幼稚園ってどんなところ?何をするの?
自分の子供をどこの幼稚園に通わせればいいのか迷っている方も多いですよね。幼稚園に通わせるのが初めてのママだとなおさら不安だと思います。
そもそも幼稚園とはどんなところで何をしているのでしょうか?園によって様々かとは思いますが、幼稚園についてご説明します。
幼稚園の特徴
- 監督官庁:文部科学省
- 法律:学校教育法
- 対象年齢:3~5歳
- 基本保育時間:9:00~14:00
- 土日祝休み
- お昼寝とおやつ無
- 春・夏・冬休み有
- 公立と私立がある
対象年齢は3歳~ですが、2歳でもプレ幼稚園クラスがあったりと多様化しています。また家の方針によって3歳から入園する3年保育と4歳から入園する2年保育と選べます。
そして、公立か私立かによって園児達の雰囲気や教育の方針施設の設備等も変わってきます。
公立の幼稚園
幼稚園の約4割が公立の幼稚園です。運営は自治体が行っており、学費が私立に比べて安いのが特徴です。私立に比べると保育もどちらかといえばのびのびしている所が多いようです。
私立の幼稚園
私立の幼稚園は仏教系、キリスト系などの運営するところによって異なる方針があります。有名私立大学の附属幼稚園など入園するのに受験をするような幼稚園もあります。
学費は公立に比べると高い反面、設備が整っていたりします。
幼稚園の一日
子供たちは9時の登園から14時のお迎えまでは園でたてたカリキュラムに沿って行動します。お昼ご飯はみんなで一緒に食べ、保育園のようにお昼寝やおやつの時間はありません。
早期教育や小学校受験を目標に据える園の場合は遊びだけでなく、英語やリトミックなどに取り組んでいるところもありますがそれだけでなく自由に遊ぶ時間も設けられています。
一般的に9時から14時までを保育時間としている所が多いようですが、延長保育を実施している園も増えてきています。
幼稚園に入園するまでの流れ
幼稚園には直接幼稚園に申し込みをするところがほとんどです。人気のある園だと面接や簡単な試験がある所もありますが、申し込み順や全員入園などのところも多いです。
幼稚園の入園までの一般的な流れは以下の通りです。
- 9月:幼稚園見学
- 10月:入園説明会(願書配布)
- 11月:願書受付・面接・面接結果発表
- 2月:制服や教材等受け渡し
8月頃から幼稚園の情報収集するママも多いようです。園が開催している見学会以外に運動会やバザーなど園の行事に見学するとまた違った園の様子が知れて良いようです。
幼稚園を選ぶ時のポイント4つ紹介!
それでは実際に幼稚園を選ぶ際に必ず押さえておきたいポイントを4つご紹介いたします!幼稚園を選ぶ際に参考にしてくださいね!!
1.通園手段は何にする?
幼稚園への通園方法は幼稚園選びの大事なポイントの一つです。主な通園方法はバス、自転車、徒歩がありますが、ママとお子さんにとって、どれが合っているのか検討してみてくださいね♪
バス通園
幼稚園バスは、通いたい幼稚園が遠くても通うことができ、毎朝子どもの登園の様子を先生に見てもらえるというメリットがある一方で、費用がかさむという現実問題も。また、長時間バスに乗って通うことが少なからずお子さんの負担になるということも考えられます。
自転車通園
自転車であれば、ある程度の距離までの園に通わせることができますが、転倒や事故などの危険が伴いますし、雨など荒天の時の通園が大変です。園に駐輪場所があるかどうかも確認が必要です。
徒歩通園
徒歩での登園は、費用がかからず、お子さんとのコミュニケーションの時間も取ることができます。また、毎日幼稚園に行くので園の様子を見ることもできますし、先生とも顔を合わせて会話する時間が取れますね。
その一方で、遠くの幼稚園に通うことはできず、お天気の悪い日は歩くのが大変などのデメリットもあります。
2.お昼はお弁当?それとも給食?
園によって給食だったりお弁当持参だったりします。給食の場合は、幼稚園専門のお弁当屋さんが入っていることが多いです。お弁当づくりを負担に感じる場合は給食がある幼稚園を選ぶのも一つですが、給食には給食費がかかります。
便利な分費用が加わるので、毎月の保育費用の合計額についてはしっかり計画を立てる必要があります。
最近は、給食とお弁当両方に対応した園も増えてきていますので、事前にしっかり確認することが大切です。
3.教育方針に共感できる?
園の保育に対する考え方は様々で、それぞれの園がその園なりの特色を打ち出していますが、家庭の教育方針と園での方針が合っているか、園の方針に共感できるかどうかはとても大切なポイントです。
事前の説明会や園開放や一日入園体験などには積極的に参加して、園の保育方針について十分な情報を集めましょう。先生たちに質問したり、まわりの先輩ママたちに園の評判などを訊いたりしてみるのも良いですね。
4.園の雰囲気や先生たちの様子
園児たちの雰囲気は自分の子供に合っているかどうか確認することはとても大切です。見学の際には園児が表情や遊んでいる様子をよく見てくださいね。
さらに先生方が子供にどんな接し方をしているかが重要です。泣いている子や子供同士のトラブルにどう対処しているかだけでなく、先生同士の様子もしっかり見極めたいところです。
園を取りまとめる園長先生が明るく朗らかな印象の園は、先生たちの雰囲気にも通じているはずです。園長先生はどんな人柄なのか、実際にお話をしてみるといいでしょう。
上手な幼稚園の選び方はまず見学から始めましょう。
大切なわが子が日中を過ごす幼稚園。考えれば考えるほど頭を悩ませてしまいがちですが、お子さんが楽しく過ごせるかどうか、ということが一番重要です。
ぜひ、一緒に園見学やプレ保育に参加してみて、どの幼稚園が気に入ったか、意見を聞いてあげてくださいね。
そして子供に合っているかどうかを考えつつ、ママにとっても満足できる園なのかどうかを考えてみるのが、親子ともにストレスなく園での生活を送っていく一番の方法ですよ♪