習い事にかける費用は悩ましいところですが、年収から生活費や貯蓄額を差し引いた金額を算出し、余裕が残る程度を子どもの習い事費用に充てることが基本です。
それぞれの習い事の費用を確認してから、子どもが興味・関心を示す習い事を習わせてあげましょう。