2016年6~7月期のみんなのうた「おおきなおなか」が感動的
1961年にスタートしたEテレの5分間の音楽番組「みんなのうた」。これまでに放送された曲は1300曲以上であり、初回は「おお牧場はみどり」だったそうです。NHKを代表する長寿番組として広く親しまれています。
2016年6~7月期のみんなのうたの楽曲「おおきなおなか」が妊娠中や子育て中のママにぴったりで泣ける!と話題なんです。
おおきなおなか
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JAN:4540399317373 MUCAー8 発売日:2016年06月08日 MUTOWN RECORDS CRaNE クレイン (株)ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション [Disc1] 『おおきなおなか』...
おなかの中のあかちゃんを愛おしく想い、もうすぐ会える喜びを感じているママの日常を歌った曲です。
「ちゃんとママになれるかな」と不安も感じます。でも、会いたい気持ちは、大きなおなかよりもっともっと大きい。
赤ちゃんを抱きしめられる日を、待ち遠しく想う。そんな気持ちを伝える一曲です。
歌っているのは静岡県出身のシンガーソングライター「CRaNE」
「おおきなおなか」を歌っているのは、静岡県浜松市出身のミュージシャンでありシンガーソングライターであるCRaNe(クレイン)。ボーカル・作詞はsanaeさん(写真左)、ギター・作曲は田中昇吾さん(写真右)です。
2009年にシングル曲「希望の空/運命の人」でデビュー。2013年には、リリースした1stアルバム「Overfly」の収録曲「ドンナ・サマー」が、TBS系「アッコにおまかせ!」真夏のエンディングテーマ(8月度)として採用されました。
そして、2016年Nテレ「みんなのうた」のために書き下ろした楽曲「おおきなおなか」が2016年6~7月の新曲に決定しました。
静岡県浜松市を中心に活動中ですが、全国各地で精力的にライブ活動を行っており、「おおきなおなか」も既にお二人のライブでも披露されているようです。CDも絶賛発売中です。
「おおきなおなか」という曲、何といっても歌詞が素敵です。CRaNEのsanaeさんは、ブログでこの曲についてこのように話しています。
深い愛情を感じてもらえればいいな
おなかの中のあかちゃんにもうすぐ会える喜びや、愛おしく想う気持ちの中で過ごしていくママの日常。
ふとした瞬間、「ちゃんとママになれるかな」と不安を感じたり、でもそんな時は、おなかの中のあかちゃんに元気や勇気をもらったりしながら、『おおきなおなか』の中のあかちゃんを抱きしめられる日を、待ち遠しく想う。愛おしく想う。
そしてあかちゃんも、ママは今苦しいのかなーとか、楽しいのかなーとか、ママのこと見てるはず。
そんな気持ちを歌った楽曲。 出典: www.toma.jp
おおきなおなか は、なかなか具体的なリアルなママ目線の歌詞。
ちびっ子や男の人や出産経験のない方にも、お母さんは、こんな気持ちで、僕、私を産んでくれたんだ。って思ってもらえたらいいな。深い愛情を感じてもらえればいいな。と思います。 出典: www.toma.jp
こんな想いで作られたこの曲。一つひとつの歌詞がとっても素敵なんです。
妊娠中のママや、子育て中のママは、「うんうん」と頷いてしまうほど共感できると思います。
また、CRaNEさんの温かみのある歌声と演奏が、余計に涙を誘います。
「おおきなおなか」の魅力はここ!
