金利重視で住宅ローンを選ぶと思わぬ落とし穴が…
住宅ローンを検討する際、まず気になるのが金利でしょう。金利がどれくらいの水準かによって総返済額が変わるため、重要な要素といえます。ただ、金利だけで選ぶと損をしてしまう可能性も。
金利のタイプや返済方法にはいくつか種類があり、これらの選び方によっても総返済額が左右されます。借入時にかかる諸費用(ローン保証料や手数料など)、団体信用生命保険(団信)など、ほかにも考慮すべきポイントがあるのです。
住宅ローン商品を選ぶときに確認したい5つのポイント
では、住宅ローンはどのようなポイントで選んでいけばいいのでしょうか。住宅メーカーや不動産業者から提携金融機関を指定される場合がありますが、もし自分で選ぶ余地があるならば、次の5つのポイントに沿って検討してください。
1. 金利のタイプ
1つめのポイントは、返済金額に大きく関わる金利タイプの選択です。住宅ローンの金利タイプは「全期間固定型」「変動型」「固定金利選択型」の3つに分かれます。