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空手の月謝の相場は?教室の選び方や月謝以外の費用、習わせるメリットも

東京五輪での選手の活躍もあり、子どもの習い事として空手教室を候補にあげるママパパもいるのではないでしょうか。ただ、「空手教室の月謝はどのくらいなのか…」と悩む方もいるでしょう。そこで今回は、空手を習い事にする場合の月謝の平均的な相場を中心に、入会金・登録料・保険料・年会費についても解説します。空手を習うことの四つのメリットも紹介しますので、「月謝を払っても習わせるべきか?」という疑問も解けるはずですよ。

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空手ってどこで習えるの?

空手は剣道や柔道と同じ武道ですので、体が鍛えられそうに思えますし、礼儀正しさも身につけられそうですよね。2021年の五輪でも選手が大活躍し、注目を集めました。ここではまず一般的に空手を習い事にしたい場合、どこで習う機会があるのかをご紹介します。

子どもを空手を習わせるには

知り合いに空手を習っている人がいる場合は、そうした人に話を聞くのが手っ取り早い方法でしょう。

ただ、ママパパいずれも空手を習ったことがなく、知り合いもいない場合は、日本空手協会が紹介している支部から、通いやすい道場を探して見学を申し込むのが良いでしょう。

多くの道場は初心者でも大丈夫というところが多いようですので、まず近くの道場を見つけて見学・体験の申込をしてみることをおすすめします。

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空手道場ってどうやって選べばいいの?

Q. 道場を選ぶときのポイントを教えてください。
A. 通いやすい場所であること、見学ができることです。それに加えて、道場の指導者や生徒の礼儀が正しければ間違いないでしょう。
また、選手強化ばかりを重視する道場は避けた方がいいでしよう。競技中心の道場は、運動神経の良い子に指導が偏ってしまい、選手になれない子は遠ざけられてしまう傾向があります。 ※1

知り合いが習っている、指導者と知り合いである、という場合は内部の話を詳しく聞けますが、全く伝手がない場合は子どもに合った道場を選ぶ方法ってわかりませんよね。

空手道場にも「初心者から育てる」道場と「選手を強化することに注力している」道場があるようです。これは最初の体験や見学の際にしっかりと様子を見ることが大切だということですよ。

空手の習い事って月謝の相場いくらくらい?

空手 PIXTA

子どもの習い事は、種類に問わず3000円~5000円程度を考えているママパパが多いようです。では今回ご紹介している空手に関しては月謝はいくらくらいなのでしょうか。

空手は「稽古場所」が学校などの体育館である場合と、指導する先生が自身の道場を持っている場合などでいくらか違いがあるようです。また、流派が独自の道場を確保している場合も、学校や公民館で習う場合より割高になる傾向があるようです。

稽古場所が学校施設など公共施設を借りている場合

学校など公共施設を借りている場合の空手教室は、スポーツ少年団に加盟している場合も多く、練習場所は地元中学校の武道場ということも。学校の施設を借りている場合は場所代も高くないので、週二回で月謝が4,000円という道場もありました。

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独自の稽古場所を確保している場合

街中で自前の稽古場を持っている道場は、公共施設を借りている空手教室より月謝がやや割高な印象です。ただ自前の道場なので、お稽古を休んだ場合の「振替稽古」を申し込んだ場合、都合をつけてもらいやすいメリットはありますね。

関東圏の二つの空手道場を調べると、対象年齢のクラスが開かれていれば週何回でも参加できて7,120円(幼児・小学生コース)という道場や、週2~3回の稽古で5,000円(年齢関係なし)という道場がありました。

ただ月謝は道場によって、週何回通えるか、自由に稽古をすることは可能かなどルールが異なるので、通ってみたい道場がある際は直接問い合わせて内容を確かめましょう。

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入会金など月謝以外の費用は必要?

空手を始める場合、月謝以外に必要な費用として考えられるのは「入会金」と「スポーツ保険」です。また道場によっては「年会費」が必要な道場もあります。

入会金・登録料

入会金は道場によって必要な道場と、不要な道場があります。入会金が必要な道場について、調べた中では4000円~15000円までと幅広いので、空手を始めようと考えているなら一旦入会金も頭に置いておくと良いでしょう。

またほとんどの空手道場は昇級昇段審査に必要な諸団体へ加盟しています。入会金にはこうした諸団体ヘの加盟料・登録料が含まれていることが多いようです。

このため、入会金が必要ない道場や空手教室でも、団体への会員登録料は必要となっていることもありますよ。先に挙げた入会金が4000円の道場では、別途会員登録料として4000円が必要と記載されています。

スポーツ安全保険

スポーツを安心して実施するために必要なのが「スポーツ安全保険」です。これは月謝に含まれている場合と、月謝に含まず別途支払う場合があり、これは道場によって方針が異なります。

別途で支払う場合は、子どものA1という保険の種類で1050円、またはAWで1700円でした。

年会費

年会費も入会金と同様に、道場によって不要な道場もあれば、必要な道場もあります。年会費が必要な道場を調べたところ、年会費の幅は10500円~15000円くらいでした。

用具の準備に必要な費用は?

空手には剣道や弓道のように特別な道具がたくさん必要ではありません。しかし空手着に加え、初心者の場合はサポーターが必要な場合も。

空手着は幼児・小学生で大体1万円程度。サポーターは部位によって異なりますが1000円~2000円程度が相場のようです。

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空手を習うと身につけられるメリット

空手を習う平均的な月謝の相場について見てきましたが、空手を習うことのメリットとは一体何なのでしょうか?

精神力が高まる

空手を習うメリットとして、まず精神力が高まることがあげられます。空手道では子どもが自分の内面と向き合い、自分の弱さを見られるようになるためです。


日常生活の中で、自分の弱さに向き合うことは多くありませんよね?空手を習うと自分の弱さを見つけられるようになるとともに、弱さを克服することで精神力を高められるようになります。

礼儀作法が身につく

礼儀作法が身につくことも空手の大きな魅力と言えます。子どものしつけをするときに、礼儀作法を重視するママパパもいるのではないでしょうか?空手では「礼に始まり礼に終わる」という考えを大切にしているので、練習の中で自然と礼儀作法が身につけられます。

集中力が鍛えられる

集中力はスポーツにも、勉強にも、仕事にも大切なことですよね。空手を習うと相手の攻撃を読みながら、自分の攻撃を相手に読まれないようにして、タイミングを見計らう中で集中力を養うこともできます。


習い事として定期的に練習を繰り返せば、どのようなときでも集中できる子どもになれるでしょう。

体幹バランスを鍛えられる

空手を習うことのメリットは、精神的なものだけではありません。体幹バランスを鍛えることができるので、身体能力の向上も目指せるのです。


特に空手では、日常生活の中で鍛えにくい体幹バランスを鍛えられます。その他のスポーツをさせるためにも役立つかもしれませんね。

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空手で礼儀作法も身につけよう!

道着 PIXTA

子どもに空手を習わせる場合の月謝相場は、4,000~7,000円とそれほど高くはありません。しかし空手を習わせようとすると、平均的な月謝のほかに、入会金や登録料、スポーツ安全保険料、年会費などがかかります。さらに用具にかかる費用も…。


月謝以外の費用がかさみがちな空手という習い事ですが、その費用を支払っても良いと思えるくらい、多くのメリットがあったのではないでしょうか?


集中力や精神力、礼儀作法など、子どもに身につけてほしいものが多く学べる空手。ぜひこの記事を参考にして、子どもの習い事の一つとして考えてみてくださいね。

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