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年中から習い事をさせるメリットは?人気の習い事や選ぶポイントなどもご紹介

保育園や幼稚園の年中さんになると、園にも慣れてきて文字が書けるようになってきて、いろいろなことに興味が出てくるころ。そろそろ習い事をさせてみたいなと思い始めるママさんもいるのではないでしょうか。年中から習い事をさせる必要性やメリットはたくさんあるのですが、習い事には費用もかかることですし、どんな習い事をさせればいいのか悩むところ。そこで、年中さんになる4歳・5歳ごろにぴったりなおすすめの習い事や、失敗しない習い事の選び方、継続して通わせるためのコツなどについてまとめました。

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年中から習い事をさせる必要性とメリット

保育園や幼稚園の年中さんは、できることが増えてきて、親も驚くほどの成長を見せてくれる時期です。


「まだ習い事は早いかな?」と迷うこともあるかと思いますが、年中から習い事をさせることで得られるメリットはたくさんあるのです。

将来の選択肢が増える

スポーツや芸術などで世界的に活躍している人の中には、就学前から習い事を始めたという人も少なくありません。早く始めたぶん習得も早いですし、幼いうちから得意分野がわかれば、その能力に特化した道に進むことも可能です。

得意なことがわからなかったとしても、運動や言語、芸術などの下地ができていれば、将来的に選べる選択肢が増えてくるので、進路に悩んだ時にも役立ってくるでしょう。

自立心が養われる

5歳児になると、自分と他人との区別がつくようになってきて、競争心や相手への思いやりの心なども育ってくるころです。習い事を始めると、保育園や幼稚園だけでは学べないことも覚え、できることも増えてくるので、自分の力で何かを成し遂げようとする自立心が養われてきます。自発的に何かをやろうとしたり、もっとうまくなりたいと努力したりという姿勢も培われてくるでしょう。

新しいことの吸収が早い

幼いころから何かを学ばせると、大人になってから始めるより覚えが早く、頭も柔らかいので吸収しやすい傾向にあります。英語や暗算など大人顔負けの能力を披露してくれることもありますよね。


大人になってから「英語が話せたらなあ」と思った経験のある方なら、小さいころに英語を習得させておく必要性の高さは感じているのではないでしょうか。

心身にいい影響がある

習い事は、幼稚園や保育園では教わらないことも習得することができる機会になります。運動系の習い事なら健康的になったり運動能力が伸びたりしますし、言語系や芸術系なども幼いうちから始めることで才能が開花する可能性もあります。


今までできなかったことができるようになると自信にもつながるので、困難なことにも前向きに挑戦するポジティブな精神が養われていくでしょう。

年中さんに人気でおすすめの習い事を種類別にご紹介

習い事 PIXTA

年中さんに習い事をさせてみたいと思ったら、まず考えなければならないのが「どんな習い事がいいか」ということではないでしょうか。お子さん自身では、まだやりたいことがわからない場合も多いので、親の立場で役に立つ習い事を選んであげたいですね。ここでは、年中さんに人気があるおすすめの習い事を種類別にご紹介していきます。

学習系のおすすめ習い事は英語・英会話教室

英会話 PIXTA

日本では中学と高校の6年間授業を受けてきても、英語を話すことに抵抗がある人はたくさんいますよね。2020年からは小学校の英語授業も必修化となり、ますます英語の重要性は高まっています。


年中さんのうちから英語に親しんでおけば、小学校からの英語の授業にも抵抗なく取り組めるので、英語教室の人気がとても高くおすすめです。


また、年中さんになると言葉でのコミュニケーションをとることが増えてきて、読み書きを覚え始めるころ。日本語とあわせて英語の教育を受け始めるにもいいタイミングと言えます。

  • コース内容:アルファベットや簡単な英単語を覚え、聞き取りや発音の練習を行います。
  • 月謝の目安:6,000円~8,000円程度
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運動系のおすすめ習い事は水泳教室・スイミング

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運動系の習い事はいろいろありますが、体が鍛えられる、小学校に入ってからの水泳がスムーズに取り組めるなど、さまざまなメリットがあるスイミングがおすすめです。

陸上で行うスポーツとは違い、水泳をする機会は限られてくるので、スイミングスクールに通わないとなかなか泳ぐ技術は身に付きませんよね。

水泳は運動機能には左右されにくいので、スポーツが苦手なお子さんでも始めやすく、全身運動なので成長期の年中さんにとてもいい影響を与えてくれます。

  • コース内容:4歳頃からの水泳教室では、本格的な水泳と言うより水に慣れるところから始めるので、水が怖いというお子さんでも安心です。親子で参加できるコースもあります。
  • 月謝の目安:6,000円程度

