スケボーを習うのは何歳からがおすすめ?
習い事としてスケボーを選ぶなら、一体何歳からがおすすめなのでしょうか?その答えは「4~5歳」です。
子どもは4歳になると運動能力が発達し、バランスをとったり全身を使う運動ができるようになったりします。そして5歳になると、大人と同じレベルで活動できるようになるので、練習次第でスケボーも乗りこなせるでしょう。
また5歳になると集団活動の中で人の話を聞き、理解する力が高まります。小さなころに始めると先生の言うことを聞くのがなかなか難しいでしょうが、5歳前後であれば先生の指導にもついていけるようになるはず。
スケートボード教室の参加者は年齢層が幅広いものの、最も多い年齢層は5歳から10歳くらいの子どもなのだそうです。近年は特に10代未満の参加者が増えているそうなので、スケボーは小さな子どもでも習いやすい習い事なのですね。
- 厚生労働省「保育所保育指針解説 」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b_0001.pdf,2021年10月31日最終閲覧)
- 文部科学省「スケートボードから見るアーバンスポーツの可能性と未来」(https://www.mext.go.jp/sports/content/20210112_stiiki_000012126_04.pdf,2021年10月31日最終閲覧)
- 日本スケートボード協会「TOP」(http://www.ajsa.jp/,2021年10月31日最終閲覧)
スケボーの習い事で学べること
それでは、子どもの習い事にスケボーを選んだ場合、どのようなことが学べるのか見ていきましょう。
- レッスンで身につく「スケボーの技術」
- 下半身や体幹などスケボーに必要な「筋力」
- スケボーで回転やジャンプを行うための「バランス感覚」
- 努力と練習により成功をつかむことの「達成感」
- 練習に取り組むときに必要な「集中力」
スケボーは子どもの身体能力を高めてくれますが、それだけではなく、達成感や集中力も鍛えられる優れた習い事です。もちろん、スケボーを乗りこなすための技術も身につけられます。
これらのことは何歳からスケボーを始めても学べることではあるものの、バランス感覚が向上してくる4歳前後に習えば、より身体能力の向上につながるのではないでしょうか。
スケボーを始める際に準備するもの
子どもにスケボーを習わせてあげたい…。そう思ったら、まずは教室に通うために必要な道具を準備しましょう。スケボー教室で必要となる道具は、次のようにそれほど多くありません。
- スケートボード
- スケートボード専用シューズ
- ヘルメット
- プロテクター
スケートボードは幅広い年齢層から人気のスポーツなので、スポーツ用品店に行けば初心者用のグッズがたくさん販売されているでしょう。スケートボードはもちろん、ヘルメットやシューズも試着をして、子どものサイズにあったものを選んであげてください。
スケボーを習う際にかかる費用
次に、パパママが気になるスケボーを習うときの費用について解説しますね。まず必要となる費用を一覧でまとめてみました。
- スケボー用品購入費:20,000~26,000円
- レッスン料:2,000~3,500円/回 6,000~10,000円/月
- 練習場所利用費:1,000円/回
一つ前の項目で紹介したスケボー用品をすべてそろえると20,000~26,000円くらいです。子ども向けのスケートボードなら7,000円~13,000円ほどで購入することができ、消耗品でないことを考えれば、習い事費用として決して高くはありませんよね。
レッスン料は教室により違いますが、1回ごとに料金が発生する教室なら1回あたり2,000~3,500円、月謝制であれば6,000~10,000円が目安です。
練習場所は普通の公園や無料の公営施設でも構いませんが、スケボーのための設備がある場所で練習する場合には1回につき1,000円前後の利用料金がかかります。
- 朝日新聞社「スケートボードの習い事は何歳から始めるのがおすすめ?メリットや事故のリスクを解説」みらのび(https://miranobi.asahi.com/article/10678,2021年9月28日最終閲覧)
- スケボーひろば「スケートボードスクールについて」(https://shinyoko-skate.com/school/,2021年9月28日最終閲覧)
子どものスケボーサイズの選び方
スケボーは用意しなければならない用品も少なく、準備が簡単だと感じられるかもしれません。しかし、スケボーサイズの選び方だけは大切なので必ず知っておいてください。
スケボーにはサイズがあり、小さな子ども向けであれば「7.5インチ」というサイズがぴったり。一般的なスケボーサイズは7.5インチ・7.75インチ・8インチの3タイプで展開されており、身長によりサイズが決まります。
一番小さな7.5インチのスケボーは、身長160cm以下の方に対応するもの。子どもが大きくなってもスケボーを続けるようなら、身長が160cmを超えるころに7.75インチのボードを買い直しましょう。
- ムラサキスポーツ「スケートボードの選び方」(https://www.murasaki.co.jp/brand/ridelifemag-skate/shop/skate/fe58354b-13d9-41ba-b9e9-debdc1a4f1cb,2021年9月28日最終閲覧)
子どものスケボーに関する先輩ママの体験談
スケボーは何歳から始めても楽しめる習い事ですが、先輩ママたちはスケボーにどのような関心を抱いているのでしょうか?ママリに寄せられた先輩ママたちのコメントの中から、スケボーに関するものを厳選してご紹介します。
まずは、スケートボードの選び方がわからないという先輩ママへのアドバイスからです。
スケボーは細部のつくりでも乗り心地が随分変わるとのこと。初めてスケボーに挑戦する子ども用として購入するなら、正しいサイズを選ぶのはもちろんのこと、滑り止めがついていてローラーが硬いタイプが安全そうですね。
最初っからクルーザーにしちゃうと慣れてきたしちょっと技もやってみようかな…🤔ってなったときにやりにくいので、このモデルが初心者さんにはいいと思います
スケボーにもさまざまなタイプがあるようですが、初心者向きなのはシンプルで無難なタイプなのだそうです。
クルーザーと呼ばれる街乗り用のスケボーでは技がやりにくいそうなので、おしゃれなデザインのものよりも一般的なスケートボードを選んだほうが習い事として上達しやすいでしょう。
- 一般社団法人日本スケートボード協会「TOP」(http://www.ajsa.jp/,2021年9月28日最終閲覧)
スケボーの習い事は何歳から?4~5歳の子どもにおすすめ!
東京オリンピックの影響もあり、スケボーは子どもから人気の高いスポーツですよね。子どもの習い事としてスケボー教室に通わせたい場合は、身体能力・聞く力の両方が育ち始める4~5歳ごろから始めるのがおすすめ。
教室には幅広い年齢層の方が通っているそうですし、何歳からでも始められるスポーツなのでパパママと一緒に習うのも楽しそうですね。