「おおきなおなか」の魅力は、なんといっても妊娠中の幸せと不安を表現した歌詞。2番がない短い曲ですが、歌詞にはママの子どもへの愛情が詰まっています。
また、ほとんどの妊娠を経験した人が首を縦に振ってしまう「妊娠中あるある」が歌詞に登場するのも、この曲の特徴。
「おおきなおなか」の素敵な歌詞をご紹介します。
妊娠中の「おおきなおなか」をかみしめる、幸せな歌い出し
おおきなおなかに向かって、「おはよう」「いい天気よ」「今日はお散歩する?」と呼びかけるところから、この曲は始まります。
もうすぐお腹のあかちゃんに会えるかな?と待ちに待っている幸せな瞬間。妊娠中って、ついついお腹をなでて他愛のないことを話しかけてしまいますよね。
「散歩しようかな、それともゆっくりしようかな。」
私は妊娠中に予定日超過して、臨月に何時間も散歩したことを思い出しました。「早く会いたいよ。そろそろ出ておいで。」とお腹をなでながら、たくさん歩きました。今思うと、とても幸せな時間でした。
妊娠中のママの「不安」とそれに応える赤ちゃんの胎動
「ちゃんとママになれるかな?」と妊娠中のママの不安も歌詞の中で表しています。
赤ちゃんを授かって幸せ。だけど、ちゃんと元気に産まれてきてくれるかな。産後はどんな生活になるのかな。ちゃんとしたお母さんになれるのかな。妊娠中のママって気持ちがとっても不安定。
でも、その不安を吹き飛ばしてくれるのが、赤ちゃんのキック。
「蹴とばされて『一緒に頑張ろうね』って言われた」
赤ちゃんの胎動が、ママを応援してくれます。頑張るのはママだけじゃない。出産の時は、ママだけでなく赤ちゃんも頑張ってくれているんですよね。
会いたいという気持ちが溢れだすサビ
「靴下はくのも お料理も シャンプーもキツイ」
妊娠中、特に後期は、おおきなおなかで色々なことが辛くなりますよね。私は食べられるものも制限されたり、夏は暑くてたまりませんでしたし、足の爪を切るのも大変だったなぁ…と思い出しました。
けれども、「会いたい気持ちが おなかより大きい」。
早く会いたい、早く抱っこしたい、パパもママもあなたが産まれてきてくれるのを待ってるよ。母性が溢れだす気持ちが止められない歌詞に、涙してしまいます。
坂井治さんのアニメーションも必見
みんなのうたで流れる「おおきなおなか」のアニメーションを作られたのは坂井治さんという方です。アニメーションを中心に、イラストレーション、絵本などの創作をしていらっしゃいます。
以前から、みんなのうたの中で流れるアニメーションを多数担当されております。あたたかみのある色彩・雰囲気が子ども向けの「みんなのうた」の世界にピッタリです。
「おおきなおなか」は、歌詞はママの気持ちを歌っていますが、アニメーションはお腹の中の赤ちゃんの成長を描いています。このアニメーションを見ながら「キミもこうやって、ママのお腹の中で育って、産まれてきたんだよ」と自分のお子さんにも伝えてみてくださいね。
ママたちに大反響
「おおきなおなか」が2016年6月1日に放送されてから、早くも大反響。特に、妊娠中のママや子育て真っ最中のママたちは「泣ける」「泣きそう」「泣いたー!」というコメントが多く寄せられています。
胎動で返してくれたのを思い出した
お腹の中にいる赤ちゃんって、ママや周りの声をよく聴いているんですよね。
そして、心の中で思ってることもお見通しだったりする不思議。
胎動で「ママ、大丈夫だよ」と返してくれていたことを、この曲で思い出し泣きしてしまいます。
成長する赤ちゃんの絵にウルッとくる
歌詞に共感できまるのは勿論、アニメーションがお腹の中で数か月間育ててきた赤ちゃんの成長を思い出させます。
温かみのある絵がまた、お母さんたちの涙を誘うんですよね。
お腹の子が元気な事だけが救いだった
他の曲が目当てだった方も、偶然この曲を聴いて涙。
妊娠中のママって本当に不安定。幸せな気持ちばかりではなく、体調が悪くなったり、不安に押し潰されそうになったママもたくさんいるはず。
理想ばかりではなく、ママの現実も歌ってくれているところがまた素敵なんです。
毎日を頑張っているママの心に響く一曲
私が思うのは、頑張って赤ちゃんをお腹の中で数ヶ月育ててきたから、この曲を聴いて泣けるのではないかと思います。そして、出産してからも精一杯頑張って子育てしているからこそ、この歌が涙腺に響くのではないでしょうか。
日々、家事・育児・仕事に追われると、妊娠中の気持ちや出産の時の痛みのこと、つい忘れてしまいがちですよね。でも、この曲が赤ちゃんがお腹にいた時のことを思い出すきっかけになるのではないでしょうか。
ぜひ、お子さんと一緒に「みんなのうた」を見て、「あなたもママのお腹の中にいたんだよ」「こんな気持ちだったんだよ」とお話してみてはいかがでしょうか。パパも一緒に、家族でこの曲を聴いてみるのも素敵ですね。
妊娠中で赤ちゃんを待っているママ、子育てを頑張っているママに、ぜひおすすめの一曲です。