芸術系のおすすめ習い事は音楽教室

音楽教室 子ども PIXTA

バイオリンやピアノなどの楽器演奏で世界的に活躍している人は、3歳ごろから始めたという人もいますよね。ピアノやバイオリンなどの楽器を演奏するには、ある程度の指の力なども必要になるので、指先に力がついてくる年中ごろから始めるのがおすすめです。


感受性もより豊かになるころなので、音楽を演奏することによって豊かな精神性が育まれますし、音楽を楽しみながら通えるお子さんも多いでしょう。

  • コース内容:4歳向けの音楽教室では、ピアノやバイオリン、ギター、フルート、ドラムなどのほかに歌のコースもあるので、どの楽器にするか迷う場合は歌から始めてみるのもいいですね。
  • 月謝の目安:6,000円~1万円程度(楽器によっても異なる)

年中さんの習い事選びと始め方のポイント

4歳 PIXTA

お子さんの習い事の選び方と失敗しない始め方のポイントを、Q&A形式でご紹介しますので、迷っていることがある方は参考にしてみてください。

年中の習い事はいくつ始めるといい?

年中さんのうちに習い事を始めることにはメリットがたくさんありますが、同時にたくさんの習い事を始めればいいというわけでもありませんよね。


習い事には必ず毎月の月謝が発生しますし、何よりお子さんに負担がかかり過ぎてはよくありません。気に入った習い事があればひとつでもいいですし、余裕があって好奇心が旺盛なら英会話とスイミングなどジャンルの違うタイプで2つくらい通わせてもあげても良いでしょう。あくまでもお子さんが楽しんで通うことが大切なのであまり無理のないよう様子を見ながら増やしてみてください。

年中の女の子にはどんな習い事がいい?

男女関係なく人気なのが英語や水泳などの習い事ですが、特に女の子におすすめなのは、姿勢がよくなるバレエやダンス、将来の仕事にもつながる可能性があるピアノなどです。護身術にもなる空手や柔道なども身につけておくのも、今のご時世安心に繋がりますね。

年中の男の子にはどんな習い事がいい?

男の子におすすめな習い事は、体が強くなる水泳や、楽しく通える球技などのスポーツ系の教室です。将来的に仕事に役立つ英語やプログラミングなどの習得もおすすめ。

ただ、好きなことに集中しがちな男の子には、無理やりやらせるより好きなことを伸ばすほうが続きやすいかもしれません。

年中で習い事を始めるポイントは?

年中さんはまだ4~5歳。将来役に立つことを始めるのもいいですが、やりたくないことを無理に押し付けて苦手意識が強くなったり、通わなくなったりしては意味がありません。


まずは、好きなことや得意なことを伸ばせる教室を探してみて、お子さんの性格に合うかどうか、体験入学をしてみることをおすすめします。

子どもが習い事を続けられるようにするには?

習い事 PIXTA

せっかく習い事を始めても、お子さんが無理をしたり、「行きたくない」と言い出したりしてしまったら困ってしまいますよね。お子さんが嫌がらずに習い事を続けていくための対処法についてご紹介します。

習い事に行きたくない理由を聞き出す

お子さんが急に「習い事に行きたくない」と言い出したら、無理強いせず、まずはその理由を聞いてみてください。先生が苦手だったり、お友達とケンカしてしまったり、うまくできなくてやる気をなくしてしまったり…理由によって対処法も変わってきますので、叱ったりせず何があったのか根気よく聞き出すことが先決です。

先生にも協力してもらう

お子さんが習い事に行きたくない理由がわかったら、その教室の先生に相談してみることも重要です。習い事の最中はどんな様子なのか聞いたり、自信を無くしているようなら褒めてもらったり、家庭ではできないフォローをしてもらうためには、先生の協力も欠かせません。

ときには休み、教室を変えることも検討

体調が悪かったりケガをしていたりする時は、無理に通わせずに休むことも必要ですし、お子さんとの相性が悪いようなら、教室を変えることも検討してみてはいかがでしょうか。


選んだ習い事が合っていないなら、軌道修正して本当に得意なことを伸ばすのもいいですね。また、一時的に少しやる気を失っているだけなら、一緒に見学だけしてみると、頑張っている仲間を見てやる気が戻ることもあるようです。

年中さんが楽しく通える習い事を選ぼう

習い事 PIXTA

習い事はお子さんの将来のためにもとても役立ちますが、無理強いするとかえって苦手意識を持ってしまうこともあります。年中さんはまだまだ未知数なところもありますので、楽しみながら能力を伸ばせるよう、お子さんに合った習い事を選んであげてください。

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