横浜市の幼稚園補助金制度について
幼稚園に通う園児のいる世帯を対象とした補助金制度があるのを知っていますか?各自治体によって、その対象や金額は異なります。ここでは、横浜市についてまとめてみました。
幼稚園の補助金制度ってなあに?
私立幼稚園等への就園にかかる入園料や保育料について、補助金を交付します。その金額は園児の世帯所得に応じて決定され、保護者の経済的負担の軽減を目的としています。
補助対象の条件は?
- 横浜市内に住民登録がある
- 実際に、横浜市内に在住である
- 私立幼稚園に在園し、市内より通園している。
以上、すべてを満たしていることが条件です。ただし、国籍は問わず、横浜市外の私立幼稚園も含みます。
どこで?いつ?手続き出来るの?
「手続き」「交付」ともに、各幼稚園を通じて行われます。6月に配布される申込書にて手続きを行い、12月に交付されます。また、途中入園の方を対象に11月と1月に追加申し込みがあり、3月に交付されます。
実際の補助金額はいくら?
補助金の額は、その世帯所得に応じて決定されます。
【生活保護を受けている世帯】
308,000円
【前年度市民税額非課税世帯】
199,200~308,000円
【前年度市民税所得割非課税世帯】
199,200~308,000円
【その他 補助金金額区分により】
48,000~308,000円
知ることが大切です
お子さんの入園を控えて、多くの幼稚園や保育園、こども園を調べている方は多いでしょう。
その園の方針や雰囲気、場所などのほかに重要となってくるのは、就園にかかる費用です。園によって、入園料や保育料に違いが見られます。園の特徴には一長一短あり、入園前に正確に比べられるものではありませんが、費用に関しては明確に表れます。その際、受けられる補助金の特徴や金額を知っておくことは、選択肢の幅を広げる大切な要素となります。
また、横浜市では平成27年度より「子ども・子育て支援新制度」に移行する園もあります。今後も毎年のように制度が移り変わっていくでしょう。同じ条件であっても、ご兄弟で数年の開きがあれば、それだけ制度は変化しています。
今現在の最新の情報を、常に把握しておくことが重要となります。お子さんの入園を後押ししてくれる制度を、きちんと知っておきましょうね。